オール読書日記 home 読書日記保存版2013年版
過去読書日記 2000年1月〜2012年12月
3月31日(火) C
外国人かAIか〜「人手不足」ニッポンの間
違えられない選択』荒木秀之 産経新聞出
版1100円。りそな上席研究員による日本
社会への提言 日本型経営への回帰が結
論。少子化の原因は それとは違うと思う。
3月30日(月) C
「図解 ホテル空間の演出 シーン別 設計
と運営の仕掛け」 小島衆太 2500円 学
芸出版社 。若手建築家が 47のホテルに
実際に宿泊し、自筆スケッチと写真で ディ
テール紹介。やや 上から目線的な印象。
3月29日(日) C
「大江戸 交際・交流 百景」 西田知己 東京
堂出版2400円。日本史家。江戸出版物か
ら、勉強と稽古、趣味と娯楽、季節と商売、
旅行と移動、日本と外国、それぞれ江戸風
景20景づつ全漢字ルビ付で紹介 面白い。
3月28日(土) C
現代ストリップ入門」 2530円 書肆侃侃房
群馬県立女子大舞踏学教授・藤大佑とスト
リップ ZINE編集者・夏堀うさぎ共著。女性
観客増殖中 という現状を、各方面のほか8
名による執筆で社会学的に考察するのだ。
3月27日(金) C
名刀ファンもうなる! 時代劇アゲイン 「七
人の侍」 から 「侍タイムスリッパー」 まで』
IDP出版 1800円。刀剣に詳しく また時代
劇ファンの 編集者・町だてつ。今また人気
の時代劇映画と結び付けた、名刀談義く。
3月26日(木) C
「レストランビジネス」 東龍 クロスメディア・
パブリッシング 1680円。同社の好評業界
シリーズ。台湾生まれで日本帰化のグルメ
ジャーナリストだという。ほぼ全方位的に業
界の過去・現在・未来をレポートするのだ。
3月25日(水) C+
「心の病」がみえる脳科学講義 ―精神疾患・
発達障害を持った人の頭の中で何が起きて
いるのか』 加藤忠史 翔泳社2400円。順天
堂大教授にうよる6回の講義を書籍化。統合
失調症、うつ病、双極症など、心理学だけで
なく脳器官としての原因を追及。説得力大。
3月24日(火) C
22文字でふつうの「ちくわ」をトレンドにして
ください』 武政秀明 1500円 サンマーク出
版。自動車営業マンから 新聞記者へ、さら
にWEBマガジン編集者として記事タイトル
制作のプロに。その極意を 披露するのだ。
3月23日(月) C
仕事も人生も、これでうまく回る!「不器用
解決事典」 中島美鈴1700円 朝日新聞出
版。自身もADHDだという福岡在住の臨床
心理士。いい書名だ いつも遅れる人、空気
が読めない人、片付けができない人などへ
のアドバイス。ただ これで解決は厳しそう。
3月22日(日) C
「文体のひみつ なぜあの人の文章はつい
読んでしまうのか?」 三宅香帆 サンクチュ
アリ出版 1200円。文芸評論家を自称する
1994年生。文芸作品やブログなど、52名
の有名人の文章を 詳細に解読するのだ。
3月21日(土) C
「なぜ人の体はこんなにつくりが悪いのか
2足歩行で起こった人体の不合理に迫って
みよう」飯島治之 技術評論社2400円。解
剖学者による骨格・筋肉系の他動物との比
較。脳の発達と 言葉の発生、道具の発明
それに 社会性の獲得も 出来たんだから。
3月20日(金) C
「予想外」を予想する方法』 3200円 草思
社。英バース大の数学者 キット・イェーツ
上級講師。一般の認知バイアス からの社
会事象を解説する。ただペイズ定理と尤度
については ついに理解できず 全471頁。
3月19日(木) C
新装版「日本刀入門 この1冊で魅力がわ
かる」 イカロス出版 2200円。鉄道・飛行
機に強い出版社が刀でも 小型のムック本
近頃の刀剣女子の多さに 答えるかたちだ
内容は ほぼ常識的、過不足はないもの。
3月18日(水) C
「なぜ鬼は虎皮のパンツをはくのか 仏教の
ヨコ道ウラ話」 石井公成 法蔵館 1500円。
仏教文化研究者を自称の駒沢大名誉教授
だ。面白そうな書名だが、中身は それほど
でもなく、惰性で読み終えた。ご苦労さん。
3月17日(火) C
告知事項あり その事故物件で起きること」
児玉和敏 主婦の友社1500円。不動産管
理会社の事故物件担当を長く勤め、独立し
て 不思議現象専門家に。今までの 経験を
週刊誌的に記述 ホントだったら怖い話だ。
3月16日(月) C
BOX&NEEDLEが旅して見つけた「世界
の紙と工房」 青幻社2300円。大正8年か
らの京都の箱屋が 雑貨としての専門店を
開業。大西恭子と娘の景子が 集めた主と
して欧州とネパールでの 紙コレクション。
3月15日(日) C
瞬解!「デザイン用語図鑑」 2200円 日本
文芸社。デザイン専門学校の教科書という
位置付けか。インジェクターイー社 というデ
ザイン制作会社による、ほぼ全方位的な用
語を選択して解説。マーケティング関係も。
3月14日(土) C
カンマの女王 「ニューヨーカー」校正者のこ
こだけの話』 メアリ・ノリス 栢書房2000円。
1978年 から現在まで、ついにカンマの女王
の異名で 英文における用法の極意。すでに
4年で第2刷だ。そんなにも読者がいるとは。
3月13日(金) C
「無機的な恋人たち」 ノンフィクション作家の
濱野ちひろにうよる ラブドールの話。この人
よほどの体験を してきたらしく、前作は動物
性愛者のルポだという。米国や日本の ほか
中国のメーカーにも取材を敢行、なんとも。
3月12日(木) C
ネット世論の見えない支配者」 スタンフォー
ドの研究者 ルネ・ディエスタ。自身が標的に
なったこともあり事件の詳細な記述には や
や辟易。インフルエンサー、アルゴリズム、
群衆、のメカニズムに 異を唱えつつ さまざ
まな提案。本文471頁。原書房 3000円。
3月11日(水) C
「人間科学」 養老孟司 筑摩書房 1810円
解剖学の立場から 脳の自己認識と社会性
という哲学的な、難しい話の連続。それでも
読み進み最終章で 人間の直立2足歩行論
2004年の第4刷が なぜ今新刊コーナー。
3月10日(火) C
「衣の民俗事典」 柊風社16000円。4名の
編集委員ほか 43名の執筆者は 民俗学研
究者。全方位的で 初めて知ることも多かっ
た、それにしても貧しかった日本の姿だ。最
終章、柳田・宮本以外の研究者の業績紹介
は大変貴重かつ 勉強になった。全582頁。
3月9日(月) C
