オール読書日記 home 読書日記保存版2013年版
過去読書日記 2000年1月〜2012年12月
1月31(土) C
「マンガと図解でわかる! 展示の極意」
オーム社 2100円。製造業マーケティン
グコンサルタントを自称する 弓削徹著。
マンガにも コンサルとして本人を登場さ
せる始末で、全くの宣伝本にすぎない。
1月30(金) C
右脳におまかせ! 見える世界が変わる
「5日間レッスン」 枡田 智 1600円 大和
出版。元エンジニアのマインドフルネス指
導者。未来を不安視せず、過去に拘泥せ
ず 今ここに集中。呼吸瞑想と森林療法。
1月29(木) C
なぜ人は穴があると覗いてしまうのか 人
を “その気”にさせる仕掛け学入門」 幻冬
舎文庫940円。松村真宏・阪大行動経済
学教授。仕掛け学の分析評価は わかる
つくるための方法論がほしい と思うのだ。
1月28(水) C
「なんとなく」の心理を科学する 上 人は
なぜ★5より★2のレビューが気になるの
か』 旬報社 1800円。山梨県立大教授・
松井良太による、心理学の初歩。すでに
知っていることばかり 拾い読みで終了。
1月27(火) C
「西洋の敗北と日本の選択」 900円 文春
新書。仏の人口学者、エマニュエル・トッド
の発表文書を まとめたもの。米国の衰退
はわかる、そして欧州各国の現状。さらに
日本への核武装のすすめが骨子である。
1月26(月) C
「木組みの伝統技術 ―日本の誇る技と文
化を伝える」 理工図書 2300円。早稲田
にある木組み博物館 館長・谷川一雄と副
館長・谷川一美による。大学建築学科1年
生の 教科書的な位置付けと、解釈した。
1月25(日) C+
「言語学的ラップの世界」 川原繁人 東京
書籍1700円。今や慶大教授で 2023年
刊。日本語ラップを多少理解した。韻を踏
むこと、字余りの処理など 統計的な分析
ユーミン曲の字余りの不自然さを 理解。
1月24(土) C
「ヒロシのネガティブ大全」 自由国民社
1640円。書名がまことに秀逸で 借りて
きた。内容は例によって自虐ネタ満載だ
が それ以上のものでもない。わずか 1
時間で 読み終えた。感想も 別にない。
1月23(金) C
「ネーミング全史 商品名が主役に躍り出
た」 岩永嘉弘 日経BP2300円。専門誌
連載加筆。前半はネーミング黎明期の自
慢話が主 同時代の記憶を辿る 2017年
刊 さらに最終章では方法論を展開する。
1月22(木) C
NHKスペシャル「新ジャポニズム」 世界
はなぜ日本カルチャーに熱狂するのか』
NHK出版 1700円。同番組 制作班が、
マンガ・アニメ・ボカロ・和食・デザイン に
ついて、世界での現状を報告。日本語の
多角性と想像力に触れてほしいものだ。
1月21(水) C
「香りの起源を求めて 香水を支える植物
18の物語」築地書館 2400円。パリ在住
料調達会社元責任者 ドミニーク・ローグ。
花や葉・種子の生産現場を 訪ねる旅。後
半は、樹皮・乳香・沈香などの香木関係。
1月20(火) C
「ピースフル オコノミヤキ 世界を丸くハッ
ピーにする お好み焼き図鑑」 1700円 星
雲社。生まれも育ちも広島、というイラスト
レーター むかいあぐる 全国のお好み焼き
72種を 得意のイラストで掲載。レシピ付。
1月19(月) C
誰が「お寺」を殺すのか 貧困化する寺院と
多様化する葬儀ビジネスの裏側』小川寛大
宝島社新書1100円。宗教専門誌・編集長
が現状と 将来を憂うのだ。これは 社会的・
構造的問題である そのあたりは理解した。
1月18(日) C
「新版 科学的な適職」 鈴木 祐 インプレス
1650円。まったくナンセンスな本だ、と思
いつつ最後まで。内外の研究データ から
適職探しを導き出す としているが、全く逆
のデータを付記するのでは 意味がない。
1月17(土) C
「サトシ・ナカモトはだれだ? ―世界を変え
たビットコイン発明者の正体に迫る」 河出
書房新社 2200円。米のジャーナリストの
ベンジャミン・ウォレスの、15年にわたる追
跡 暗号資産そのものについて理解不能。
1月16(金) C
「デンマークの建築 サステナブルで快楽
的なデザインで社会を導く」2700円 学芸
出版社。デンマークに留学経験 あるいは
在住者 6名の執筆。最新の建築デザイン
や 都市施設の紹介。また社会システム。
1月15(木) C
「旅する江戸絵画 琳派から銅版画ま
で」 金子信久 ピエ・ブックス3800円
専門は江戸末期・西洋風景画の府中
市美術館学芸員。江戸時代 通しての
風景画の系図を各部詳細jから解説。
1月14(水) C
お金に頼りすぎない ゆるくて快適な“新・
森の生活”「自給知足がおもしろい」 (株)
キャンプ 2200円 わたなべあきひこ。木
工・電気・発動機の知識と器用さで、楽し
む八ヶ岳山麓に移住25年の 1960年生
まれ その全貌ムックにはたまげるのみ。
1月13(火) C
大阪弁の深み その独特の魅力を味わう
札埜和男 PHP新書1050円。中高で31
年国語を教え 大阪弁研究の龍谷大教授
ら抜き言葉 や「…させていただく」の用法
が 大阪弁から来ているとは初めて知る。
1月12(月) C
渡りたい!くぐりたい!「鉄道探求読本 橋
とトンネル」 小野田 滋 1420円 河出書房
新社 。鉄道オタク・鉄道土木派 に向けて、
鉄道総合技術研究所アドバイザー執筆の
教科書。本文説明の写真の選択が 的確。
1月11(日) C+
「バイリンガルの壁 ―子どもの言葉の発達
をどう支えるか」 松井智子 960円 岩波新
書。自身の英国人との国際結婚から、バイ
リンガル教育を考える。家庭では、7割を母
国語で 生活しないと難しい という話。移民
の日本語の習得でも同じ。中央大学教授。
1月10(土) C
江戸のおもしろ おもちゃ絵「ものづくし」帖』
田辺昌子 東京美術2400円。千葉市美術
館副館長として収集した、江戸末期から明
治まで子ども図鑑としての彩色木版画。こ
れで遊び、知識を得た当時を思い起こす。
1月9(金) C
「ネーミング全史U(令和編) コロナ禍から
SDGs、AI 時代へ」 岩永嘉弘 2000円 日
経BP 。日本ネーミング協会名誉会長の専
門紙の連載加筆エッセイ集 日本語の漢字
平かな・カタカナ・ローマ字・記号、和語・漢
語・外来語・外国語・オノマトペ は想像力。
1月8(木) C
「仕事を頑張る人の温泉術」 永井千晴 朝日
新聞出版1400円。学生のころ温泉ライター
