オール読書日記2015年上半期

 

 

 


6月30日(火) C

「起業家のように企業で働く」 小杉俊哉

クロスメディア・パブ…1380企業

働くにも 「起業家」 マインドは必須の

代!5年後の自分を描けない君

紙。 君は、仕事を楽しんでいますか?


6月29日(月) C

「古地図が語る大災害 絵図・瓦版で読

み解く大地震・津波・大火の記憶」創元

社 2000円 本渡 章。在住の大阪を中

心に収集の災害絵図から 当時の社会

の姿を追求の作家。まさに 災害列島。


6月28日(日) C

「鍔つば 現代に蘇る日本の意匠」ジャ

パン鍔愛好会3000円 森 征男。わず

か106頁の小本は鍔愛好家のコレク

ションのようだ どちらかというと色金を

多用した 大名好みの派手な鍔が主。


6月27日(土) C

「世界遺産 姫路城を鉄骨でつつむ。

よみがえる白鷺城のすべて」 文藝春

1480円。先ごろ終えた平成の大

修理の工事の過程を 施工会社や関

わった職人を中心に記録した 小本。


6月26日(金) C

研究を深める5つの問い 「科学」の転

換期における研究者思考』 宮野公樹

講談社ブルーバックス 800円。専門

はナノ材料の京大学際融合教育セン

ター准教授による 研究者の心得論。


6月25日(木) C

「倍音 音・ことば・身体の文化誌」 春

秋社 1800円。バークリー を出た尺

八演奏家の中村明一。西洋と違っ

常的に非整数次倍音を感じる日

化の特質にまで、話を拡げていく。


6月24日(水) C+

「書記にほのめくヒミコの系譜」けやき

出版2000円。前作「ヤマトタケ…」で

自費出版文化賞、日立定年の神社伝

承研究家・崎元正教。今回もテンポ

ヒミコ=アマテラス説の大胆推論。


6月23日(火) C

「ビジネスPowerPoint実践術」 日経

BPムック 1200円。プレゼン必須の

知識を満載、あわせて企画書つくりに

応用のノウハウ。さらには最新のプ

レゼン機器や、制作ソフトの使い方。


6月22日(月) C

「日本のたしなみ帖 和菓子」 自由国

民社1300円。現代用語の基礎知識

編集部による。全126頁の変形小型

ムックの和菓子入門編 感想はなし。


6月21日(日) C

「SNS を活用した農山村地域コミュニ

ティの再構築」 鬼塚健一郎 農村統計

出版 2500円。京大農修士から 民間

企業へて 博士課程。その博士論文だ

という。全体にどうかなあ という印象。


6月20日(土) C

「ニッポンの産業遺産の旅」 1200円

平凡社 別冊太陽のムック 太陽の地

図帳 no.30。世界遺産登録間近のタ

イミングばっちり。南から北へ 日本の

ものづくりの原点 をめぐる183ヶ所。


6月19日(金) C

「中部の都市を探る その軌跡と明日

へのまなざし」風媒社2500円。創立

60周年を迎えた、中部都市学会によ

記念出版 名古屋を中心とする中部

の現在・過去・未来を 多方面から。


6月18日(木) C

「ゴースト・スナイパー」 2400円 文

藝春秋 J・ディーヴァー 人気作家の

シリーズ。四肢麻痺のライムの推理

とともに2転3転する物語の展開。

説と共に 全495頁も退屈はしない。


6月17日(水) C

「カメラが撮らえた 幕末三〇〇藩 藩

主とお姫様」 KADOKAWA 900円

歴史読本編集部による。新人物往来

文庫。幕末に翻弄された大名家族の

運命。初めて 眼にする写真も多い。


6月16日(火) C

「裏が、幸せ。」 酒井順子 1500円

小学館。月刊誌への連載を、加筆単

行本化。明るくて華やかな 表日本に

たいし裏日本のしっとりとした文化を

味わう旅の数々。とくに感想はなし。


6月15日(月) C

「ブログ飯 個性を収入に変える生き

方」 染谷昌利 インプレス1600円。

アフィリエイトやアドセンスで稼いで

さらにその経験談を講演してはまた

ぐ、という幸運な男の自論展開。


6月14日(日) C

農山村の荒廃と空間管理 計画学の

立場から地域再生を考える」世界思

想社 齋藤雪彦 3900円。新味まる

なく 苛ついて最後まで。学術振興

会の補助金を受けたというが 疑問。


6月13日(土) C

「ようこそ建築学科へ!建築的・学生

生活のススメ」 学芸出版社1800円

若手准教授4人の編著。五十嵐太郎

監修。学生生活から 就活まで、ほ

ぼ全てを網羅。建築志望への指針。


6月12日(金) C

「裏国境」 突破 東南アジア一周大作

戦』新潮文庫630円。貧乏旅行が売

りの下川祐治さん国境オタクの本領

発揮で開発に沸く諸国を突破するが

すでに還暦で、結構辛そうな感じだ。


6月11日(木) C

「糧は野に在り 現代に息づく縄文的

生活技術」かくま つとむ 2700円農

文協。奄美の島での 漁撈・採集・狩

猟から、熊野の森の生活など。専門

誌への既出原稿を、加筆し書籍化。