文藝春秋オピニオン「2026年の論点100」
1800円。新春恒例の 文春ムック。見開き
で コンパクトに専門家が解説だから 意外と
スピード感をもって 読める。内容は 多岐に
オールドメディアやSNS以外もあり、有益。
3月8日(日) C
新版「欲しい」の本質 人を動かす無自覚な
欲求「インサイト」の見つけ方』 2200円 宣
伝会議。マーケッティング会社 「デコム」の
社長・大松孝弘とパートナー・波田浩之。と
もすれば属人的な 分析についての方法論
2017年刊 AI による今後の展開に期待。
3月7日(土) C
「山の仕事ガイドブック 大自然と向き合う
30人の現場案内」 学芸出版社 2200円
山仕事コーディネーターを自称・松見真宏
編著。美しい写真とともに 若者から中年ま
で 各人の半生記でもある 企画が宜しい。
3月6日(金) C
「なぜ、人はアートに惹かれるのか 知識人
や富裕層がアートを買う理由、美と所有の
本質」 橋芳郎 晶文社 1700円。東京・
銀座と大阪・梅田で 画廊を経営。アートの
効用を歴史から資産価値まで 縁遠い話。
3月5日(木) C
「誰も知らない色の物語 色の美しい世界に
ときめき、知識が深まる本」 桜井輝子 インプ
レス 2000円。対象は若い女性らしく可愛ら
しい装丁 150色をCMYKと・RGB両データ
付きで紹介するのは カラーコンサルタント。
3月4日(水) C
「ゲームビジネス」 岡安 学 クロスメディア
パブリッシング1680円 インベーダーゲー
ムから 47年、eスポーツジャーナリストに
よる ゲーム業界の現在地と将来像。読書
依存症には ゲームにあてる時間はない。
3月3日(火) C
「人はなぜ他者を差別するのか 排除と差
別、そしてヘイトの現在地」 2000円 論創
社。13人がそれぞれの立場で執筆。やは
り いじめ・差別は人間の本質、それを知性
で越えたい、編著者・森達也 には説得力。
3月2日(月) C
クリエイティブファシリテーション「厄介な問
題」をズバッと解決する』 2000円 日本能
率協会 クリエイティブファシリテーターを自
称のAKI著。ともすれば 属人的な ファシリ
テーターのスキルセンスだが パターンラン
ゲージの手法で解決。できる訳ないだろう。
3月1日(日) C
「伝え方ひとつで替わるわたしの毎日 気持
ちがスッと届くコツ82」 大和書房 1600円。
販売店経営と、コミュニケーション・コンサル
タントのEmiさん著。すでに21冊の本 天性
というか、幸せな家庭に育ったんだよなあ。
2月28日(土) C
日本人が知らない「世界シェアNo.1のすご
い企業」 田宮寛之 プレジデント社1700円
東洋経済編集長として4000社以上を取材
GNT(グローバル・ニッチ・トップ)企業50社
を紹介する。後半2/5が半導体製造関連。
2月27日(金) C
「図解まるわかり ロボットのしくみ」 翔泳社
1880円。科学ライターの三津村清貴によ
る各方面での開発の現在地。他分野は知
識のうちで、とくに最終章の ヒューマノイド
の開発の現況については 勉強になった。
2月26日(木) C
「人生後半の戦略書 ハーバード大教授が
教える人生とキャリアを再構築する方法」
アーサー・C・ブルックス SBクリエイティブ
1700円。前半の仕事依存症・成功依存症
からの脱出はわかる。後半は しりつぼみ。
2月25日(水) C
ブームの落とし穴「低山」登山のやってはい
けない』 野村 仁 青春新書1100円。アウト
ドアを専門とする 編集ライター。50年の登
山歴から 留意点を、親切に教えてくれるの
だ。東京近郊の モデルルートも紹介する。
2月24日(火) C
「東京文学的喫茶」 甲斐みのり 1600円
白泉社。好きな本を抱えて、ゆかりの記念
館や喫茶店で のんびりと、文学的女子の
優雅な休日を小型ムック本で 紹介するの
だ。まあ好きにやってください という感じ。
2月23日(月) C
一冊でまるごとわかる「里山」入門』 ベレ出
版 1900円。里山湿地研究所代表 1980
年生 富田啓介著。ともすれば 情緒的かつ
イメージ先行の里山について、科学的な知
見を集大成。読者対象は中高生のようだ。
2月22日(日) C
「考察する若者たち」 三宅香帆 PHP新書
1000円。1994年生 文芸評論家の報告。
自分探しに揺れる若者へ、「おわりに」 で5
つの助言。 その1番目に 本を読めだと。そ
れができりゃ苦労はない、のではないか。
2月21日(土) C
「昭和 絶滅危惧職業の人々」 秋山真志 中
央公論新社 1900円。ノンフィクション作家
の2011年の著作を再編集、故に本当に絶
滅も。飴細工・俗曲・銭湯絵・幇間・見世物・
蝋人形・チンドン屋・流し へのインタビュー。
2月20日(金) C
「失敗しないおとなの言葉の使い分け辞典」
Gakken 1600円。間違えやすい言葉使い
を教えてくれる本。国語力の再確認を、して
みると 大体 8割は大丈夫だが、残りの2割
が怪しかった事態。大変勉強になりました。
2月19日(木) C
「建築でたどる西洋史」 飛ヶ谷潤一郎 朝倉
書店 2500円。東北大准教授による かなり
専門的な西洋建築史。宗教史と絡めながら
の建築の詳細。ギリシャ・ローマか ら始まり
ルネサンスまで。拾い読みで終始した読書。
2月18日(水) C
「イタリヤ食紀行」 大石尚子 1100円 中公
新書。南北1200キロぼ農山漁村と郷土料
理が副題。龍谷大教授による イタリヤ食文
化の概要。イタリヤ発祥の スローフード運
動や アグリツーリズムについても詳述だ。
2月17日(火) C
「神楽 神々をもてなす伎芸」 神崎宣武 角川
選書2000円。現役の神主でもある民俗学者
全国各地に伝わる神楽の性格を、整理しなお
し その本質に迫ろうとする。遠山郷の霜月ま
つりも登場。詳細な記述部分は、拾い読み。
2月16日(月) C
農家が教える「足場パイプ&塩ビパイプで便
利道具 アイデア農具・小屋・棚DIY」農文協
1600円。同社の「現代農業」に掲載の 記事
を再構成のムック本。いかに 安く仕上げるか
頭を使っての 工夫の数々は、痛快至極だ。
2月15日(日) C
「残酷すぎる幸せとお金の経済学」 プレジ
デント社 1600円。拓殖大・佐藤一磨教授
による、世界・日本の研究成果から幸福度
の研究。さまざまな条件下での、統計的な
数値は ほぼ予想の範囲 金が最低条件。