その後 じゃらんを経て、今は会社員だという
1993年生まれ。若い女性目線での 温泉地
や宿の紹介 独り泊・大人限定などの情報。
1月7(水) C+
「鳥観図絵師 吉田初三郎の世界」 昭文社
4200円。八戸クリニック街かどミュージア
ム館長・小倉学著。大正・昭和初期に一世
を風靡した 鳥観図の神様。A4判プラスの
横開きに横長図版 初三郎の世界を堪能。
1月6(火) C
「自由と進化 コンストラクタル法則による自
然・社会・科学の階層制」 2400円 紀伊国
屋書店。たまには 難しい本も読まなくちゃと
借りてはきたが、これは難解だ。デューク大
エイドリアン・ベジャン教授による物理法則。
1月5(月) C
「パンビジネス」1580円 クロスメディア・パ
ブリッシング。同社ビジネスシリーズは人気
パン屋の仕掛け人の 池田浩明と瑞穂日和
共著。業界の現状と 繁盛店の仕組み、さら
には地域おこしの方向性まで幅広い思考。
1月4(日) C
「日本ご当地スーパー大全」 スーパー愛好
家の菅原佳己、全国150店以上を取材 そ
のうち 92店舗を紹介。創業史や看板商品
も写真入。この辰巳出版の 「日本…大全」
シリーズは将来的に、資料的価値が高くな
りそう気配。TATSUMI MOOK1600円。
1月3(土) C
探し方 買い方 いれ方 楽しみ方 「はじめて
の和紅茶」 青嶋ひろの 1800円グラフィッ
ク社。二人の専門家、中原絵亜・森本禎志
が監修。今ブームが起きているらしい日本
の紅茶、30の茶園について 詳細に紹介。
1月2日(金) C
「地図と読む 日本の街道」 1800円。発行
元は地図情報センターで 京大名誉教授の
金田章裕と地図研究家・今尾恵介。発売は
帝国書院。同社の 地理教科書地図を利用
し主要道のほかに地方道も ほぼ網羅だ。
令和8年 1月1日(木) C
「本が生まれるいちばん側」 2100円 ライ
ツ社。松本で祖母が創業し 母が社長の印
刷会社・藤原印刷の兄弟による、オーダー
メイドの本づくり。彼らへの聞き書きを田中
裕子が執筆。ただ書名の日本語 どうか?
12月31(水) C
北海道を味わう 四季折々の「食の王国」
小泉武夫 中公新書 900円。渋谷と札幌の
2拠点生活、発酵学の東京農大名誉教授。
北海道各地を訪ね、オノマトペ 多用の文章
で味わった季節の美味を 語り伝えるのだ。
12月30(火) C
「ぼくたち、親になる」 稲田豊史 1800円 太
田出版。副題はそれでも子供をつくりますか
既婚の男性15人へのインタビュー WEB連
載を書籍化。ナイーブな現代男性の 子供あ
りなし の赤裸々な告白 そもそも意味ある?
12月29(月) C
単身リスク 「100年人生」をどう生きるか』
山田昌弘 朝日新書 900円。65歳でリタイ
ヤしての、残り35年を どうするかという話。
それにポジティブになれない故に 少子化が
進むのではないかと言うのだ。説得力大。
12月28(日) C
「頭の中がどんどん言葉になる 瞬間言語化
トレーニング」 荒木俊哉 1600円 SBクリエ
イティブ。電通のコピーライター、抽象化と具
体化と そのバランスが重要と108の問題を
用意。1問目で放棄も最後まで目は通した。
12月27(土) C
新装版「Cabin Porn 小屋に暮らす、自然と
生きる」 グラフィック者 3200円。米の起業家
ザック・クラインが編集。世界の小屋を紹介す
るサイトから 各地のビルダーとともに 自然風
景の中での 特長ある小屋を掲載。ロマンだ。
12月26(金) C+
男が「よよよよよよ」と泣いていた 日本語は
感情オノマトペが面白い』 山口仲美 光文社
新書1140円。オノマトペ研究の第一人者・
埼玉大名誉教授 笑いや泣きの古代から明
治まで文書から歴史を探る。最後に日本語
の特殊性と その豊かさを、総括するのだ。
12月25(木) C
最新の脳科学でせまる 発達障害とは何か」
NEWTON PRESS 1200円。自閉スペク
トラム症(ASD) 注意欠如多動症(ADHD)
学習障害(LD)について、山末英典 浜松医
大・教授の監修で、症状から 治療までを。
12月24(水) C
動物たちの「増え過ぎ」と絶滅を科学する』
ミネルヴァ書房2000円。北大・齊藤隆名誉
教授による動物生態学講義、高校生向けに
は やや難しい。そこで少子化の問題だ。個
の意志は尊重も 希望の持てる社会の構築
種全体としての社会意識が重要 との結論。
12月23(火) C
「変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物
館」 CEメディアハウス2000円。7人の研究
者にインタビュー、まとめるのは民博ファンの
ミンパクチャン。収蔵庫や 特別展・巡回展な
ど抜かりなく 監修を樫永真佐夫・民博教授。
12月22(月) C
「ニッポン華僑100万人時代 新中国勢力の
台頭で激変する社会」 日経新聞取材班。ほ
ぼ全方位的な取材で 読み応え。ただ税金や
健康・年金保険の支払いや 法律違反がなけ
れば、世代を経て同化するわけで 問題はな
いように思えるが。KADOKAWA1800円。
12月21(日) C
「お金の不安という幻想 一生働く時代で希
望をつかむ8つの視点」 田内 学 朝日新聞
出版 1500円。証券会社出身 金融教育者
を自称。言わんとすることはわかるけど、今
ひとつ思考が整理されていなくて 残念だ。
12月20(土) C
歩くを楽しむ、自然をあじわう 「フラット登山」
佐々木俊尚 かんき出版2200円。頂上を目
指すのではなく、山歩きの楽しさを提唱する
ジャーナリスト。意図はわかる。装備や服装
など持論展開。後半は、首都圏でのモデル
コース紹介する。バイブルともいえる本だ。
12月19(金) C
ビジネスモデルひらめき図鑑 変化の激しい
時代に「設けのしくみ」を作り出す』 ナツメ社
1650円。7つのフレームワークに沿って48
企業での事例を 図解だ。監修を 経営コンサ
ルタントの平野敦士カールが 担当している。
12月18(木) C
「2030-2040年 医療の真実 下町病院長
だから見える医療の末路」 熊谷頼佳 中公
新書ラクレ1050円。認知症を専門とし3代
続く病院長。団塊、団塊ジュニアの 認知症
時代への危惧と、医療行政の矛盾に怒り。
12月17(水) C
「結び100Knots」 つり人社 1800円。
前半は釣り用の結びだが、後半はアウトドア
や暮らし編で バンダナ・ふんどし 干し柿・大
根・唐辛子・西瓜など。さらには、草鞋や捕り