6月10日(水) C

大人のひきこもり 本当は 「外に出る

理由」を探している人たち』 池上正樹

講談社現代新書 800円。40歳以上

の高齢・長期者の実情と様々な対応

いか 失った自信を回復させるか。


6月9日(火) C

「真田幸村と真田丸 大阪の陣の虚

と実像」 渡邊大門 1500円河出ブッ

クス。戦国のもっとも人気のあ武将

真田幸村こと信繁について歴史作

による各種逸話について真実検証。


6月8日(月) C

「宗達 だし噺」 小山鐘平 (株)ゆめ

ディア 1000円。京都の乾物だし

門店の若社長の、だし談義。あわ

和食の代表家庭料理の、レシピ

のせたムック。だしの奥深さを知る。


6月7日(日) C

「日本の文化施設を歩く 官民協働

まちづくり」 松本茂章 3200円 水曜

社。元読売支局長の大学教による

全国 79施設の行脚は貴重だ。予算

悩む運営の厳しさは 皆 同じよう。


6月6日(土) C

「ようこそドボク学科へ!都市・環境

ザイン・まちづくりと土木の学び方」

芸出版社 1800円。若手4人の編

で早大・佐々木葉が監修。就活という

よりも 高校生の進路指南の書かな。


6月5日(金) C

「自由という牢獄 責任・公共性・資

主義」 大澤真幸 2400円 岩波書店

自己・公共・神から 自由を考える哲

だから 難解そのもの。まったく五

霧中の態で ともかく読み終え。


6月4日(木) C

「明治・大正・昭和 絵葉書地図コレ

ション 地図に刻まれた近代日本」明

石書店 鈴木純子2700円 元国

書館資料課長の、私的な収集物を解

説。門会社誌への連載から抜粋。


6月3日(水) C

歴史の 「常識」を読む』 東京大

版会2800円。原始から近現代ま

教科書での史実が実際にどうな

歴史科学研究会の面々が担当す

る。やや専門的過ぎるかとの感あり。


6月2日(火) C

「大和屋物語 大阪ミナミの花街民

史」 神崎宣武 2400円 岩波書店。

2003年に126年の歴史の幕を閉

た料亭 主人・坂口祐三郎と娘・純久

(きく) へ民俗学泰斗による鎮魂歌。


6月1日(月) C

「江戸の飛脚 人と馬による情報通

史」 巻島 隆 2600円 教育出版社。

上州を中心に 三都の江戸時代の飛

脚 および運送についての博士論文

加筆だが、これが意外と面白い。



5月31日(日) C+

「テクノロジーが雇用の75%を奪う」

M・フォード 2000円朝日新聞出版

中身は前向きだ。だから観的

本語書名は不適。機械化の進展

で奪われる消費を担保する方法も。


5月30日(土) C

「新版 図説 城下町都市」 鹿島出

3700円。早大・佐藤滋+城下町

市研究体による全57都市空間

成解析。山当てなどビスタ過大評価

地形と そこでの街道を重視すべき。


5月29日(金) C

「土木遺産W 日本編2」 ダイヤモ

ド社 2200円。(社)建設コンサルタ

ンツ協会・編で世紀を越えて生きる

英知の結晶だそうだ。その通りで

築にくらべると土木の生命は永い。


5月28日(木) C

平常心のコツ 「乱れた心」を整え

93言葉』 植西 聡 1200円自由国

民社要はあるがままの自分で、と

いうことだが 時に正反対の葉が

くる。予約が入り大急ぎ30分。


5月27日(水) C

「私の地方創生論」 今村奈良臣

協1800円。農業6次産業論

めて提唱した 東大名誉教授。

成功例を紹介するのは結構

半では もはや学級文集の様相だ。


5月26日(火) C

「広場」  淡交社 2700円。隈研吾・

陣内秀信が監修。もともと日本の

市空間には、存在しなかった広場だ

現代の新しい広場のデザイン集

の保存版的役割。全編 英訳付。


5月25日(月) C

「時刻表読本」1400円 洋泉社MO

OKいずれ劣らぬ時刻表マニア

が集まって、その薀蓄を 語るのだ。

その知識のディープさには、もは

あきれるほかはない。恐れ入谷だ。


5月24日(日) C+

オフ・ザ・マップ 世界から隔絶され

た場所」A・ボネット イースト・プレ

2400円。地図にない場所のコレク

ション。米の社会地理学教授によ

国家・政治・経済 とは?と考える。


5月23日(土) C

「観察力、想像力、伝える力を高め

ラクガキノート術」1300円竢o版社

ラクガキコーチ・タムラカイの提唱す

ラクガキ思考術を自身が監修した

の。これにも感想は、ありません。


5月22日(金) C

「美しく軽やかに 暮らしを整える44

の秘訣」 辰巳 渚1400円 エクスナ

レッジ。1965年生のエッセイス

日々の暮らし。予約が入っ

てて読んだもので、感想は全くない。


5月21日(木) C

「アナタはなぜチェックリストを使わ

いのか?A・ガワンデ1600円普遊

。単純かつ重大なミスをかに無

くしていくか、WHO を主導するハー

バード大・現役外科医による提案だ。