2月14日(土) C
10代から考える こころの健康 ―みんなで
つくる「だいじょうぶな社会」 1800円 大修
館書店。高校保健体育での メンタルヘルス
教育の副読本を意図、東大神経科臨床医・
笠井清登教授。ケア仕事担当への聞書き。
2月13日(金) C
日本人の9割が知らない 「世界の富裕層は
日本で何を食べているのか?ガストロノミー
ツーリズム最前線」 柏原光太郎 ダイヤモン
ド社 1800円。出された食べ物には一切文
句を言わない信条には縁遠い話 日本各地
の名店案内が主。まあ頑張ってくださいな。
2月12日(木) C
「駅近絶景」 自由国民社 1700円。副題は
「駅から徒歩10分で出逢える感動」 春夏秋
冬 季節ごとに絶景地を美しい写真で紹介。
テレビでも放映されるような風景ばかり。た
しかに これ見たら 行ってみたくなるわサ。
2月11日(水) C
江戸時代の図説事典 「訓蒙図彙」 勉誠社
10000円。今から 約350年前に出版され
た朱子学者・中村タ斎(てきさい)の図鑑を
完全復刻。厚さ 5センチ半 全1161頁。一
応全部の項目に目を通してみた。やはり崩
し仮名はほとんど読めず 漢字で類推した。
2月10日(火) C
「認知行動療法 基礎知識から取り組み方
まで」 講談社 1500円。うつ病・不安症・強
迫症など心の病を直すための方法 千葉大
清水栄司教授・監修。対象は本人よりも家
族か 自己肯定感から自信の確保が目的。
2月9日(月) C
47都道府県「日本の地元食大全」 平凡社
1900円。スーパーマーケット研究家を 自
称する菅原佳己著。朝日新聞土曜版連載
を書籍化だ。地元スーパーでの 定番食品
140点を由来とともに紹介 ケンミンショー。
2月8(日) C
「かわいい」の言語学 ― 音とイメージから
解明するネーミングのしくみ』 熊谷学而 大
修館書店 2400円。関西大准教授による。
女性アイドルのニックネーム ゆるキャラの
名前から、言語学的な「かわいさ」を追及。
2月7(土) C
「ポツンと秘境駅 何もないから行ってみ
たい」 天夢人 1800円。旅鉄 BOOKS
シリーズで巻頭を飾る 飯田線秘境駅群
その他 北海道やモグラ駅など多彩な取
材。内容はあまり濃くない印象をもった。
2月6(金) C
「江戸の読書図鑑 江戸っ子が親しんだ
本の世界」 芙蓉書房出版 2300円。江
戸文化研究家の飯田泰子著。意外に面
白い。元禄から宝暦 さらに寛政 文化文
政と、まさに江戸文化発達史そのもの。
2月5(木) C
「コレクターズ パレード 100人の収集生
活」 小鳥書房 2000円。国立市で書店と
小出版社を経営の落合加依子による100
人シリーズ。小学生から傘寿まで 書店主
やライターなど 意識の高い系が登場だ。
2月4(水) C
「東海北陸の地名」 松尾 一 まつお出版
1600円。岐阜市在住の、郷土研究家。
自費出版らしいが、出版社も運営してい
るのか。岐阜中心に 各地の地名の成り
立ちや変遷記述 それはそれで勉強に。
2月3(火) C
歩く人はボケない 町医者30年の結論
長尾和宏 PHP新書 1100円。尼崎市
在住で2500人を看取ったという。認知
症やフレイルのほかに 精神の安定とい
う マインドフルネス効果に言及すべき。
2月2(月) C
「街の本屋は誰に殺されているのか?」
小島俊一 フローラル出版 1600円。松
山在住、書店・取次・出版・著作と4部門
の経験からの問題提起 再販制度・委託
販売・雑誌発売日協定が元凶、と指摘。
2月1(日) C
「大谷のバットはいくら? スポーツを支え
る道具とひとびとの物語」 熊崎 敬 柏書
房 1600円。スポーツ誌ナンバーに連載
道具や用具の値段を探る、トリビア話。メ
ジャーなスポーツから、マイナー系まで。
1月31(土) C
「マンガと図解でわかる! 展示の極意」
オーム社 2100円。製造業マーケティン
グコンサルタントを自称する 弓削徹著。
マンガにも コンサルとして本人を登場さ
せる始末で、全くの宣伝本にすぎない。
1月30(金) C
右脳におまかせ! 見える世界が変わる
「5日間レッスン」 枡田 智 1600円 大和
出版。元エンジニアのマインドフルネス指
導者。未来を不安視せず、過去に拘泥せ
ず 今ここに集中。呼吸瞑想と森林療法。
1月29(木) C
なぜ人は穴があると覗いてしまうのか 人
を “その気”にさせる仕掛け学入門」 幻冬
舎文庫940円。松村真宏・阪大行動経済
学教授。仕掛け学の分析評価は わかる
つくるための方法論がほしい と思うのだ。
1月28(水) C
「なんとなく」の心理を科学する 上 人は
なぜ★5より★2のレビューが気になるの
か』 旬報社 1800円。山梨県立大教授・
松井良太による、心理学の初歩。すでに
知っていることばかり 拾い読みで終了。
1月27(火) C
「西洋の敗北と日本の選択」 900円 文春
新書。仏の人口学者、エマニュエル・トッド
の発表文書を まとめたもの。米国の衰退
はわかる、そして欧州各国の現状。さらに
日本への核武装のすすめが骨子である。
1月26(月) C
「木組みの伝統技術 ―日本の誇る技と文
化を伝える」 理工図書 2300円。早稲田
にある木組み博物館 館長・谷川一雄と副
館長・谷川一美による。大学建築学科1年
生の 教科書的な位置付けと、解釈した。
1月25(日) C+
「言語学的ラップの世界」 川原繁人 東京
書籍1700円。今や慶大教授で 2023年
刊。日本語ラップを多少理解した。韻を踏
むこと、字余りの処理など 統計的な分析
ユーミン曲の字余りの不自然さを 理解。
1月24(土) C
「ヒロシのネガティブ大全」 自由国民社
1640円。書名がまことに秀逸で 借りて
きた。内容は例によって自虐ネタ満載だ
が それ以上のものでもない。わずか 1
時間で 読み終えた。感想も 別にない。
1月23(金) C
「ネーミング全史 商品名が主役に躍り出
た」 岩永嘉弘 日経BP2300円。専門誌
連載加筆。前半はネーミング黎明期の自
慢話が主 同時代の記憶を辿る 2017年
刊 さらに最終章では方法論を展開する。
1月22(木) C
NHKスペシャル「新ジャポニズム」 世界
はなぜ日本カルチャーに熱狂するのか』
NHK出版 1700円。同番組 制作班が、
マンガ・アニメ・ボカロ・和食・デザイン に
ついて、世界での現状を報告。日本語の