物の早縄まで と懇切丁寧の永久保存版だ。
12月16(火) C
「自分だからできる仕事のつくり方」1600円
ダイヤモンド社。岡崎で オカビズという コン
サルタントの秋元祥治。武蔵大アントレオプ
レナー学部の教授の自慢話に、おつきあい
した。いくつもの方法論を伝家の宝刀だと。
12月15(月) C
「食料安全保障の崩壊 誰もが逃れられない
気候変動と食の地政学」 原書房 2300円。
エベレストの登頂・下山にたとえての 仏の地
政学研究者 セバスティアン・アビス。日本の
中高生にあたる世代への教科書という感じ。
12月14(日) C
「まちかど送水口図鑑」 村上善一 2000円
創元社。消防用の連結送水口の製造会社・
村上製作所の社長。自費出版の雰囲気 本
社ビルに送水口博物館をつくり 自ら館長だ
という。全国収集した送水口について解説。
12月13(土) C
闇バイトの歴史 「名前のない犯罪」の系譜』
藤原 良 太田出版1700円。おりから面白そ
うな書名だが内容はそれほど濃くはない。い
わゆるトクリュウ犯罪について 警察ですら手
こずっている様子 やはり歯がゆさを感じる。
12月12(金) C
「共感の論理 ―日本から始まる教育革命」
渡邊雅子 岩波新書900円。名古屋大院教
育学教授。米・仏・イランと比較して 日本の
綴り方教育が、利他思考につながると 分析
行き詰った資本主義に 新しい展望を機体。
12月11(木) C
農のとびら 「耕さない農業入門講座 ―草と
生き物を活かす新しい不耕起栽培へ―」 農
文協 2000円。その最前線にいる研究者や
実践者が その可能性を熱く語る。今後の潮
流になっていくのか 見守っていきたいもの。
12月10(水) C
「錯視アートの楽しみ 見てしまえば、だまさ
れる」 水曜社 1800円。本来はロボット開発
の元東大教授の杉原厚吉による、錯視作品
集。白眉は後半2/3 数学を駆使しての立体
錯視アート作品 説明はあるが理解は困難。
12月9(火) C
「名水と日本人 起源から百名水まで、文化
と科学でひもとく」 中公新書1150円。京産
大・鈴木康久教授と 立正大・河野忠教授の
共著。古事記から始まり和歌、空海・日蓮さ
に茶事。酒造りや、ミネラルウォーター販売
まで幅広く考察する。意外に面白く読めた。
12月8(月) C
よくわかる!「農林水産分野の知的財産権
入門」丸善出版 2800円。4人の弁理士に
よる。基礎知識とともに農林水産物の事例
や、地域ブランドの形成過程などの詳述だ
やはり県単位で構築していく 必要を理解。
12月7(日) C
「迷宮ホテル 異国の路地と宿の物語を彷徨
い歩く」 辰巳出版1800円。元ボクサーの写
真家・関根虎洸。第1章は客家土楼・ザンジ
バル・上海・香港。第2章はスリランカ・バワ
建築。第3章 マレーシア・タイ・インドネシア
のプラナカン建築と 濃密取材は重量級だ。
12月6(土) C
日経テクノロジー展望2026 「未来をつくる
100の技術」 日経BP 2500円。2016年
版発表から10年と自慢する。内容 はAI関
係が 多くを占める。その他 医療・建設・交
通などの技術成熟度を、検証はしている。
12月5(金) C
最新版 ビジネス図解「不動産評価のしくみが
わかる本」 同文館出版 2100円。公認会計
士で さらに税理士の資格も、という不動産鑑
定士・冨田健による、不動産評価の基礎知識
を豊富な実例で解説。計算方法のサワリも。
12月4(木) C
つながりがゼロでもマスコニに選ばれる「取
材案内書(プレスリリース)」 の書き方・送り
方』 井上千椿 同友館 1800円。報知新聞
出身のコンサルタントが その経験からのノ
ウハウを伝授する。まあ常識の範囲かな。
12月3(水) C
「構成 高橋正人の遺した造形教育」 武蔵
野美術大学出版会 3500円。東京教育大
デザイン専攻教授の教育遺産を武蔵美教
授・白尾隆太郎が まとめたもの。そういえ
ば中学校美術の時間に 思い当たる節が。
12月2(火) C
「アニメ聖地移住」 千葉郁太郎 集英社イン
ターナショナル新書 1000円。聖地巡礼か
ら移住へ、1982年秋田生まれの公認会計
士が、京都宇治への移住。ほかに9名の体
験談 そこからの町おこしの可能性を検討。
12月1(月) C
「まちづくりを仕事にする 事業と人を支え、
伝え、つなげるしくみ」 2000円 学芸出版
社。全国 タウンマネージャー協会・編著で
成功例の8人を、その成果とともに紹介す
る。空き店舗が、駐車場になるばかりの飯
田市の中心商店街も、なんとかしたいが。
11月30(日) C
サクッとわかるビジネス教養 デジタルマー
ケティング」 新星出版社1500円。いつもの
ことながら この出版社の本は表面的。いち
おう山浦直宏が監修しているが、中身は薄
い。イラストも、必要のないものばかりだ。
11月29(土) C
「橋旅のススメ!」 吉田友和 1700円 産
業振興センター。珍しい橋・美しい橋を求め
ての全国行脚。WEBに掲載らしいが 有名
どころはキチンと抑えている。30ヶ所の旅
行記をグルメとともに紹介 全421ページ。
11月28(金) C
「大人の愛着障害 ―人生を縛る心の傷」
高橋和巳 ちくま新書 900円。1953年生
まれの精神科臨床医。生きることにおいて
一番大切な安心と自己肯定感は、幼少期
母親への甘えができたかどうか、と喝破。
11月27(木) C
「ゆれる時代の生命倫理 ケア・美容整形・
安楽死などシチュエーションで考える8章」
笠間書房 2500円。北里大小林亜津子教
授による問題提起、ほかに卵子凍結・精子
バンクや、出生前診断など重いテーマだ。
11月26(水) C
「ヘンなのはどっち?反社会学2.0 タレン
ト性加害、原作改変問題を見極める」 さくら
舎 1800円。正体不明の日本文化史研究
パオロ・マッツァリーノ 反社会学(正・続)に
続く社会時評 後半1/3が松本人志問題。
11月25(火) C
「廃線だけ 平成・昭和の棄景」 丸田祥三
実業の日本3500円。50年来 撮り続けて
いるという、貨物線やトロッコ軌道の遺構。
すべてが縦長の写真でオールカラー雰囲
気十分。全国158ヶ所の 写真集最新作。
11月24(月) C
“ただ使う”だけじゃないゼロからわかるスマ
ホのしくみ』 大沢文孝 工学社 2900円。IT
系ライターによる今さら聞けないスマホのメ
カニズム。あの小さな中に こんな機能が詰
まっているとは。ほぼ概略は、理解できた。
11月23(日) C