5月20日(水) C

森永卓郎コレクションpresents「グ

コのおもちゃ図鑑」 1400円プレジデ

ト社「おまけ」で読み解く昭和平成

経済史と副題をつけたミニムックだ

とくに感想なしにパラパラと終了した。


5月19日(火) C

「もっと知りたい ル・コルビジエ 生涯

と作品」 林 美佐 東京美術 2000円

同社 アートビギナーズ・コレクション

シリーズ。建築好き女子向け のムッ

クのようだ。コルビジェ建築 再確認。


5月18日(月) C

「日本風景史」昭和堂4100円。

田路准教授主宰・同名研究会を総

括し景観論が風景論として文学や哲

学・心理学への拡がりを 予せる

内容といえよう。13人の 執筆陣容。


5月17日(日) C

天職が見つかる 女のお仕事バイ

ル」 PHP 1400円。なでしこベス

就活委員会による 高校生向け就

講座。DATAとして収入・内容・

度・就職プロセスなどを、網羅する。


5月16日(土) C

「地域振興としての農村空間の商品

化」 農林統計出版 5000円。筑波

名誉教授・田林明 の編著による

13人の執筆陣。全国の 農村・漁村

観光など 町おこしの現状報告。


5月15日(金) C

「発展する地域 衰退する地域 地域

が自立するための経済学」 ちくま学

芸文庫 J・ジェイコブズ1500円。

刊は1988年 2011年文庫化し

目と化け物的 訳が硬く読難渋。


5月14日(木) C

「伝統建具の種類と制作技法」誠文

新光社 3000円。同社の木工関

シリーズ 大工道具研究会・編

大型ムック。組子細工の 種類の多

さと、仕上りには 唖然とするだけ


5月13日(水) C

「木組み・接手と組手の技法」 誠文

新光社 3000円。同社の木工関

シリーズ。大工道具研究会・編

大型ムック。ほれぼれとする手仕

に、木工文化の伝統を感じるもの。


5月12日(火) C

「築何年?炭素でしらべる古建築の

年代研究」吉川弘文館2700円。

名歴博フォーラムの記録集。

史民俗博物館の、坂本稔・中七重

の編著で C14年代法の事例報告。


5月11日(月) C

「ズームイン、服!」 坂口恭平 マガ

ジンハウス1500円。東北大震災を

期に、故郷・熊本に引っ込んだ建築

家。周囲の 個性あふれる人物観

お手の物。POPEYE連載加筆。


5月10日(日) C

「すし、うなぎ、てんぷら 林 修が語

る食の美学」宝島社1200円。それ

ぞれ贔屓にする小店の主人への

通インタビュー。おそろしく深い店主

と客との無言の対決、一端を披露。


5月9日(土) C

「中世の東海道をゆく」800円 中公

新書 榎原雅治。鎌倉時代、貴族の

旅日記から、その道筋をさぐる試み

東大史料編纂所教授による地理学

史学との検証は 横断的面白さ。


5月8日(金) C

開運!「最上のご利益がある神社」

辰宮太一KKベストセラーズ667円

ペンネームもよくつけたという感じで

平易な解説が評判の、神社研究家

文庫版での願い別 参拝神社案内。


5月7日(木) C

「虫から始まる文明論」 奥本大三郎

集英社インターナショナル 1500円

虫好きの奥本先生による、随想だが

後半の日本風景画論には 異議有。


5月6日(水) C

「いつものパン」があなたを殺す』 三

笠書房D・パールマター1500円

へ作用 小麦粉のグルテンや炭水

物が アルツハイマーを発症させる

米の医者。訳は順天大・白澤教授。


5月5日(火) C

宇治抹茶問屋4代目が教える 「お抹

茶のすべて」1600円誠文堂新光

監修 桑原善助商店社長・桑原

歴史・種類・おいしい点て方・

選び方から、スィーツのレシピまで。


5月4日(月) C+

資源の循環利用とはなにか バッズ

をグッズに変える経済システム」 岩

波書店 細田衛士2800円。廃棄物

を資源とする 社会システムの構築

欧米と比較して提唱、慶大教授。


5月3日(日)

「レジリエンスとは何か こころ、暮ら

し、地域、社会をつくる」東洋経済新

報社 枝廣淳子1700円。東京都市

大教授にして 幸せ経済社会研究所

を主宰。総花的すぎ、共感力には?


5月2日(土) C

「和の道具」できちんと暮らす すこ

前の日本人に学ぶ生活術』ポプラ社

加藤裕子 1000円。アメリカ生活が

長かっただけに 「和」 への思い入れ

深いようで、やや ノスタルジック。


5月1日(金) C

「桜」 勝木俊雄 岩波新書 860円。

植物分類学が専門で国立森林総合

研究所の農学博士。ずっとサクラの

遺伝学的研究を続けてきただけに、

やはり 染井吉野には、数多くの頁。



4月30日(木) C

グローバリズムの終焉」2500円

文協 関 曠野+藤澤雄一郎。同社の

シリーズ「地域の再生」全21巻の

産業革命以来の経済・政治史を「成

長の限界」からの論述は明快 農の

権とベーシックインカムが切札?