多角性と想像力に触れてほしいものだ。
1月21(水) C
「香りの起源を求めて 香水を支える植物
18の物語」築地書館 2400円。パリ在住
料調達会社元責任者 ドミニーク・ローグ。
花や葉・種子の生産現場を 訪ねる旅。後
半は、樹皮・乳香・沈香などの香木関係。
1月20(火) C
「ピースフル オコノミヤキ 世界を丸くハッ
ピーにする お好み焼き図鑑」 1700円 星
雲社。生まれも育ちも広島、というイラスト
レーター むかいあぐる 全国のお好み焼き
72種を 得意のイラストで掲載。レシピ付。
1月19(月) C
誰が「お寺」を殺すのか 貧困化する寺院と
多様化する葬儀ビジネスの裏側』小川寛大
宝島社新書1100円。宗教専門誌・編集長
が現状と 将来を憂うのだ。これは 社会的・
構造的問題である そのあたりは理解した。
1月18(日) C
「新版 科学的な適職」 鈴木 祐 インプレス
1650円。まったくナンセンスな本だ、と思
いつつ最後まで。内外の研究データ から
適職探しを導き出す としているが、全く逆
のデータを付記するのでは 意味がない。
1月17(土) C
「サトシ・ナカモトはだれだ? ―世界を変え
たビットコイン発明者の正体に迫る」 河出
書房新社 2200円。米のジャーナリストの
ベンジャミン・ウォレスの、15年にわたる追
跡 暗号資産そのものについて理解不能。
1月16(金) C
「デンマークの建築 サステナブルで快楽
的なデザインで社会を導く」2700円 学芸
出版社。デンマークに留学経験 あるいは
在住者 6名の執筆。最新の建築デザイン
や 都市施設の紹介。また社会システム。
1月15(木) C
「旅する江戸絵画 琳派から銅版画ま
で」 金子信久 ピエ・ブックス3800円
専門は江戸末期・西洋風景画の府中
市美術館学芸員。江戸時代 通しての
風景画の系図を各部詳細jから解説。
1月14(水) C
お金に頼りすぎない ゆるくて快適な“新・
森の生活”「自給知足がおもしろい」 (株)
キャンプ 2200円 わたなべあきひこ。木
工・電気・発動機の知識と器用さで、楽し
む八ヶ岳山麓に移住25年の 1960年生
まれ その全貌ムックにはたまげるのみ。
1月13(火) C
大阪弁の深み その独特の魅力を味わう
札埜和男 PHP新書1050円。中高で31
年国語を教え 大阪弁研究の龍谷大教授
ら抜き言葉 や「…させていただく」の用法
が 大阪弁から来ているとは初めて知る。
1月12(月) C
渡りたい!くぐりたい!「鉄道探求読本 橋
とトンネル」 小野田 滋 1420円 河出書房
新社 。鉄道オタク・鉄道土木派 に向けて、
鉄道総合技術研究所アドバイザー執筆の
教科書。本文説明の写真の選択が 的確。
1月11(日) C+
「バイリンガルの壁 ―子どもの言葉の発達
をどう支えるか」 松井智子 960円 岩波新
書。自身の英国人との国際結婚から、バイ
リンガル教育を考える。家庭では、7割を母
国語で 生活しないと難しい という話。移民
の日本語の習得でも同じ。中央大学教授。
1月10(土) C
江戸のおもしろ おもちゃ絵「ものづくし」帖』
田辺昌子 東京美術2400円。千葉市美術
館副館長として収集した、江戸末期から明
治まで子ども図鑑としての彩色木版画。こ
れで遊び、知識を得た当時を思い起こす。
1月9(金) C
「ネーミング全史U(令和編) コロナ禍から
SDGs、AI 時代へ」 岩永嘉弘 2000円 日
経BP 。日本ネーミング協会名誉会長の専
門紙の連載加筆エッセイ集 日本語の漢字
平かな・カタカナ・ローマ字・記号、和語・漢
語・外来語・外国語・オノマトペ は想像力。
1月8(木) C
「仕事を頑張る人の温泉術」 永井千晴 朝日
新聞出版1400円。学生のころ温泉ライター
その後 じゃらんを経て、今は会社員だという
1993年生まれ。若い女性目線での 温泉地
や宿の紹介 独り泊・大人限定などの情報。
1月7(水) C+
「鳥観図絵師 吉田初三郎の世界」 昭文社
4200円。八戸クリニック街かどミュージア
ム館長・小倉学著。大正・昭和初期に一世
を風靡した 鳥観図の神様。A4判プラスの
横開きに横長図版 初三郎の世界を堪能。
1月6(火) C
「自由と進化 コンストラクタル法則による自
然・社会・科学の階層制」 2400円 紀伊国
屋書店。たまには 難しい本も読まなくちゃと
借りてはきたが、これは難解だ。デューク大
エイドリアン・ベジャン教授による物理法則。
1月5(月) C
「パンビジネス」1580円 クロスメディア・パ
ブリッシング。同社ビジネスシリーズは人気
パン屋の仕掛け人の 池田浩明と瑞穂日和
共著。業界の現状と 繁盛店の仕組み、さら
には地域おこしの方向性まで幅広い思考。
1月4(日) C
「日本ご当地スーパー大全」 スーパー愛好
家の菅原佳己、全国150店以上を取材 そ
のうち 92店舗を紹介。創業史や看板商品
も写真入。この辰巳出版の 「日本…大全」
シリーズは将来的に、資料的価値が高くな
りそう気配。TATSUMI MOOK1600円。
1月3(土) C
探し方 買い方 いれ方 楽しみ方 「はじめて
の和紅茶」 青嶋ひろの 1800円グラフィッ
ク社。二人の専門家、中原絵亜・森本禎志
が監修。今ブームが起きているらしい日本
の紅茶、30の茶園について 詳細に紹介。
1月2日(金) C
「地図と読む 日本の街道」 1800円。発行
元は地図情報センターで 京大名誉教授の
金田章裕と地図研究家・今尾恵介。発売は
帝国書院。同社の 地理教科書地図を利用
し主要道のほかに地方道も ほぼ網羅だ。
令和8年 1月1日(木) C
「本が生まれるいちばん側」 2100円 ライ
ツ社。松本で祖母が創業し 母が社長の印
刷会社・藤原印刷の兄弟による、オーダー
メイドの本づくり。彼らへの聞き書きを田中
裕子が執筆。ただ書名の日本語 どうか?
12月31(水) C
北海道を味わう 四季折々の「食の王国」
小泉武夫 中公新書 900円。渋谷と札幌の
2拠点生活、発酵学の東京農大名誉教授。
北海道各地を訪ね、オノマトペ 多用の文章
で味わった季節の美味を 語り伝えるのだ。
12月30(火) C
「ぼくたち、親になる」 稲田豊史 1800円 太
田出版。副題はそれでも子供をつくりますか
既婚の男性15人へのインタビュー WEB連
載を書籍化。ナイーブな現代男性の 子供あ
りなし の赤裸々な告白 そもそも意味ある?