なぜか干渉される人 思わず干渉してる人
あの人と「いい距離感」を保つコミュニケー
ション術』 林 健太郎 1600円 ダイヤモン
ド社。プロコーチを自称するコンサルタント
海外修行成果を、日本社会での実践編。
11月22(土) C
「若者恐怖症 ―職場のあらたな病理」 祥伝
社新書960円。1989年生まれ東大経営学
院講師・舟津昌平 前作「Z世代化する社会」
につづき、Z世代の立体像に迫るのだ。企業
組織の、よりよい有り方について 提言する。
11月21(金) C
フィールドワークのちから 「いまここ」を抜け
出す人類学』 奥野克巳 亜紀書房 1800円
1962年生まれの立教大教授。インドネシア
での フィールドノートを回想、現代社会の複
雑性に想いを馳せるのだ 感想はとくに無し。
11月20(木) C
「コメ高騰の深層 JA農協の圧力に屈した減
反の大罪」 山下一仁 宝島新書1100円。JA
農水省・農水族議員の トライアングルを一貫
して追及の 農水省からキャノン研究員。ただ
作りすぎたコメの輸出が 容易にできるかだ。
11月19(水) C
「オス能ミーム 男が戦争をする理由を進化学
から解く」 伊藤道彦 幻冬舎1600円。北里大
准教授は飯田市出身だという。哺乳類を中心
に脳内ホルモンからの攻撃性について。チン
パンジーの暴力性でなく、ボノボの 平和主義
多様性やジェンダーでオス脳ミーム脱構築。
11月18(火) C
医師が教える 温泉の教科書 日帰りでも「湯
治」はできる!疲労回復の極意18』 朝日新
聞出版 1500円。環境省で調査委員長を務
めた温泉医師の早坂信哉・東京都市大教授
だから、医学的な話題 が中心となっている。
11月17(月) C
人は背中から老いていく 丸まった背中の改
善が、「動ける体」のはじまり』 野尻英俊 ア
スコム 1500円。東京都市大教授で医師に
よる 姿勢改善体操法付き。そのとおりだ、だ
から 毎日3万歩を姿勢良く歩くことが目標。
11月16(日) C
「世界は知財でできている」 稲穂健市 講談社
現代新書 1100円。前半は難しい話だが、後
半はニュースになった例 あるいは業界だけが
知っている 数々の事例を解説して まことに面
白い。へえ そんなことがあったの、と勉強に。
11月15(土) C+
「住まいの昭和図鑑 昭和レトロ住宅のゆたか
な暮らし」 エクスナレッジ2600円。昭和のくら
し博物館長・小泉和子。とくに戦前の贅沢な住
宅が今も残っているのに驚き 小野吉彦による
写真も 秀逸で、これは非常に貴重な資料だ。
11月14(金) C
「自家製はエンタメだ。」 浜竹睦子 サンクチュ
アリ出版 2200円。岡山県玉野市在住のイラ
ストレーター。調味料から市販のさまざまな加
工食品まで自家製を目指す試み レシピととも
に得意のイラストでの説明。金はかかるかな。
11月13(木) C
「とんでもないサバイバルの科学 恐竜絶滅か
ら、ポンペイ、黒死病、タイタニックまで、史上
最悪レベルの大事件をどう生きのびる?」 河
出書房新社1700円。米の科学ライター コー
ディ・キャシディ 最新の科学で想像 夢物語。
11月12(水) C
「アウトドアの危険事典」1400円 成美堂出版
キャンプ・登山・山歩き・川・海のレジャー、さま
ざまな場面で遭遇するかもしれないヤバい状
況や生物について写真とイラストで解説 監修
1951年 飯田市生まれの登山家・大蔵喜福、
11月11(火) C
「怖くて美しい能の女たち 日本人の美意識の
究極のかたち」 林 望 草思社 1900円。能入
門書でもある。葵上、野宮、紅葉狩、巴、隅田
川、道成寺、砧、姥捨と八曲の解説は大変勉
強になった。これで 知ったかぶりができそう。
11月10(月) C
「漢方」を仕事にしたいと思ったら読む本」 翔
泳社 2400円。薬剤師 として勤務のあと 実
家の薬局を 漢方専門に育てあげ、SNSを駆
使して 漢方・中医学コンサルタントとして活躍
の杉山卓也が その経験を惜しげもなく公開。
11月9(日) C
「家庭料理の窓」 木村衣有子 1800円 平凡
社。食文化と書評を守備範囲とする ライター
のようだ。日々の食卓を中心にしたエッセイ集
デザイン方面にも強いらしく 柳宗理の調理器
具なども登場する とくに感想もなく読み終え。
11月8(土) C
「瞬発力で最強のパフォーマンスを手に入れ
る 運動センスを呼び起こす科学的メソッド」
中島宏典 KADOKAWA 1700円。元ハー
ドル選手のパーソナルトレーナーが、そのト
レーニング法を 自身の連続写真で公開だ。
11月7(金) C+
肥満の科学 ヒトはなぜ太るのか」NHK出版
2300円。コロラド大 リチャード・J・ジョンソン
教授による ラット実験からの 肥満メカニズム
の解明は説得力すこぶる大。脂肪が いかに
して貯まるのか また運動が ミトコンドリアの
増大に 寄与するのか。ダイエット法も紹介。
11月6(木) C
「なぜ日本製の服は着心地がいいのか」 リオ
彩国社1500円。アパレル商社勤務のデザイ
ナー兼パターナーだという。生地・型紙・縫製・
ボタンなど、中国と対比して 日本の職人魂を
賞賛するのだ。その分、お値段も という話に。
11月5(水) C
「続 使い切れない農地活用読本もっと 小さ
く始める、楽しく稼ぐ」 農文協 1800円。農地
取得の下限面積が撤廃された 有休農地を活
用しての小規模農法のアイデア。作物の品目
や栽培の ノウハウ、あるいは 新たな就農者。
11月4(火) C
「なぜ、リスク意識が高い会社は落雷対策を
するのか?」 松本理恵 講談社1500円。落
雷抑制システムという会社の宣伝本 避雷針
とは発想を変えた被雷球によって 直撃や雷
サージによる機器の損傷を防ぐ方式らしい。
11月3(月) C
「世界一やさしい脳科学入門 やる気が出
ない理由は脳に聞いてください」 毛内 拡
河出書房新社 1540円。1984年 生まれ
の、お茶の水大助教。同社の14歳の世渡
り術シリーズで わかりやすい。中学生向。
11月2(日) C
「感じる人々」 二宮敦人 soyogo books
1800円。ルポが得意な1985年生まれの
作家。臭気判定士・香水クリエーター・色彩
設計・写真家・細片技術者・整体師・料理人
野食ハンター・舞台音響家・サウンドエンジ
ニア 嗅覚・視覚・触覚・味覚・聴覚の生業。
11月1(土) C
「叱らない時代の指導術 主体性を伸ばス
ポーツ現場の実践」 島沢優子 NHK出版
新書930円。スポーツジャーナリストで 筑