4月29日(水) C

「社会とつながる美術史学」 吉川弘

文館 太田智己4200円。同社近代

美術のゆくえシリーズ。藝大研究助

手の博士論文から。1920年代から

50年代の 美術と社会との関係論。


4月28日(火) C

トコトンやさしい有機ELの本 第2版

森 竜雄 日刊工業新聞社 1400円

同社のB&Tブックスで今日からモノ

りシリーズ。またも 工業高校生の

分での、お勉強をしてしまったワ。


4月27日(月) C

「デジタル・アーカイブの最前線 知

識・文化・感性を 消滅させないため

に」 時実象一 講談社ブルーバック

ス860円。消えゆくデジタルデータ

をどう守るか第一人者による報告。


4月26日(日) C

毒があるのに なぜ食べられるのか

船山信次 PHP新書 920円。日本

薬科大教授による身近な毒物談義

食物の持つ毒性を ほぼ網羅して

薬同源ならぬ 毒薬同源を主張だ。


4月25日(土) C

「もじれる社会−戦後日本型循環モ

デルを超えて」本田由紀 ちくま新書

820円。教育社会学が専門の東大

教授による「もつれ」+「こじれる」現

代日本の社会分析は わかるけど。


4月24日(金) C-

「ネット風評被害」 ディスカバー携書

薮崎真哉1000円。同対策コンサル

タント会社経営だけに現状実態報告

脅しばかり。最後に 自社の宣伝と

んな程度じゃ、お話にならないゼ。


4月23日(木) A

「ブラインド・サイド」ハヤカワNF文庫

980円 M・ルイス。12年のスーパー

ボウルで優勝 ボルティモア・レイブン

LT マイケル・オアー物語。米社

の光と影を 前作マネーボール同。


4月22日(水) C

「失われた夜の歴史」 R・イーカーチ

インターシフト3200円。当時の日記

類から、人口照明ができる以前の夜

に対しての、社会状況を詳説する全

493頁。長かったがともかく読んだ。


4月21日(火) C

「第三の創造革命」 2500円 角川学

出版。KADOKAWAインターネッ

ト講座10は副題「経済と労働の変化

著作権」野村総研・山形浩生監修

難解だが 方向性はウッスラ感じた。


4月20日(月) C

「日本発掘! ここまでわかった日本

の歴史」朝日選書1600円。文化庁

主催の江戸東京博での連続講演

1冊に。旧石器時代から縄文・弥生・

古墳・古代・中世と12人が執筆だ。


4月19日(日) C

「思想する住宅」 林 望 630円 文春

文庫 あのシステム工学の林雄二

の息子にして文学者ゆえ、その住宅

論は 肌理が細かい。当方の住居

学講義での指摘点には、ほぼ言及。


4月18日(土) C

ダイナミック図解 「 飛行機の しくみ

パーフェクト事典」ナツメ社1500円

総アート紙でのメカニズム図解、監

修は東大・鈴木真二教授。知ってお

きたい基本構造から最新技術まで。


4月17日(金) C

心の安らぎを求めて「日本名庭園紀

行U」阿部 茂 竹林館 2300円。高

校教諭を 定年退職しての名庭園行

脚は好評につき第2巻目。今度は全

国に足をひろげての鑑賞旅である。


4月16日(木) C

「個人事業者の【超簡単】経理」ぱる

出版 吉田信康 1500円。現役税理

士による確定申告の手引き。要は勘

定科目を覚えて整理していくことか。


4月15日(水) C

「クイズで楽しむ日本語の不思議 あ

なたの日本語力を磨く100問」 高橋

こうじ 新水社 1300円。ことば研究

家でもある 劇作家が出す100問の

答は、丸出ダメ夫状態で 終了した。


4月14日(火) C

昭和の暮らしで写真回想法3 農・山・

漁の仕事」農文協 3200円。認知症

予防のための昔の暮らし・技・文化を

高齢者に回想させる方法。写真は宮

本常一関係の 昭和の時代物が主。


4月13日(月) C+

「駅をデザインする」 赤瀬達三 ちくま

新書 980円。営団地下鉄ほか 従事

した 各所のサインデザインの概要に

ついてだが圧巻は後半部のパブリッ

クデザイン論は スケール感も十分。


4月12日(日) C

保存版「日本大改造 2030 この国を

変える250のインフラ事業」 日経BP

社 2800円。雑誌 「日経コンストラク

ション」の記事から大規模土木事業を

集合して再編集。面白そうな工事だ。


4月11日(土) C

「イギリス人アナリスト 日本の国宝を

守る 雇用400万人GDP 8%成長へ

の提言」講談社+α新書 840円。

国人の辛口日本論。漆工芸社長だ

文化財保護による 観光立国提言。


4月10日(金) C

「地域再生のフロンティア」 2500円

農文協。同社のシリーズ 「地域の再

生」全21巻の15。明大教授・小田切

徳美の編著で16人が中国山地での

地域再生の取組の報告。重量感有。


4月9日(木) C

本は旅をつれて 旅本コンシェルジェ

の旅行記」森本剛史 2000円 彩流

社。昨年逝去した 旅行作家の既出

原稿を 友人たちが再構成して 刊行

だから内容が古過ぎ 文章は上手。


4月8日(水) C

「午前零時の自動車評論 8」文踊社

沢村慎太朗 1500円。週一で 記事

2本を配信する メールマガジンを主

宰。単行本化して すでに8巻目。

外にも、何とかついていける 内容。


4月7日(火) C

「謎深き庭 龍安寺石庭 十五の石を

ぐる五十五の推理」細野 透 淡交

1800円。日経アーキ元編集長

自身の新説や、古今の諸説を評

それほど 深い意味は ないのでは。


4月6日(月) C

「超高齢社会の未来 I T立国日本の

挑戦」 毎日新聞社1500円。政府

員会での座長を務める早大教授・小

尾敏夫と同准教授・岩崎尚子による