12月29(月) C
単身リスク 「100年人生」をどう生きるか』
山田昌弘 朝日新書 900円。65歳でリタイ
ヤしての、残り35年を どうするかという話。
それにポジティブになれない故に 少子化が
進むのではないかと言うのだ。説得力大。
12月28(日) C
「頭の中がどんどん言葉になる 瞬間言語化
トレーニング」 荒木俊哉 1600円 SBクリエ
イティブ。電通のコピーライター、抽象化と具
体化と そのバランスが重要と108の問題を
用意。1問目で放棄も最後まで目は通した。
12月27(土) C
新装版「Cabin Porn 小屋に暮らす、自然と
生きる」 グラフィック者 3200円。米の起業家
ザック・クラインが編集。世界の小屋を紹介す
るサイトから 各地のビルダーとともに 自然風
景の中での 特長ある小屋を掲載。ロマンだ。
12月26(金) C+
男が「よよよよよよ」と泣いていた 日本語は
感情オノマトペが面白い』 山口仲美 光文社
新書1140円。オノマトペ研究の第一人者・
埼玉大名誉教授 笑いや泣きの古代から明
治まで文書から歴史を探る。最後に日本語
の特殊性と その豊かさを、総括するのだ。
12月25(木) C
最新の脳科学でせまる 発達障害とは何か」
NEWTON PRESS 1200円。自閉スペク
トラム症(ASD) 注意欠如多動症(ADHD)
学習障害(LD)について、山末英典 浜松医
大・教授の監修で、症状から 治療までを。
12月24(水) C
動物たちの「増え過ぎ」と絶滅を科学する』
ミネルヴァ書房2000円。北大・齊藤隆名誉
教授による動物生態学講義、高校生向けに
は やや難しい。そこで少子化の問題だ。個
の意志は尊重も 希望の持てる社会の構築
種全体としての社会意識が重要 との結論。
12月23(火) C
「変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物
館」 CEメディアハウス2000円。7人の研究
者にインタビュー、まとめるのは民博ファンの
ミンパクチャン。収蔵庫や 特別展・巡回展な
ど抜かりなく 監修を樫永真佐夫・民博教授。
12月22(月) C
「ニッポン華僑100万人時代 新中国勢力の
台頭で激変する社会」 日経新聞取材班。ほ
ぼ全方位的な取材で 読み応え。ただ税金や
健康・年金保険の支払いや 法律違反がなけ
れば、世代を経て同化するわけで 問題はな
いように思えるが。KADOKAWA1800円。
12月21(日) C
「お金の不安という幻想 一生働く時代で希
望をつかむ8つの視点」 田内 学 朝日新聞
出版 1500円。証券会社出身 金融教育者
を自称。言わんとすることはわかるけど、今
ひとつ思考が整理されていなくて 残念だ。
12月20(土) C
歩くを楽しむ、自然をあじわう 「フラット登山」
佐々木俊尚 かんき出版2200円。頂上を目
指すのではなく、山歩きの楽しさを提唱する
ジャーナリスト。意図はわかる。装備や服装
など持論展開。後半は、首都圏でのモデル
コース紹介する。バイブルともいえる本だ。
12月19(金) C
ビジネスモデルひらめき図鑑 変化の激しい
時代に「設けのしくみ」を作り出す』 ナツメ社
1650円。7つのフレームワークに沿って48
企業での事例を 図解だ。監修を 経営コンサ
ルタントの平野敦士カールが 担当している。
12月18(木) C
「2030-2040年 医療の真実 下町病院長
だから見える医療の末路」 熊谷頼佳 中公
新書ラクレ1050円。認知症を専門とし3代
続く病院長。団塊、団塊ジュニアの 認知症
時代への危惧と、医療行政の矛盾に怒り。
12月17(水) C
「結び100Knots」 つり人社 1800円。
前半は釣り用の結びだが、後半はアウトドア
や暮らし編で バンダナ・ふんどし 干し柿・大
根・唐辛子・西瓜など。さらには、草鞋や捕り
物の早縄まで と懇切丁寧の永久保存版だ。
12月16(火) C
「自分だからできる仕事のつくり方」1600円
ダイヤモンド社。岡崎で オカビズという コン
サルタントの秋元祥治。武蔵大アントレオプ
レナー学部の教授の自慢話に、おつきあい
した。いくつもの方法論を伝家の宝刀だと。
12月15(月) C
「食料安全保障の崩壊 誰もが逃れられない
気候変動と食の地政学」 原書房 2300円。
エベレストの登頂・下山にたとえての 仏の地
政学研究者 セバスティアン・アビス。日本の
中高生にあたる世代への教科書という感じ。
12月14(日) C
「まちかど送水口図鑑」 村上善一 2000円
創元社。消防用の連結送水口の製造会社・
村上製作所の社長。自費出版の雰囲気 本
社ビルに送水口博物館をつくり 自ら館長だ
という。全国収集した送水口について解説。
12月13(土) C
闇バイトの歴史 「名前のない犯罪」の系譜』
藤原 良 太田出版1700円。おりから面白そ
うな書名だが内容はそれほど濃くはない。い
わゆるトクリュウ犯罪について 警察ですら手
こずっている様子 やはり歯がゆさを感じる。
12月12(金) C
「共感の論理 ―日本から始まる教育革命」
渡邊雅子 岩波新書900円。名古屋大院教
育学教授。米・仏・イランと比較して 日本の
綴り方教育が、利他思考につながると 分析
行き詰った資本主義に 新しい展望を機体。
12月11(木) C
農のとびら 「耕さない農業入門講座 ―草と
生き物を活かす新しい不耕起栽培へ―」 農
文協 2000円。その最前線にいる研究者や
実践者が その可能性を熱く語る。今後の潮
流になっていくのか 見守っていきたいもの。
12月10(水) C
「錯視アートの楽しみ 見てしまえば、だまさ
れる」 水曜社 1800円。本来はロボット開発
の元東大教授の杉原厚吉による、錯視作品
集。白眉は後半2/3 数学を駆使しての立体
錯視アート作品 説明はあるが理解は困難。
12月9(火) C
「名水と日本人 起源から百名水まで、文化
と科学でひもとく」 中公新書1150円。京産
大・鈴木康久教授と 立正大・河野忠教授の
共著。古事記から始まり和歌、空海・日蓮さ
に茶事。酒造りや、ミネラルウォーター販売
まで幅広く考察する。意外に面白く読めた。
12月8(月) C
よくわかる!「農林水産分野の知的財産権
入門」丸善出版 2800円。4人の弁理士に
よる。基礎知識とともに農林水産物の事例
や、地域ブランドの形成過程などの詳述だ
やはり県単位で構築していく 必要を理解。
12月7(日) C