波大を出身。現在その方面で 定評のある
18人の指導者を取材 その方向性を探る。
10月31(金) C
「文化が違えば、心も違う?―文化心理学
の冒険」 北山 忍 岩波新書 940円。ミシ
ガン大教授による、西欧・東アジア・サブア
フリカ・ラテナメリカの思考の違いについて
にわかに承服できず、たとえば中国と日本
の差などなど ツッコミところはかなりある。
10月30(木) C
モスコヴィッツ博士のものづくり実験室 「心
の中の商品」を作ろう!』英治出版2000円
「RDE」というWEBを使ってのマーケティン
グの手法らしいが 最後までよくわからずに
終了。2008年刊が なぜ新刊コーナーに。
10月29(水) C
賑やかさを創出する図書館 開館9ヶ月半で
来館者100万人を達成した「みんなの森 ぎ
ふメディアコスモス」の冒険』 旧市立図書館
を上記施設に改築、岩手から公募で赴任の
元総合プロデューサー・吉成信夫の記録で
伊藤豊雄設計だ KADOKAWA2200円。
10月28(火) C
「森林ビジネス」 古川大輔 クロスメディア・
パブリッシング1680円。林業再生コンサル
タントによる、林業の現在位置だ。一般教養
としての森林関係ビジネスの概要であり わ
かりやすい記述で知識が増えて良かった。
10月27(月) C
歴史的木造建築から月面構造物まで、未来
をひらく構造デザインの世界「模型でわかる
建築構造のしくみ」 誠文堂新光社 3400円
WHAT MUSEJUM 建築倉庫で 開かれた
企画展から有名建築の模型の詳細を説明。
10月26(日) C
「職場のヤバい奴の頭の中」 内藤誼人 東洋
経済新報社 1500円。心理学コンサルタント
による困ったさんの分析。サイコパス・ナルシ
スト・マキャベリストの類型。たしかに政治志
向の連中は、ウソをつくのが平気の傾向だ。
10月25(土) C
「今と未来がわかる 農業」 1700円 ナツメ社
ビジュアル図鑑シリーズだが、図表は参考に
ならず。米騒動以後の出版だが全く記述はな
い。つくづく キビシイ現実を知るだけ。なお監
修を、東京農大名誉教授・堀田和彦が担当。
10月24(金) C
「きものの不思議 見返り美人はなぜ振り向い
ているのか」 長崎 巌 東京美術 2500円。東
博から共立女子大へ、名誉教授による着物史
残っている着物は、武家や上級町方女性のも
の一般の町方女性の実態を 知りたいものだ。
10月23(木) C
「超インテリアの思考」 山本想太郎 2200円
晶文社。難解な話で、社会の大きな変化に対
応するには ということ。まあ建築時報、と考え
ればいいのだろう と思いつつ読んだ。AIや3D
プリンターの出現で インテリアはどう変わる。
10月22(水) C
「低山からはじめるソロハイク超入門」 山と渓
谷社 1700円。低山トラベラー・大内征。その
魅力は充分理解できるが、昨今のクマ出没情
報への危険については どこにもない。もはや
クマ鈴などでは 対処できない時代となった。
10月21(火) C
あれも食いたい これも食いたい 丸かじり ヒッ
トパレード」 東海林さだお 2000円 朝日新聞
出版。週刊朝日に17年連載中から、22冊目
というオバケ本。全509頁も3時間で終了。そ
れにしても偉大な想像力には、驚くばかりだ。
10月20(月) C
「出版という仕事」 三島邦弘 ちくまプリマー新
書 900円。読者は 中高生か。面白い企画の
本を出す ミシマ社の社長。出版不況と言われ
る中で出版社のあり方 とくに取次会社の返本
システムに抵抗。直販を目指す姿勢を強調。
10月19(日) C
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、や
わらかくする「マインドフルネス」入門』 日本実
業出版社 1600円。オレゴン州の小児科医で
瞑想指導者 ジャン・チョーズン・ベイズ著。53
の方法を紹介も その真髄の呼吸法記述なし。
10月18(土) C
「19歳までに手に入れる7つの武器」 幻冬
社1600円。精神科医・樺沢紫苑が若者に
ゲームに例えてアドバイス。7つとは 整える
力、レジリエンス、ロントロール力、つながる
力、読解力、好奇心、アウトプット力 まずは
スマホを抑制して、すべてが始まるのだ。
10月17(金) C
「懐石新書 革命と継承の日本料理」 淡交
社 2300円。1977年生 遠山記念館学芸
課長・依田徹による。懐石料理の変遷につ
いて。素人にもわかりやすく、その歴史をま
とめたもの 月刊誌「淡交」連載単行本化。
10月16(木) C
「今こそ学びたい日本のこと 知っているようで
知らない 日本人の心、食文化、職文化、信仰、
地域の魅力など」 地球の歩き方1600円。イン
バウンド外国人を案内するマジックトリップ社の
蜂谷翔音・松本まさ が執筆 内容はほぼ満足。
10月15(水) C
「きみに冷笑は似合わない SNSの荒波を
乗り越え、AI時代を生きるコツ」 山田尚史
日経BP1500円。1989年生まれ、起業し
て相当な財産を築いたという自慢話にお付
き合い。小説家としてミステリー大賞受賞。
10月14(火) C
「60歳からの暮らしがラクになる住まいの作
り方」 田中ナオミ 主婦と生活社 1600円。
その方面では 有名な住宅設計家らしい。今
回は自宅を大公開、家事と収納の知恵を中
心に その優雅な生活ぶりを披露するのだ。
10月13(月) C
仏教1500年の流れが劇的にわかる「日本
の仏教史年表」 大角 修 1700円 朝日新
聞出版。監修は民博・山折哲雄名誉教授。
かなり詳しく 出来事を追った年表に、テー
マ別に、図版などで 解説を加えたものだ。
10月12(日) C
行って眺めて撮る!「巨大工場探訪ガイド」
小林哲朗 玄光社 2500円。北海道から九
州まで工場専門写真家が案内のムック本。
夜景満載で 迫力満点写真ばかり。場所取
りや撮影の注意点も併記して、親切至極。
10月11(土) C
1万人の才能を引き出してきた脳科学者が
教える「やりたいこと」の見つけ方』 西 剛志
PHP 1650円。脳科学者というより ライフ
コンサルタント。自己肯定感 のための感動
をどこで見つけるか。仕事、趣味、それとも
社会貢献?自分探しのための 方法各種。
10月10(金) C
GIS入門 この1冊で「統計マップ」が自在
に作れる』 中島 円 ベレ出版 2600円。対
象は 高校の地理クラブの生徒なのか。か
なり細かく手順を記述する。ただし 当方に