政策の方向。目新しいものは皆無。


4月5日(日) C

「観光考古学」 3000円 ニューサイ

エンス社。考古調査ハンドブック第7

巻は立正大名誉教授・坂詰修一・

修。吉野ヶ里・三内丸山など保存例

を20人が執筆 景観にも参考事例。


4月4日(土) C

「ねえ、私の話聞いてる?」といわれ

ない 「聴く力」の強化書 あなたを聞

上手にする「傾聴力スイッチ」のつ

りかた』岩松正史1300円 自由国

社 最も大切な事は自己の承認。


4月3日(金) C

「日本の絶景&秘境100」 朝日新

出版 1400円。あちこちで 紹介

されるお馴染みの風景場所ばかり

だが その周辺の観光案内が充実

旅行ガイド、としての位置づけだ。


4月2日(木) C

「アウトドアで働く」 須藤ナオミ ぺり

かん社 1200円。ルビを しっかり

振った中高生向けの 同社なるには

BOOKSの補巻16。140巻を越え

補巻・別巻と, さらに発刊予定だ。


4月T日(水) C

「世界で一番美しい劇場」 エクスナ

レッジ 1800円。豪華絢爛たるオペ

ラハウス から始まって、モダンな現

代建築の劇場まで、世界中からコレ

クション。眼の保養になりましたワ。



3月31日(火) C

「もっと 脳の強化書2 アタマがどん

どん元気になる!!」加藤俊徳 あさ出

版 1300円。脳の学校を主宰の医

師。こでは、欲求をテーマに好奇

心を養う方法。好評につき 第2弾。


3月30日(月) C

「誰が… 下 貧困層へ転落する中

間層」上巻に続き、リベラル派記者

による 現代政治史。富裕層に支

される2大政党の現状から 一般

衆の政治参加を 呼びかけるのだ。


3月29日(日) C

「誰が アメリカンドリームを 奪った

か?資本主義が生んだ格差大国」

H・スミス 朝日新聞出版 2000円

グローバル化が、米中間層から世

の新興国へ 夢を移転したわけ。


3月28日(土) C

「日々、蚤の市 古民藝もりた が選

だ、ちょっと古くて面白いモノ。」

青幻舎3200円。青山で道具屋を

営む田直が蒐めた 世界の民藝

品。紙や布製品は、ホコっぽくて。


3月27日(金) C

石垣整備のてびき」 5000円 同成

社。文化庁文化財部記念物課・監

修の技術書。城跡などの石垣につ

いて復旧・解体修理のABCからZ

まで。これが、意外と面白いのだ。


3月26日(木) B

きみの脳はなぜ 「愚かな選択」をし

しまうのか−意思決定の進化論』

D・T・ケンリック+V・クリスケヴィシ

ウス講談社2400円。経済学でいう

合理的選択から 外れる決定はどこ

から?に明快な答え。訳が特A級。


3月25日(水) C

「星に憑かれた男たち 江戸の天文

学者 間重富と伊能忠敬」 鳴海 風

日本評論社1900円。大企業定年

で転進の 和算小説家。天文学・

理学を志した 開化以前の人物史。


3月24日(火) C

林修の仕事原論 壁を破る37の方

法」 青春出版社 1280円。すごい

才能が 発掘されたもの。その林

先生の運命に流されつつ冷静で

向きな処世訓。某雑誌連載加筆。


3月23日(月) C

「日本の名城 解剖図鑑」米澤貴紀

エクスナレッジ1600円。城の基本

から城跡・現存天主・復元天主・復

興天主。それぞれの見所を いとう

良一のイラストで 説明。写真なし。


3月22日(日) C

「ファーマゲドン 安い肉の本当のコ

スト」F・リンベリー2000円日経BP

動物福祉の糾弾団体CFOが世

界の工場式畜産ルポ。話は食料

棄・環境汚染・温暖化 と食糧危機。


3月21日(土) C+

人の脳にはクセがある−動物行動

学的人間論」 小林朋道 新潮選書

1100円 鳥取環境大教授。原始人

類が体験で得たクセ。そこではネガ

ティブ思考の方が生き残るに有効。


3月20日(金) C

「世界でいちばん美しい洞窟、魅惑

の石窟 世界の写真家による冒険

の記録」 エムディエヌ-コーポレー

ション2200円。190頁総アート紙

写真集。閉所恐怖症だから 苦手。


3月19日(木) C

「喫茶の歴史−茶薬同源をさぐる」

岩間眞知子 大修館書店 2000円

同書店 あじあブックス 中国と日本

の、本草関係の書物の読み解きが

主で、薬としての茶の歴史に重点。


3月18日(水) C

ビジュアル版「世界のお祭り百科」

S・デイビイ 柊風舎 12000円。総

アート紙で全271頁 500の祭りを

紹介の 英の写真ライター。地域

の解説と 祝祭の目的毎のまとめ。


3月17日(火) C

「ほんものづくり」 建築ジャーナル

1200円。組織設計事務所・佐藤総

合計画の図書館設計部署の6人+

15人のデザイナーさらには什器会

社の担当が 図書館について語る。


3月16日(月) C

「柳宗悦も賛美した謎の焼絵発掘」

定本 焼絵考 田部隆幸誠文堂新光

社 1800円。熱したコテを使って描

くというマイナーな焼絵の世界を 大

企業定年退職の蒐集家が解説だ。


3月15日(日) C

「旧帝国ホテルのクリームソーダ」

石川雅英 美術出版社1400円。A4

判 ヨコ1/3の凝った製本。ホテルが

得意な建築家の随想 文章にも定評

あるだけに、自信に満ちたエッセイ。


3月14日(土) C

「焼肉の技術」 旭屋出版 3600円。

大評判店の「肉の切り方・味付け・提

供法」について。これは最早、焼肉と

いうよりも、日本生まれの新しいジャ

ンルの料理 ともいうべきなのだろう。


3月13日(金) C+

「文化財のための 保存科学入門」

角川学芸出版 2800円。京都造形芸

術大学・編による。刊行は 2010年で

