秋模様 松川ダム

松川上流域に設けられた松川ダムは長野県による多目的ダム

昭和50年(1975)に完成した 高さ84.3mの重力式コンクリートダム

上の写真2枚は2008年の秋に撮影したものだが 思い立って12年ぶりにダムを訪ねてみた 

その間 ダム愛好者は増加 ダムカードなるものも発行されている

飯田市街地から大平街道を西へ約5km 大平街道から 案内板にしたがって 坂道を下りていくと

左にWC 駐車場の向こうに東屋と管理事務所が見えてくる

ダムは ほぼ変わらない姿を見せていた

標高は 689.3m 飯田市街地からは約160m高い

ただ訪れる人の影はない 静まり返った ダム上の通路

ここからは別の日 訪れた午後の風景

そこからの遠望 遠くに雪を頂く南アルプス 聖岳のような気がするが

手前には大平街道の白いガードレール

吐水口は2ヶ所 水は ほとんど流れていないようだ

右が管理事務所 左にボートのインクライン

貯めている水の量は非常に少ない

この先 湖底というか 堆砂というか まるでダム湖の雰囲気はない

 

松川第三発電所

松川ダムより市街地方面の大平街道では大型ダンプの往来が多い

ダムに貯まった砂を取り除く再開発事業が今も継続中 そこで その様子をみるべく 街道を上ってみた

松川ダムから 大平街道をさらに 約 1km西に上り 案内標識に従って 1kmほど川へ下っていくと

広い砂地の広場に出る ここが本来のダム湖の末端 再開発事業では分離堰によりバイパス水路を設け

(2016年完成した放水路は さるくらモータースポーツランド上附近) 常時は そちらに水を流しているようだ

大型ダンプは10台ほどで堆砂を運び出して 大平街道を下っていく

左写真上流方向より 手前がトラップ堰 奥が分離堰

ここから先に中部電力第三発電所があるというので ガードレールに沿って さらに奥まで歩いてみた

橋の先に 今は無き 第一および第二発電所の説明看板があり

飯田市街地への最初の電力供給や飯田線延伸に伴う その後の状況などが記されている

右手前が大正13年(1924年)新設の松川第三発電所 現在も稼動中らしいが建物も当時のものかは不明

中電によれば奥の建屋が松川発電所 全体として中部電力松川第三発電所と総称しているようだ

発電用水は ずっと上流部の松川から 7kmにおよぶ地中を流れ 写真の山腹の 22×7mほどの水槽へ

そこから導水管で落としているらしい 国土地理院の地図によれば そこへの道路は発電所から上るようだ

2020・11・29

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