は それほ必要性を感じない 読んだだけ。
10月9日(木) C
「なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるの
か 元文春記者が煮るスキャンダルの裏側」
赤石普一郎 平凡社新書 1000円。内容は
ジャニーズ・松本人志・中居正弘事件深堀り
ほかに現役文春記者へのインタビューなど。
10月8日(水) C
「50歳からのごきげんひとり旅」 だいわ文
庫 840円。ひとり旅に目覚めた 料理研究
家・山脇りこ。国内や海外へ出かけた話だ
さすがに グルメやスイーツ紹介もぬかりな
く、女性ひとり旅の注意点も 上手な文章。
10月7日(火) C
「ビジネス教養としての競馬」 日本能率協
会 1600円。競馬学初級編 というところか
都立大経営学部の渡辺隆信教授が監修。
営業担当者が知っておくべき教養というの
が、このシリーズの目的というところかな。
10月6日(月) C
「コロナ後遺症 〜治らない“慢性不調”の
正体」 平畑光一 扶桑社新書 900円。コ
ロナ後遺症専門外来クリニックを開設 倦
怠感などの症状に対し、漢方など東洋医
学を駆使しての治療に方向性を見出す。
10月5日(日) C
フランス人ママ記者、東京で子育てする」
西村・ペペ・カリン 大和書房1400円。漫
画家の日本人と結婚し AFP東京支局記
者として来日、40歳で出産。日仏の子育
て事情の今をを発信し続けているらしい。
10月4日(土) C
「江戸吉原 解剖図鑑」 菊地ひと美 エクス
ナレッジ 1700円。前作「江戸の衣装と暮
らし 解剖図鑑」につづき 独特の自筆水彩
イラストで遊里の風習を解説だ。折からの
蔦重ドラマを、補完するものになっている。
10月3日(金) C
「幕末維新 解剖図鑑」 山村竜也 エクス
ナレッジ 1800円。歴史作家が当時の人
物から100人に注目しその生涯を語るの
だ。例によって すべてイラスト。知ってい
る人物から初めての人を思い浮かべた。
10月2日(木) C
「サイクルツーリズムの進め方 自転車で
つくる豊かな地域」 藤本芳一 学芸出版社
2300円。びわこ一周 サイクリングロード
の仕掛け人。しまなみ海道など 成功例を
海外の事例も参考に詳述だ 2019年刊。
10月1日(水) C
「新版 大工道具・砥石と研ぎの技法」 誠文
堂新光社 3800円。2011年刊で6刷まで
合成砥石など 新しい情報を加えた第2版。
古いのも読んだが これもなかなかの立派
な体裁。大工さんだけでなく 一般人にも。
9月30(火) C
「サバイバル登山入門」 服部文祥 デコ。食
料は米以外は現地調達、タープのみでテン
トなしという登山を実践中の冒険家。その装
備やら、やり方を 写真・イラストで説明する
ただ刊行は2014年と やや古い2900円。
9月29(月) C
世界でいちばん素敵な 「 世界遺産の教室
日本編」 三才ブックス 1700円。現在26
を数える,、日本の世界遺産。その自然遺産
と文化遺産の全貌を、文章よりも写真で説
明 その成り立ちを理解した 30分で読了。
9月28(日) C
「洋風住宅・洋館の解剖図鑑」 エクスナレッ
ジ 1800円。内容は 専門誌「建築知識」の
特集を 再編集したもの。とくに英国の 王朝
の時代のデザイン様式に詳しい。またそれ
が米国に伝わったあとについても 同様だ。
9月27(土) C
「大阪ことばの謎」 金水 敏 950円SB新書
大阪大名誉教授による、大阪弁についての
考察。日本語史が 専門だけあって、かなり
詳しく 多方面にわたる内容。昨今の芸能や
SNSについても記述はおよび 納得できる。
9月26日(金) C
「僕たちは言葉について何も知らない 孤独、
誤解、もどかしさの言語学」ニュースピックス
1800円。自治医大 小野純一准教授による
言葉の社会性と言語化による 自己認識につ
いての難儀な哲学的な話がつづくのである。
9月25日(木) C
「自然史標本のつくり方」 3700円 朝倉書
店。国立科学博物館の植物・動物・地学関
係職員による 詳細な記述。対象読者は高
校の部活生徒が主のようだ。あまり関係な
い身とはいえ勉強になったし 面白かった。
9月24日(水) C
「欲しがる脳」 扶桑社新書 900円。東北大
加齢医学研究所長・川島隆太教授 主導で
同大と 日立ハイテクとの共同ベンチャー・
NeUの2人 岡田拓也と人見徹 取締役によ
る ニューロマーケティングの今後の展望。
9月23日(火) C
「漢字ふむふむ」 文春文庫 760円。観たこと
はないが、NHK・Eテレの人気番組だという。
その制作班による文庫本。日本と中国とで漢
字の意味が、違っているのはなぜか。その歴
史的経緯を探るのだ 結構深い文化的相違。
9月22日(月) C
「フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッ
スン」 グラフィック社2900円。米の建築キュ
レーター 2人による著作。インテリアの写真
や ドローイングが多い。それにしても作品が
良く保存されているものだ。羨ましいかぎり。
9月21日(日) C
「日本語の謎」 フォレスト出版 1650円。日
本が好きすぎて、帰化したという米女性。北
九州市大応用言語学 アン・クレシーニ准教
授が日本語の難しさ、面白さを語るのだ。英
語に 訳しようのない日本語例など満載だ。
9月20日(土) C
「天気予報はなぜ当たるようになったのか」
長谷川直之 集英社インターナショナル新書
920円。気象庁長官としての あるいは退官
してからの、IMO(国際気象機構)時代など
またJICA研修の思い出などの 四方山話。
9月19日(金) C
「私、山小屋はじめます」 小宮山 花 山と渓
谷社 1800円。南アルプス最南端に位置す
る 光(てかり)岳登山小屋の管理人 の若い
女性の 3年目を向かえての随想だ。カラー
写真も多くて、楽しい読み物と なっている。
9月18日(木) C
「ラインズ 線の文化史」 左右社 2750円。
19478年生まれ アバディーン大学文化人類
学 ティム・ラインゴルト教授。ラインからの連
想をつづる やや難しい話 原書は2007年刊
日本版刊行は2014年 それが今 新蔵書だ。
9月17日(水) C
不調の9割は「スマホ首」が原因』 幻冬舎新
書960円。東京と香川でクリニック経営する
松井孝嘉医師。重い頭を支える首の前に傾
く姿勢からくる様々な症例。現代の うつにも
関連と警鐘するのだ。その通りだと思った。