これは2016年の第4刷 保存科学で

の各分野の概要は 意外に楽しめた。


3月12日(木) C

「武士の奉公 本音と建前」 高野信治

吉川弘文館 1700円。九大教授によ

る江戸時代の出世と処世術。現代に

も通ずる社会生活だが家格に縛られ

ているだけ厳しいか。引用が多過ぎ。


3月11日(水) C

日本遺産巡礼 東日本30選」日経BP

1400円。日経アーキテクチュア連

載再編集のガイドブック。同社の磯達

雄が文・宮沢洋一がイラストを担当 と

もに相当に跳んだ解釈で、楽しめる。


3月10日(火) C

「食べない人たち」 1300円 マキノ出

版。小食には興味があるが 不食とは

秋山佳胤・森美智代・山田鷹夫の3人

の不食人。それにしても 第4刷とは。


3月9日(月) C

「高野山 癒し」 1200円 主婦と生活

社。金剛峰寺三昧院住職・久利康暢

による ハンディな高野山ガイドブック

宿坊に泊まって、写経や阿字観で弘

法大師と一体となる休日、を過ごす。


3月8日(日) C

「デジタル時代の知識創造」 角川学

出版 2500円。KADOKAWAイ

ンターネット講座3は副題「変容する

著作権」前国会図書館長・長尾

監修で そうそうたる10人が執筆陣。


3月7日(土) C

どこからそう思う?「学力をのばす美

術鑑賞」ビジュアル・シンキング・スト

テラジーズ 淡交社2500円 MoMA

にいた F・ヤノウィン考案の初等教育

法。観察力・思考力・言語力 を養う。


3月6日(金) C

「超地域密着型会社経営」 松本俊人

クロスメディア・パブリッシング1480

円。川口の小さな不動産屋から出発

全国展開まで窺う。その実践経営哲

学をあますところなく開陳するのだ。


3月5日(木) C-

「地方創生はアクティブシニアのワー

プステイ【里山留学】からはじまる!」

住宅新報社1500円。NPOワープス

テイ推進協議会 の面々が執筆。アイ

デアだけ 中身スカスカ 編集力ゼロ。


3月4日(水) C+

「ヘンな日本美術史」山口 晃 祥伝社

1800円。人気の画家が 誰でも知っ

ている日本の名作を 解説する。その

空間性への言及など、新鮮な見方は

さすが 景観論的にも得るところ多し。


3月3日(火) C

「鉄の事典」 朝倉書店22000円。

790頁。人類で、最も大きな発明とい

われる 鉄のすべて。物理学・化学分

野については拾い読みも 人類にとっ

基本的なものだ ということは理解。


3月2日(月) C

「文字の靈力 杉浦康平…デザインの

言葉」 工作舎 2800円。既出原稿を

再校正したシリーズ第3巻。漢字を中

心に まとめたデザイン思考。ただ驚く

ほどの新しい概念は、見当たらない。


3月1日(日) C

「一度は行ってみたい 街並発見 美し

日本の町64」 瀧山幸伸 1900円

書房。一貫して、街並景観を探し

求める、三井不動産社員。教育サ

「ジャパン・ジオグラフィック」の成果



2月28日(土) C

「伊東豊雄 子ども建築塾」 LIXIL出版

2300円。村松伸 太田浩史をくわえて

3人で運営するスクールも4年目 やは

り設計関係者の子弟が多そうだ。いか

にも、メディア受けしそうな 企画だが。


2月27日(金) C

トランプゲーム大全」赤桐裕二 スモー

ル出版 3500円。トランプゲーム界の

第一人者による 詳細なゲーム紹介は

全653頁。当然、すべてを読むわけに

もいかず ゲーム毎の概要のみ把握。


2月26日(木) C

「熱闘!日本美術史」 新潮社とんぼの

2000円。美術史家・辻惟雄の出す

日本の傑作を お題に 村上隆が答えを

制作、という芸術新潮連載をミニムック

タテ長画面について、知りたかったが。


2月25日(水) C-

「ジャパン・クライシス ハイパーインフ

レがこの国を滅ぼす」1300円筑摩書

房。橋爪大三郎・小林慶一郎 両先生

3度の対談を膨らます 故に緊

皆無。こんな本読む気にもならない。


2月24日(火) C

「アートにとって価値とは何か」幻冬舎

三潴末雄1700円。ギャラリー経営者

半生記と現代アート論。アートの

ローバルーケットとは単に金持ち

ブランド志向だけ という見方もあるヨ。


2月23日(月) C

「牛肉の歴史」 L・ピアッティ=ファーネ

原書房 2000円。同社「食」の図書

館シリーズ、牛肉の文化史といったと

ころだが まるで昂ぶるところなく 淡々

と最後まで来てしまった 感想はなし。


2月22日(日) B

「織物」 植村和代 3200円 法政大学

出版局 ものと人間の文化史。帝塚山

大教授による、織物・織機の歴史研究

東南アジアからペルシャにも。実際に

自分で織っているだけに重みがある。


2月21日(土) C

蘇る「古代の王朝」出雲風土記が語る

神話の真実』高速アカデミー1850円

何が言いたいのか不同アカデミー

学院長・吉岡節夫による古事記・日本

書紀ほかを主題にした ファンタジー。


2月20日(金) C

「2015年版 間違いだらけのクルマ選

び」 草思社 1400円。昨年11月に逝

去した徳大寺有恒のあとを、島下泰久

が受け継ぎ。誰が読者なのか わから

ない状態。今後は どうなっていのか。


2月19日(木) C

「真贋のカチマケ 鑑定人の仕事」 二

見書房 中嶋誠之助 2500円。TVで

御馴染みの自慢話が 大分入った

董論。後半の 中国・日本の陶磁史は

簡潔で結構 参考になる。全492頁。


2月18日(水) C

歴史図解 戦国合戦マニュアル」講談

東郷 隆 1300円。時代小説作家

による実録・戦国考証 イラストを上田

信が担当でわかりやすい 2002年の