「迷宮ホテル 異国の路地と宿の物語を彷徨
い歩く」 辰巳出版1800円。元ボクサーの写
真家・関根虎洸。第1章は客家土楼・ザンジ
バル・上海・香港。第2章はスリランカ・バワ
建築。第3章 マレーシア・タイ・インドネシア
のプラナカン建築と 濃密取材は重量級だ。
12月6(土) C
日経テクノロジー展望2026 「未来をつくる
100の技術」 日経BP 2500円。2016年
版発表から10年と自慢する。内容 はAI関
係が 多くを占める。その他 医療・建設・交
通などの技術成熟度を、検証はしている。
12月5(金) C
最新版 ビジネス図解「不動産評価のしくみが
わかる本」 同文館出版 2100円。公認会計
士で さらに税理士の資格も、という不動産鑑
定士・冨田健による、不動産評価の基礎知識
を豊富な実例で解説。計算方法のサワリも。
12月4(木) C
つながりがゼロでもマスコニに選ばれる「取
材案内書(プレスリリース)」 の書き方・送り
方』 井上千椿 同友館 1800円。報知新聞
出身のコンサルタントが その経験からのノ
ウハウを伝授する。まあ常識の範囲かな。
12月3(水) C
「構成 高橋正人の遺した造形教育」 武蔵
野美術大学出版会 3500円。東京教育大
デザイン専攻教授の教育遺産を武蔵美教
授・白尾隆太郎が まとめたもの。そういえ
ば中学校美術の時間に 思い当たる節が。
12月2(火) C
「アニメ聖地移住」 千葉郁太郎 集英社イン
ターナショナル新書 1000円。聖地巡礼か
ら移住へ、1982年秋田生まれの公認会計
士が、京都宇治への移住。ほかに9名の体
験談 そこからの町おこしの可能性を検討。
12月1(月) C
「まちづくりを仕事にする 事業と人を支え、
伝え、つなげるしくみ」 2000円 学芸出版
社。全国 タウンマネージャー協会・編著で
成功例の8人を、その成果とともに紹介す
る。空き店舗が、駐車場になるばかりの飯
田市の中心商店街も、なんとかしたいが。
11月30(日) C
サクッとわかるビジネス教養 デジタルマー
ケティング」 新星出版社1500円。いつもの
ことながら この出版社の本は表面的。いち
おう山浦直宏が監修しているが、中身は薄
い。イラストも、必要のないものばかりだ。
11月29(土) C
「橋旅のススメ!」 吉田友和 1700円 産
業振興センター。珍しい橋・美しい橋を求め
ての全国行脚。WEBに掲載らしいが 有名
どころはキチンと抑えている。30ヶ所の旅
行記をグルメとともに紹介 全421ページ。
11月28(金) C
「大人の愛着障害 ―人生を縛る心の傷」
高橋和巳 ちくま新書 900円。1953年生
まれの精神科臨床医。生きることにおいて
一番大切な安心と自己肯定感は、幼少期
母親への甘えができたかどうか、と喝破。
11月27(木) C
「ゆれる時代の生命倫理 ケア・美容整形・
安楽死などシチュエーションで考える8章」
笠間書房 2500円。北里大小林亜津子教
授による問題提起、ほかに卵子凍結・精子
バンクや、出生前診断など重いテーマだ。
11月26(水) C
「ヘンなのはどっち?反社会学2.0 タレン
ト性加害、原作改変問題を見極める」 さくら
舎 1800円。正体不明の日本文化史研究
パオロ・マッツァリーノ 反社会学(正・続)に
続く社会時評 後半1/3が松本人志問題。
11月25(火) C
「廃線だけ 平成・昭和の棄景」 丸田祥三
実業の日本3500円。50年来 撮り続けて
いるという、貨物線やトロッコ軌道の遺構。
すべてが縦長の写真でオールカラー雰囲
気十分。全国158ヶ所の 写真集最新作。
11月24(月) C
“ただ使う”だけじゃないゼロからわかるスマ
ホのしくみ』 大沢文孝 工学社 2900円。IT
系ライターによる今さら聞けないスマホのメ
カニズム。あの小さな中に こんな機能が詰
まっているとは。ほぼ概略は、理解できた。
11月23(日) C
なぜか干渉される人 思わず干渉してる人
あの人と「いい距離感」を保つコミュニケー
ション術』 林 健太郎 1600円 ダイヤモン
ド社。プロコーチを自称するコンサルタント
海外修行成果を、日本社会での実践編。
11月22(土) C
「若者恐怖症 ―職場のあらたな病理」 祥伝
社新書960円。1989年生まれ東大経営学
院講師・舟津昌平 前作「Z世代化する社会」
につづき、Z世代の立体像に迫るのだ。企業
組織の、よりよい有り方について 提言する。
11月21(金) C
フィールドワークのちから 「いまここ」を抜け
出す人類学』 奥野克巳 亜紀書房 1800円
1962年生まれの立教大教授。インドネシア
での フィールドノートを回想、現代社会の複
雑性に想いを馳せるのだ 感想はとくに無し。
11月20(木) C
「コメ高騰の深層 JA農協の圧力に屈した減
反の大罪」 山下一仁 宝島新書1100円。JA
農水省・農水族議員の トライアングルを一貫
して追及の 農水省からキャノン研究員。ただ
作りすぎたコメの輸出が 容易にできるかだ。
11月19(水) C
「オス能ミーム 男が戦争をする理由を進化学
から解く」 伊藤道彦 幻冬舎1600円。北里大
准教授は飯田市出身だという。哺乳類を中心
に脳内ホルモンからの攻撃性について。チン
パンジーの暴力性でなく、ボノボの 平和主義
多様性やジェンダーでオス脳ミーム脱構築。
11月18(火) C
医師が教える 温泉の教科書 日帰りでも「湯
治」はできる!疲労回復の極意18』 朝日新
聞出版 1500円。環境省で調査委員長を務
めた温泉医師の早坂信哉・東京都市大教授
だから、医学的な話題 が中心となっている。
11月17(月) C
人は背中から老いていく 丸まった背中の改
善が、「動ける体」のはじまり』 野尻英俊 ア
スコム 1500円。東京都市大教授で医師に
よる 姿勢改善体操法付き。そのとおりだ、だ
から 毎日3万歩を姿勢良く歩くことが目標。
11月16(日) C
「世界は知財でできている」 稲穂健市 講談社
現代新書 1100円。前半は難しい話だが、後
半はニュースになった例 あるいは業界だけが
知っている 数々の事例を解説して まことに面
白い。へえ そんなことがあったの、と勉強に。
11月15(土) C+
「住まいの昭和図鑑 昭和レトロ住宅のゆたか
な暮らし」 エクスナレッジ2600円。昭和のくら
し博物館長・小泉和子。とくに戦前の贅沢な住
宅が今も残っているのに驚き 小野吉彦による
写真も 秀逸で、これは非常に貴重な資料だ。
11月14(金) C
