飯田市の都市景観構造
景観全体像
その2 市街地俯瞰を追補 2008.10.8
その1 市街地遠望
飯田市は長野県南部 伊那谷と称する天竜川の河岸段丘に発達した城下町である
中央アルプスの最南端と南アルプスの前山 伊那山地にはさまれ
南北より少し西よりに流れる天竜川には多くの支流が流れ込み いくつもの台地を構成している
道路は低い部分を走る国道と台地上を走る県道があり 中央高速道も山麓際を通過している
JR飯田線はほぼ等高線に沿ってのんびりと走っており 独特の景観をつくっている
市街地は段丘上の旧城下町を中心としているがバイパス上に新しい商業集積がみられる
a 虚空蔵山から見る風景
眼下に拡がる飯田市街地の向こうに天竜川
さらにその向こうに竜東段丘と伊那山地
(撮影 松島潤平氏)
b 下へ降りて笠松山麓から見る段丘風景
左に長姫台地 右に八幡台地 間に鼎下の段の街
c 飯田市立病院ヘリポート(八幡台地)より見た段丘風景
伊那谷を天竜川と並行にみる
手前の緑の丘が高松台地 その奥の丘が座光寺台地
さらにその奥が高森台地 中央の点が役場のようだ
右に天竜川と竜東台地 ずっと奥は駒ヶ根・伊那方面
d 今度は南の駄科附近から北側を見る
左奥が高松台地 右が竜東台地
e 天竜川を下流から上流方向 右は竜東台地
中央の橋は水神橋
f 天竜川を渡って竜東台地から西方向
下に天竜川 左に八幡台地 右に高松台地
奥に長姫台地と飯田市街地
g 天竜川左岸喬木村堤防を弁天橋方向
h 座光寺地区中段の南端から南方向
i 高森町吉田台地の突端から 南方向
今度は左の低い位置に天竜川が手前から奥に流れる
右側の台地が高森役場の台地 奥に飯田市街がうっすら
その2 市街地俯瞰
1 市街地の俯瞰景観
正永寺原の近くから
2 さらに北側の風越山麓の無人工場(黄色の建物)から
伊賀良方面 真ん中の筋が中央道
それにしても電線邪魔
3 滝ノ沢団地上の山麓から 右の社叢が白山神社
4 もう少し北側に回りこみ 少々下った道路から
市街地の全貌が見られる
写真は広角のため 平板な印象だが 実際の眼でみると望遠効果で迫力
5 さらに北側 通称柏原 風越高校下から 望遠で
6 大宮温泉駐車場から
レストラン営業当時は視点がもう少し高くて 展望十分
営業再開を望みたい
7 上郷トンネル上の眺望ポイント
市街地のほぼ全域を横から眺める位置
視線を南に向けると 市街地を越えて 遠く八幡台地を遠望
さらに南東に八幡台地の突端の市立病院と 背景に竜東台地と伊那山地