9月16日(火) C
「図書館にゲームを! 図書館の新しい可能
性」 日外アソシエーツ2200円。1973年生
都留文大教授・日向良和が中心でほか9名
が執筆。ボードゲームや デジタルゲームを
図書館で収蔵すべき時代である との立場。
9月15日(月) C
マイペースで働く!「自宅でひとり起業図鑑」
滝岡幸子 同文館出版1500円。ひとり起業
専門のコンサル。いずれも難しそうだ。問題
は顧客・取引先の世代交代が うまく計れる
かどうか、ではないか。がんばってほしい。
9月14日(日) C
読者の創意と工夫を生かす 「連発割りばし
輪ゴム鉄砲」 永田金司 クオン 1000円。
新宿税務署長で退官という趣味の人。わず
か103頁の小本だが 図解で作り方を指導
30連発ガトリング砲の輪ゴム鉄砲もある。
9月13日(土) C
「地図とデータで見る 交通と輸送の世界ハン
ドブック」原書房3500円。ソルボンヌ大学地
理学のグザヴィエ・ベルニエ教授。モビリティ
をテーマに、各方面からのアプローチ。元の
文章が難解らしく、それに訳が不適切で何が
言いたいのか 最後まで不明のまま 終わり。
9月12日(金) C
墨ハンドブック 「条幅の疑問 100」 芸術新
聞社2000円。この出版社は書道専門、今
さら聞けない「疑問 100」シリーズ。書も門
外漢なので 初めて知ることばかり。大変勉
強に。それにしても 漢文の素養の大切さ。
9月11日(木) C
「双眼鏡の推しごと」 2200円 オーム社。
双眼鏡メーカー日の出光学の創業者2人
の執筆で、その光学的特性を説明。ただ
し 防振双眼鏡のメカニズム、については
記述がまったくなく その点残念に思った。
9月10日(水) C+
全国「重伝建」散策ガイド』 町井成史 光文
社新書 1700円。精力的に 撮影を進める
写真家。昨年につづいての刊行 北海道か
ら沖縄まで 129の地区をカラーで紹介す
る重量級で 全412頁というボリュームだ。
9月9日(火) C+
{世界は基準値でできている 未知のリスク
とどう向き合うか」 講談社ブルーバックス
1200円。2014年刊「基準値のヒミツ」の
続編。前回同様、4人の自称基準値オタク
による。各種エビデンスの元となる基準値
が決まる経過を詳細に解説 面白かった。
9月8日(月) C
「ワーキングメモリと人間の知性」 大阪大
学出版会 2200円。同大・苧坂満智子名
誉教授編でほか4名の執筆。知能に関係
する、短期記憶についての研究論文集で
なんとなく ではあるものの理解はできた。
9月7日(日) C
「田舎はいやらしい 地域活性化は本当に
必要か?」 花房尚作 光文社新書900円
フィナンシャルプランナーほか、多方面活
動。鹿児島南部で何があったかわからな
いが ここまで悪し様は不愉快。生産的な
話は皆無で 出版社の見識を疑うものだ。
9月6日(土) C
「なんかおもしろそうと思われる伝え方」
関 圭一朗 サンマーク出版 1500円。ス
ポーツ関係を得意とする放送作家だとい
う。その経験から編み出した、いくつもの
法則指南 SNSには必要かもしれない。
9月5日(金) C
「知りたいこと図鑑」 みっけ。クイズ好きな
デザイナーが世間の事象や語句を 142
のジャンルに分け、美意識でもってまとめ
たもの。同様にクイズ好きとしては こうい
うのは歓迎だ。KADOKAWA1700円。
9月4日(木) C
まちづくり仕組み図鑑 ビジネスを生む「地
元ぐらし」のススメ』 日経BP 2400円。早
大教授・佐藤将之、と都市計画コンサルの
安富啓 星野リゾート・馬場義徳。1975年
生まれの3人による。幸運な人の出会いを
重視。それをセレンディピティとは違和感。
9月3日(水) C
「肉の旅」 カベルナリア吉田 イカロス出版
1600円。これも古く、2016年刊。ご当地
の名物肉料理を求めての全国行脚。伊那
の ローメン・駒ケ根のソースかつ丼・飯田
焼肉 と南信州も登場。ほぼ納得の内容。
9月2日(火) C
朝日新聞版 「寅さんの伝言」 小泉信一 講
談社 1200円。図書館新刊不足継続 これ
は2013年刊、同社編集委員が マドンナか
ら監督まで 関係者へのインタビューを連載
したものを書籍化 なつかしい名前ばかり。
9月1日(月) C+
「日本映画の舞台&ロケ地 100 物語と旅
する建築・町並み・絶景」 谷國大輔 学芸出
版社2000円。構想18年 綿密な取材で行
きたくなる。多彩な顔をもつ映画コンサルは
さすが ワセダ建築出だけに説明も的確だ。
8月31日(日) C
「ななつ星への道」 唐崎恒二 1600円 PH
P。当時 JR九州の社長として 豪華列車を
実現させた ブランド戦略を詳細に述懐する
のだ。同時に、デザイナー水戸岡鋭治先生
のスケッチを各所に配置。まあ画期的とも。
8月30日(土) C+
古いのに新しい!「リノベーション名建築の
旅」 常松祐介 講談社 1900円。1994年
生まれの現・明治大助教。東大・加藤耕一
教授の後継者だな。全国での実例を その
辿ったストーリーとともに、紹介するのだ。
8月29日(金) C
「子どもの人生が変わる放課後時間の過ご
し方」 島根太郎 講談社α新書 1000円。
民営学童保育を運営する 東急キッズベー
スキャンプの代表。小学生からの非認知能
力(人間力)育成に多大な効果があるとか。
8月28日(木) C
「夜のお店解剖図鑑」 橋哲史 エクスナ
レッジ 1800円。ややハスに構えた店舗
デザイナーによる、お酒を出す 店舗の仕
掛けと工夫がマルわかり。数人のイラスト
レーターに描かせている 差がありすぎ。
8月27日(水) C
「字を書く女 中年書道再入門」 酒井順子
芸術新聞社 1600円。飯田中央図書館新
刊書不作のため 2016年刊のこの本を借
りてきた。相変わらず抜群の安定感、楽し
く読見終えたのであった。読後感 清々し。
8月26日(火) C
縄文から平安、戦国、江戸、明治・大正・昭
和まで 「日本の家と町並み 詳説絵巻」 エ
クスナレッジ 3200円。デザイン系の 出版
社らしくデザイン主体の 日本建築・都市史
執筆陣もいつもと違い 大変勉強になった。
8月25日(月) C
「剱岳―線の記 平安時代の初登頂ミステ
リーに挑む」 橋大輔 1700円 朝日新聞
出版。ロビンソン・クルーソーの住居跡を発
見したという秋田在住の探検家。新田次郎
の「剱岳―点の記」の謎に 挑戦するのだ。
8月24日(日) C
プロカウンセラーがやさしく教える 「人間関係