刊行。なぜ 新刊蔵書なのか不明だ


2月17日(火) C

「信州風景画万華鏡」岸田惠理 玲風

書房1800円。長野県主幹学芸員に

よる企画展での画家とその対象物へ

の論考。いくつかの 景観へのヒント。


2月16日(月) C

「蘇活力」 南 和友 アチーブメント出

1100円。長らくドイツで活躍し渋

川の病院長による健康生活極意 感

動が生きる力、との意見に全面的に

賛同。日本医療システムにも 意見。


2月15日(日) C

「日本の図像 漫画」バイ インターナ

ショナル 2800円。鳥獣戯画から始

まり 明治期までの日本漫画の系譜

ほぼ網羅していて、資料的価値。


2月14日(土) C

「らしい」建築批判』 飯島洋一 青土

2400円。新国立競技場問題か

ら高度資本主義の中でブランド化し

消費される現代建築とくに これで

かと安藤忠・伊東豊・石上純 批判。


2月13日(金) C

「新しい免疫入門」 審良静雄・黒崎

知博講談社ブルーバックス860円

大阪大の免疫学研究の権威2人に

よる。入門とはとても思えない 用語

とともに難しい内容は 読んだだけ。


2月12日(木) C

「特撰 森林鉄道」 西 裕之 講談社

2800円。歯科医が本職の鉄道研

究家による昭和を彩ったミニ鉄道・

軌道の記録。木曾や遠山も登場し

当時の様子などを 思い浮かべた。


2月11日(水) C

「日本の古代道路 道路は社会をど

う変えたのか」近江俊秀 角川選書

1800円。文化財審議官による 駅

路研究。当方の興味は飯田を通る

東山道の記述だったが、全くなし。


2月10日(火) C

VINTAGE HOME」エクスナレッジ

1600円。 京都の町家・米軍ハウス

洋風アパート・古民家など、流行の

古家暮らしスタイル。しかしカッコは

いいけど、どこも寒くてたまらんぜ。


2月9日(月) C

可笑しな小屋」J・フィールド=ルイス

二見書房 1800円。居心地のいい

「ミニハウス」−羨望の35軒 として

同社の「可笑しな家」シリーズ 気分

転換に、寝転んで読むには 最適。


2月8日(日) C

工作舎物語 眠りたくなかった時代」

臼田捷治 左右社 2200円。元「デ

ザイン」 編集長による松岡正剛・杉

浦康平ほか多彩な人の伝説。「遊」

衝撃的だったが 今もやや違和感。


2月7日(土) C

「熊野三山」 1620円 JTBパブリッ

シング。同社小型ムック楽学ブック

ス・シリーズは 写真家 kankan

撮影よる 総アート紙の旅行ガイド。


2月6日(金) C

図解でよくわかる 「植物工場のきほ

ん 設備投資・生産コストから、養液

栽培の技術、流通、販売、経営まで

誠文堂新光社 1600円。千葉大名

誉教授・古在豊樹監修、現状報告。


2月5日(木) C

「理不尽な進化 遺伝子と運のあい

だ」吉川浩満 朝日出版社 2200円

科学ライターの進化論を巡る思索。

素人にとっては どうでもいい哲学話

延々と422頁続く 参りましたワ。


2月4日(水) C

「雨と生きる住まい 環境を調節する

日本の知恵」INAXライブミュージア

ム1500円。安藤邦廣・青木崇人ほ

3名が執筆 63頁の薄い本。対象

読者は一体誰なのか、判然とせず。


2月3日(火) C

「オン・ザ・マップ 地図と人類の物語」

S・ガーフィールド 太田出版2300円

ヒストリカル・スタディーズ・シリーズ

12は、地図好きの英作家による プト

マイオスからグーグルマップまで。


2月2日(月) C

初心者にも上級者にも わかりやすく

て役立つ「手入れがわかる雑木図鑑」

平井孝幸 講談社1500円。洋風

構成する、今主流の雑木について

庭家による 樹種ごとの剪定読本だ。


2月1日(日) C

古代の女性官僚 女官の出世・結婚・

引退」 伊集院葉子 1800円 吉川弘

文童。奈良から平安にかけての女官

について。意外と 想像の輪は拡がる

こういった研究者が居ることに驚き。



1月31日(土) C-

「グローバリズムという病」 平川克美

東洋経済新報社 1500円。これは 2

目だが前作 「…銭湯経済」とともに

何を今さら泣き言を と思う。建設的な

所が何処にもない悲観論は 真っ平。


1月30日(金) C

「シナリオ・プランニング」 W・ウェイド

英治出版2400円 スイス在住コン

ルタント 「不測の事態」を如何に

するか。作用する力を、タテ・ヨコ軸に

4象限から事態を想定する、発想法。


1月29日(木) C

「2040年の新世界 3Dプリンターの

衝撃」 H・リブソン+M・カーマン 東洋

経済新報社 2200円。機械 という概

念を遥かに越える、3DPの将来像だ

話が長すぎる。473頁も必要か。


1月28日(水) C

小さな運送・物流会社のための 荷主

から信頼される!「プロドライバー」の

教科書』 酒井 誠 1800円プロドラ教

科書。運送会社3代目 (社)日本ラッ

クドライバー養成機構創始者、執筆。


1月27日(火) C

「江戸の開府と土木技術」 吉川弘文

6500円。江戸遺跡研究会編。同

会の例会の発表論文をまとめたもの

11名が執筆。とくに後半の石垣の

礎関係の考察は、なかなか面白い。


1月26日(月) C

「シェール革命 繁栄する企業、消え

る産業」 財部誠一 1500円 実業の

日本社。米におけるシェールガス開

発にともなっての、世界産業経済の

動向。基礎知識から将来予測まで。


1月25日(日) C-

「できる人はなぜ、本屋で待ち合わ

せをするのか」 臼井由妃 1200円

翔泳社。この「一工夫」が一流の人

生を作る。できる人、一流の人とは

誰か?よくもまあ厚かましいもの。