「自家製はエンタメだ。」 浜竹睦子 サンクチュ
アリ出版 2200円。岡山県玉野市在住のイラ
ストレーター。調味料から市販のさまざまな加
工食品まで自家製を目指す試み レシピととも
に得意のイラストでの説明。金はかかるかな。
11月13(木) C
「とんでもないサバイバルの科学 恐竜絶滅か
ら、ポンペイ、黒死病、タイタニックまで、史上
最悪レベルの大事件をどう生きのびる?」 河
出書房新社1700円。米の科学ライター コー
ディ・キャシディ 最新の科学で想像 夢物語。
11月12(水) C
「アウトドアの危険事典」1400円 成美堂出版
キャンプ・登山・山歩き・川・海のレジャー、さま
ざまな場面で遭遇するかもしれないヤバい状
況や生物について写真とイラストで解説 監修
1951年 飯田市生まれの登山家・大蔵喜福、
11月11(火) C
「怖くて美しい能の女たち 日本人の美意識の
究極のかたち」 林 望 草思社 1900円。能入
門書でもある。葵上、野宮、紅葉狩、巴、隅田
川、道成寺、砧、姥捨と八曲の解説は大変勉
強になった。これで 知ったかぶりができそう。
11月10(月) C
「漢方」を仕事にしたいと思ったら読む本」 翔
泳社 2400円。薬剤師 として勤務のあと 実
家の薬局を 漢方専門に育てあげ、SNSを駆
使して 漢方・中医学コンサルタントとして活躍
の杉山卓也が その経験を惜しげもなく公開。
11月9(日) C
「家庭料理の窓」 木村衣有子 1800円 平凡
社。食文化と書評を守備範囲とする ライター
のようだ。日々の食卓を中心にしたエッセイ集
デザイン方面にも強いらしく 柳宗理の調理器
具なども登場する とくに感想もなく読み終え。
11月8(土) C
「瞬発力で最強のパフォーマンスを手に入れ
る 運動センスを呼び起こす科学的メソッド」
中島宏典 KADOKAWA 1700円。元ハー
ドル選手のパーソナルトレーナーが、そのト
レーニング法を 自身の連続写真で公開だ。
11月7(金) C+
肥満の科学 ヒトはなぜ太るのか」NHK出版
2300円。コロラド大 リチャード・J・ジョンソン
教授による ラット実験からの 肥満メカニズム
の解明は説得力すこぶる大。脂肪が いかに
して貯まるのか また運動が ミトコンドリアの
増大に 寄与するのか。ダイエット法も紹介。
11月6(木) C
「なぜ日本製の服は着心地がいいのか」 リオ
彩国社1500円。アパレル商社勤務のデザイ
ナー兼パターナーだという。生地・型紙・縫製・
ボタンなど、中国と対比して 日本の職人魂を
賞賛するのだ。その分、お値段も という話に。
11月5(水) C
「続 使い切れない農地活用読本もっと 小さ
く始める、楽しく稼ぐ」 農文協 1800円。農地
取得の下限面積が撤廃された 有休農地を活
用しての小規模農法のアイデア。作物の品目
や栽培の ノウハウ、あるいは 新たな就農者。
11月4(火) C
「なぜ、リスク意識が高い会社は落雷対策を
するのか?」 松本理恵 講談社1500円。落
雷抑制システムという会社の宣伝本 避雷針
とは発想を変えた被雷球によって 直撃や雷
サージによる機器の損傷を防ぐ方式らしい。
11月3(月) C
「世界一やさしい脳科学入門 やる気が出
ない理由は脳に聞いてください」 毛内 拡
河出書房新社 1540円。1984年 生まれ
の、お茶の水大助教。同社の14歳の世渡
り術シリーズで わかりやすい。中学生向。
11月2(日) C
「感じる人々」 二宮敦人 soyogo books
1800円。ルポが得意な1985年生まれの
作家。臭気判定士・香水クリエーター・色彩
設計・写真家・細片技術者・整体師・料理人
野食ハンター・舞台音響家・サウンドエンジ
ニア 嗅覚・視覚・触覚・味覚・聴覚の生業。
11月1(土) C
「叱らない時代の指導術 主体性を伸ばス
ポーツ現場の実践」 島沢優子 NHK出版
新書930円。スポーツジャーナリストで 筑
波大を出身。現在その方面で 定評のある
18人の指導者を取材 その方向性を探る。
10月31(金) C
「文化が違えば、心も違う?―文化心理学
の冒険」 北山 忍 岩波新書 940円。ミシ
ガン大教授による、西欧・東アジア・サブア
フリカ・ラテナメリカの思考の違いについて
にわかに承服できず、たとえば中国と日本
の差などなど ツッコミところはかなりある。
10月30(木) C
モスコヴィッツ博士のものづくり実験室 「心
の中の商品」を作ろう!』英治出版2000円
「RDE」というWEBを使ってのマーケティン
グの手法らしいが 最後までよくわからずに
終了。2008年刊が なぜ新刊コーナーに。
10月29(水) C
賑やかさを創出する図書館 開館9ヶ月半で
来館者100万人を達成した「みんなの森 ぎ
ふメディアコスモス」の冒険』 旧市立図書館
を上記施設に改築、岩手から公募で赴任の
元総合プロデューサー・吉成信夫の記録で
伊藤豊雄設計だ KADOKAWA2200円。
10月28(火) C
「森林ビジネス」 古川大輔 クロスメディア・
パブリッシング1680円。林業再生コンサル
タントによる、林業の現在位置だ。一般教養
としての森林関係ビジネスの概要であり わ
かりやすい記述で知識が増えて良かった。
10月27(月) C
歴史的木造建築から月面構造物まで、未来
をひらく構造デザインの世界「模型でわかる
建築構造のしくみ」 誠文堂新光社 3400円
WHAT MUSEJUM 建築倉庫で 開かれた
企画展から有名建築の模型の詳細を説明。
10月26(日) C
「職場のヤバい奴の頭の中」 内藤誼人 東洋
経済新報社 1500円。心理学コンサルタント
による困ったさんの分析。サイコパス・ナルシ
スト・マキャベリストの類型。たしかに政治志
向の連中は、ウソをつくのが平気の傾向だ。
10月25(土) C
「今と未来がわかる 農業」 1700円 ナツメ社
ビジュアル図鑑シリーズだが、図表は参考に
ならず。米騒動以後の出版だが全く記述はな
い。つくづく キビシイ現実を知るだけ。なお監
修を、東京農大名誉教授・堀田和彦が担当。
10月24(金) C
「きものの不思議 見返り美人はなぜ振り向い
ているのか」 長崎 巌 東京美術 2500円。東
博から共立女子大へ、名誉教授による着物史
残っている着物は、武家や上級町方女性のも
の一般の町方女性の実態を 知りたいものだ。
10月23(木) C
「超インテリアの思考」 山本想太郎 2200円
晶文社。難解な話で、社会の大きな変化に対