に役立つ傾聴」 古宮 昇 清流出版 1500円
コミュニケーション能力として聞く力の重要性
が言われるが 会話における相手の話に耳を
傾ける具体例を中心に、対処法を伝授する。
8月23日(土) C
プロカウンセラーがやさしく教える 「人間関係
に役立つ傾聴」 古宮 昇 清流出版 1500円
コミュニケーション能力として聞く力の重要性
が言われるが 会話における相手の話に耳を
傾ける具体例を中心に、対処法を伝授する。
8月22日(金) C
「宝探しから持続可能な地域づくりへ 日本
型エコツーリズムとはなにか」 2200円 学
芸出版社 京都嵯峨芸大・真板昭夫教授ほ
か 2名の執筆。岩手県二戸市の実践例で
の方法論だ。2010年刊が、なぜ新刊棚。
8月21日(木) C
サクッとわかるビジネス教養 「非認知能力」
新星出版社 1500円。チマタで言われてい
る非認知能力とは何か。自己肯定感を中心
としたブレない自分軸、とコミュニケーション
能力かな。教育者・中山芳一 による監修。
8月20日(水) C
「谷根千、ず〜っとある店」 森まゆみ 朝日新
聞出版 2600円。雑誌「谷根千」は 2009年
終刊 その編集長が訪問 ファミリーヒストリー
をインタビュー。全590頁 65軒を取材。まさ
に「3丁目の夕日の世界」 昭和感が一杯だ。
8月19日(火) C
「ホーム・スウィート・ホーム」 杉本彩子 工作
舎 2800円。1973年生まれ 武蔵美出身の
マルチデザイナー。建築のアイソメ図風のイ
ラストで 個性的な住宅の詳細とインテリアさ
らに住人の人となりを描く イラストに疲れる。
8月18日(月) C
「脳・心・人工知能〈増補版〉 数理で脳を解き
明かす」 甘利俊一 1100円 講談社ブルー
バックス。1936年生まれの東大名誉教授。
2016年刊に現在の状況を付け足し。難しい
話だが最後まで読み 雰囲気は理解できた。
8月17日(日) C
若者はLINEに「。」をつけない 大人のための
SNS講義』 高橋暁子 1000円 講談社+α新
書。成蹊大客員教授が Z世代のSNS利用の
実態を報告。へぇそうなんだ としか言いようが
ない。現在の使い方で とくに直すところなし。
8月16日(土) C
「こうやって頭のなかを言語化する」PHP
1500円 荒木俊哉 。電通の現役コピー
ライター。母校の一橋でも講義をもってい
るらしい。言語化の意義は充分理解でき
る 後半1/3の言語化ノートは蛇足気味。
8月15日(金) C
「意識の不思議」 渡辺正峰 ちくまプリマー
新書900円。意識を機械脳に移し替えよう
と執念を燃やす東大准教授 そのための考
え方を説明するのだが、よくわからない。身
体性を離れた機械脳には、疑問を覚える。
8月14日(木) C
「考えないこと ブッダの瞑想法」 大和書房
1500円。日本在住 スリランカ上座仏教長
老という アルポムッレ・スマナサーラによる
常時瞑想法。過去や未来に、とらわれない
狙いはわかるものの、少し違う気がする。
8月13日(水) C
「焚き火メシの本」1800円 ライスパブリッ
シング。キャンプでバーナーを使わず焚き
火そのもので、調理したい男二人。焚き火
協会の猪野正哉と、ヤマサ醤油で商品開
発の松倉弘平。オ−ルカラーのレシピ集。
8月12日(火) C
「ビジネス教養としての温泉」 日本能率協
会 1600円。温泉学中級編 というところか
温泉博士として名高い 松田忠徳が監修を
担当。歴史・文化・作法など 一通りの教養
講座ではあるが とくに目新しい部分なし。
8月11日(月) C
「高速バスのビジネス 業界の変遷・現状と
今後の戦略」 成定竜一 1800円 成山堂書
店。学生バイトの時代から、業界へというバ
ス野郎。少子化・過疎化の中での 厳しい現
実・今後の方向など 意外に面白く読めた。
8月10日(日) C
「地域づくりのやるき学」 1800円 農文協。
リーダーではなく、その下の実働部隊の意
識・行動に注目。大分大・山浦陽一准教授
神戸大・中塚雅也教授・鳥取大・筒井一伸
教授の編著で、ほかに7名の執筆による。
8月9日(土) C
「日本の美しい地形・地層図鑑」 エクスナ
レッジ 1800円。地形写真家を自称する
竹下光士の迫力ある写真に 早大名誉教
授 喬木秀雄が解説 形成過程も図解。ジ
オパークに登録された地形・地質を紹介。
8月8日(金) C
半農半X的 「これからの生き方キーワード
AtoZ」 塩見直紀 農文協1400円。2000
年代初頭に一世を風靡して 25年、もう60
歳か。内容は平凡、他書籍からの 引用多
し やや悲哀感あり。 A〜Zは全く無意味。
8月7日(木) C
「断捨離血風録 3年で蔵書2万5千冊を減
らす方法」 日下三蔵 本の雑誌社2200円
約13万冊の蔵書を家族・友人の助けで整
理した話で同社連載をまとめたもの。要は
性格的な問題、5年で元通りになりそうだ。
8月6日(水) C
「老いの思考法」 山極寿一 1500円 文藝
春秋。霊長類研究で有名な 元京大総長。
既出の文章を再構成、と安直な編集。半生
記の思い出や、ゴリラ社会と対比しての老
齢期の人間への提言など とくに感想なし。
8月5日(火) B
「スティグリッツ 資本主義と自由」 東洋経済
新報社2800円。コロンビア大教授は自由と
強制はトレードオフ、 制約のない自由はあり
えないと 新自由主義経済を批判。民主党左
派の、進歩的資本主義を提唱。トランプ再登
板以前の刊行で 関税には言及なし。残念。
8月4日(月) C
「和菓子の京都 増補版」 川端道喜 岩波
新書1160円。御所へ粽を納めて500年
1990年逝去の15代口述 2014年に12
刷で16代の嫁・川端知嘉子が 現在の状
況を2025年談の増補版だ 感想はない。
8月3日(日) C
魔窟 知られざる「日大帝国」興亡の歴史』
森 功 東洋経済新報社 1800円。理事長
林真理子就任を軸にマンモス大学内の政
治的動向を、創立から現在までの物語だ
不祥事続出の背景を鮮やかに描き出す。
8月2日(土) C
「立ち読みの歴史」 小林昌樹 ハヤカワ新
書1200円。国会図書館で レファランスを
15年 その後独立という研究者。英米では
見かけない 立ち読みという文化を通して本
屋の店頭風景。それがどうしたという感じ。
8月1日(金) C
「ドーパミン中毒」 新潮新書 1100円。ス
タンフォード大学教授で、臨床精神科医の
アンナ・レンブケ。依存症の本質を症例とと
もに解説。要は不完全な自己を認め、さら
け出すということかな。大変参考になった。