1月24日(土) C

「時間がないから、何でもできる!」

吉田穂波 サンマーク出版1400円

4女の母 ハーバード院留学婦人

医の体験記。両親が大学教員

科医の夫では、あくまでも特殊解。


1月23日(金) C-

ピカソ思考」小川仁志1500円 ディ

スカバー・トゥエンティワン。徳山高

専准教授。専門のヘーゲル哲学と

ピカソ芸術を無理やりの融合

つきで 本を書いてもらっては困る。


1月22日(木) C

領土問題は「世界史」で解ける』

島社 八和郎1200円。徳島文理

大院教授だというが、おそろしく詳し

い東北アジアの政治史 いかにして

現在の問題が生じたのかを 納得。


1月21日(水) C

「失速する世界経済と日本を襲う円

安インフレ」 ビジネス社 1600円。

井総研御曹司・舩井勝仁と

ンサル・朝倉慶による、恐慌前夜

資産防衛編。そこそこに面白い。


1月20日(火) C

[オープンデータ+QGIS] 統計・防

災・環境情報がひと目でわかる 地

図の造り方』技術評論社3500円。

電子地図情報を利用しての地図作

成ソフトによる 作業マニュアル本。


1月19日(月) C-

「日本の文化 本当は何がすごいの

か」田中英道 育鵬社1400円。イタ

リア美術史が専門の東北大名誉教

ながら突っ込みどころ満載

国粋主義に、もう 鼻白む思いだけ。


1月18日(日) C

「モンベル7つの決断」辰野 勇 ヤマ

ケイ新書760円。創業者による会社

の発展と、アウトドアビジネスの舞台

裏は面白い。ただし 社名についての

記述が、こにもないのは何故か?


1月17日(土) C

「デジタル一眼交換レンズをはじめ

て使う本」翔泳社1800円。石田徳

幸・サカシタヤマト・須田卓馬・野村

奈緒子・前田徳彦 5人の写真家が

作例。高そうな レンズばかりだな。


1月16日(金) C

「辞書には載らなかった不採用語辞

典」飯間浩明 PHP 1300円。三省

堂国語辞典編纂委員が集めた言葉

要は一般的には、定着していないと

思われる言葉だが、多少の勉強に。


1月15日(木) C

「茜夜」のシンプルに暮らす、小さな

キッチン』 柳本あかね 河出書房新

社1400円 グラフィックデザイナー

2級建築士 神楽坂でバーと茶房を

若手のグッズ&哲学、センス宜し。


1月14日(水) C

「アタマの体質改善」武藤新二 日経

新聞社1400円。電通社員による思

考・発想・企画力をアゲる トレーニン

グ書。 否定論は良くない とは思うが

もこれも消費される、空しさ感。


1月13日(火) C+

「大格差-機械の知能は仕事と所得

をどう変えるか」 T・コーエン NTT出

版2400円。ITの進展が2極社会構

造を生む必然性 と労働市場の未来

その将来像には納得せざるをえず。


1月12日(月) C

「ビッグデータの罠 岡嶋裕史 新潮

新書1100円 利便性と引き換えに

貴重な個人データを売りわたしてい

る実情を関東学院大准教授が警鐘

を鳴らす わかっちゃいるんだけど。


1月11日(日) C

知らずに食べればボケていく「本当

に怖い老化食品」白澤卓二 徳間書

店1000円。老化医学が専門、TV

でお馴染みの順天堂大教授。加工

食品をやめ、良質油脂を摂ること。


1月10日(土) B

「双子の遺伝子」T・スペクター ダイ

ヤモンド社2400円 英の双子研究

第一人者「エピジェネティクス(遺伝

子変化)」 が2人の運命をわける と

「生まれか育ちか」 論争へ新回答。


1月9日(金) C

「立入禁止」をゆく』 B・L・ギャレット

育土社 4200円。廃墟・地下鉄・下

水道・高層ビルへの 不法侵入趣味

米・若手民族誌学博士が 英国

大陸・新大陸へと、征服写真付だ。


1月8日(木) C

「縮小都市の挑戦」 矢作 弘 岩波新

820円。自動車産業都市・米デト

ロイトと伊トリノ両都市の衰退と再生

の芽 そこから日本の地方都市への

提言も今ひとつはっきりしない論旨。


1月7日(水) C

アメリカ最強の特殊戦闘部隊が「国

家の敵」を倒すまで』1700円 講談

社。ビンラディン殺害の米 SEAL隊

M・オーウェン。NO EASY DAY

が原題、手に汗を握る実録手記だ。


1月6日(火) C

柳田国男傑作選 「神隠し・隠れ里」

角川ソフィア文庫720円 国際日本

文化センター教授・大塚英志編。

少のころからの体験など 柳田の発

想を原点を知る 横断的な想像力。


1月5日(月) C

幕臣伝説 史実と噂のはざま」 氏

幹人 洋泉社 歴史新書 950円。

戸の歴史研究家。旗本ほの仕事

それにまつわる噂など、れた文

書を自分だけで愉しんでいるのだ。


1月4日(日) C

集める人々」瀬川正仁 2000円 バ

ジリコ。コレクターの小宇宙 昭和家

電・ビン・虫・おもちゃ・根付・鉄道物

・布・鉱物・凧・軍隊物・ワイ

チンコ台・エジプト美術と多彩だ。


1月3日(土) C

「大阪建築 みる・あるく・かたる」

阪神エルマガジン社1800円 大阪

市大准教授・倉方俊輔が、小説家・

柴崎友香を知区毎に有名建築を案

内。やあーなかなかあるじゃない。


1月2日(金) C

韓国の路地を旅する」上原義弘 ミリ

オン出版1500円。2006年の初刊

再版 路地(部落)研究家による韓

の差別民・白丁を訪ねる旅。相変

わらず話が遅いが 想像力は広い。


平成27年1月1日(木) C

「イザベラ・バードの旅の世界」 金坂

清訓 平凡社 3600円 バード研究で

有名な京大名誉教授。その足跡を辿

る旅を、ツイン・タイム・トラベルと称し

、世界15ヶ所での写真展の開催。


 

back