応するには ということ。まあ建築時報、と考え
ればいいのだろう と思いつつ読んだ。AIや3D
プリンターの出現で インテリアはどう変わる。
10月22(水) C
「低山からはじめるソロハイク超入門」 山と渓
谷社 1700円。低山トラベラー・大内征。その
魅力は充分理解できるが、昨今のクマ出没情
報への危険については どこにもない。もはや
クマ鈴などでは 対処できない時代となった。
10月21(火) C
あれも食いたい これも食いたい 丸かじり ヒッ
トパレード」 東海林さだお 2000円 朝日新聞
出版。週刊朝日に17年連載中から、22冊目
というオバケ本。全509頁も3時間で終了。そ
れにしても偉大な想像力には、驚くばかりだ。
10月20(月) C
「出版という仕事」 三島邦弘 ちくまプリマー新
書 900円。読者は 中高生か。面白い企画の
本を出す ミシマ社の社長。出版不況と言われ
る中で出版社のあり方 とくに取次会社の返本
システムに抵抗。直販を目指す姿勢を強調。
10月19(日) C
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、や
わらかくする「マインドフルネス」入門』 日本実
業出版社 1600円。オレゴン州の小児科医で
瞑想指導者 ジャン・チョーズン・ベイズ著。53
の方法を紹介も その真髄の呼吸法記述なし。
10月18(土) C
「19歳までに手に入れる7つの武器」 幻冬
社1600円。精神科医・樺沢紫苑が若者に
ゲームに例えてアドバイス。7つとは 整える
力、レジリエンス、ロントロール力、つながる
力、読解力、好奇心、アウトプット力 まずは
スマホを抑制して、すべてが始まるのだ。
10月17(金) C
「懐石新書 革命と継承の日本料理」 淡交
社 2300円。1977年生 遠山記念館学芸
課長・依田徹による。懐石料理の変遷につ
いて。素人にもわかりやすく、その歴史をま
とめたもの 月刊誌「淡交」連載単行本化。
10月16(木) C
「今こそ学びたい日本のこと 知っているようで
知らない 日本人の心、食文化、職文化、信仰、
地域の魅力など」 地球の歩き方1600円。イン
バウンド外国人を案内するマジックトリップ社の
蜂谷翔音・松本まさ が執筆 内容はほぼ満足。
10月15(水) C
「きみに冷笑は似合わない SNSの荒波を
乗り越え、AI時代を生きるコツ」 山田尚史
日経BP1500円。1989年生まれ、起業し
て相当な財産を築いたという自慢話にお付
き合い。小説家としてミステリー大賞受賞。
10月14(火) C
「60歳からの暮らしがラクになる住まいの作
り方」 田中ナオミ 主婦と生活社 1600円。
その方面では 有名な住宅設計家らしい。今
回は自宅を大公開、家事と収納の知恵を中
心に その優雅な生活ぶりを披露するのだ。
10月13(月) C
仏教1500年の流れが劇的にわかる「日本
の仏教史年表」 大角 修 1700円 朝日新
聞出版。監修は民博・山折哲雄名誉教授。
かなり詳しく 出来事を追った年表に、テー
マ別に、図版などで 解説を加えたものだ。
10月12(日) C
行って眺めて撮る!「巨大工場探訪ガイド」
小林哲朗 玄光社 2500円。北海道から九
州まで工場専門写真家が案内のムック本。
夜景満載で 迫力満点写真ばかり。場所取
りや撮影の注意点も併記して、親切至極。
10月11(土) C
1万人の才能を引き出してきた脳科学者が
教える「やりたいこと」の見つけ方』 西 剛志
PHP 1650円。脳科学者というより ライフ
コンサルタント。自己肯定感 のための感動
をどこで見つけるか。仕事、趣味、それとも
社会貢献?自分探しのための 方法各種。
10月10(金) C
GIS入門 この1冊で「統計マップ」が自在
に作れる』 中島 円 ベレ出版 2600円。対
象は 高校の地理クラブの生徒なのか。か
なり細かく手順を記述する。ただし 当方に
は それほ必要性を感じない 読んだだけ。
10月9日(木) C
「なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるの
か 元文春記者が煮るスキャンダルの裏側」
赤石普一郎 平凡社新書 1000円。内容は
ジャニーズ・松本人志・中居正弘事件深堀り
ほかに現役文春記者へのインタビューなど。
10月8日(水) C
「50歳からのごきげんひとり旅」 だいわ文
庫 840円。ひとり旅に目覚めた 料理研究
家・山脇りこ。国内や海外へ出かけた話だ
さすがに グルメやスイーツ紹介もぬかりな
く、女性ひとり旅の注意点も 上手な文章。
10月7日(火) C
「ビジネス教養としての競馬」 日本能率協
会 1600円。競馬学初級編 というところか
都立大経営学部の渡辺隆信教授が監修。
営業担当者が知っておくべき教養というの
が、このシリーズの目的というところかな。
10月6日(月) C
「コロナ後遺症 〜治らない“慢性不調”の
正体」 平畑光一 扶桑社新書 900円。コ
ロナ後遺症専門外来クリニックを開設 倦
怠感などの症状に対し、漢方など東洋医
学を駆使しての治療に方向性を見出す。
10月5日(日) C
フランス人ママ記者、東京で子育てする」
西村・ペペ・カリン 大和書房1400円。漫
画家の日本人と結婚し AFP東京支局記
者として来日、40歳で出産。日仏の子育
て事情の今をを発信し続けているらしい。
10月4日(土) C
「江戸吉原 解剖図鑑」 菊地ひと美 エクス
ナレッジ 1700円。前作「江戸の衣装と暮
らし 解剖図鑑」につづき 独特の自筆水彩
イラストで遊里の風習を解説だ。折からの
蔦重ドラマを、補完するものになっている。
10月3日(金) C
「幕末維新 解剖図鑑」 山村竜也 エクス
ナレッジ 1800円。歴史作家が当時の人
物から100人に注目しその生涯を語るの
だ。例によって すべてイラスト。知ってい
る人物から初めての人を思い浮かべた。
10月2日(木) C
「サイクルツーリズムの進め方 自転車で
つくる豊かな地域」 藤本芳一 学芸出版社
2300円。びわこ一周 サイクリングロード
の仕掛け人。しまなみ海道など 成功例を
海外の事例も参考に詳述だ 2019年刊。
10月1日(水) C
「新版 大工道具・砥石と研ぎの技法」 誠文
堂新光社 3800円。2011年刊で6刷まで
合成砥石など 新しい情報を加えた第2版。
古いのも読んだが これもなかなかの立派
な体裁。大工さんだけでなく 一般人にも。