智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)

過去読書日記 2000年1月〜2016年12月

 


10月20(月) C

「出版という仕事」 三島邦弘 ちくまプリマー新

書 900円。読者は 中高生か。面白い企画の

本を出す ミシマ社の社長。出版不況と言われ

る中で出版社のあり方 とくに取次会社の

システムに抵抗。直販を目指す姿勢を強調。


10月19(日) C

「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、や

わらかくする「マインドフルネス」入門』 日本実

業出版社 1600円。オレゴン州の小児科医で

瞑想指導者 ジャン・チョーズン・ベイズ著。53

の方法を紹介も その真髄の呼吸法記述なし。


10月18(土) C

「19歳までに手に入れる7つの武器」 幻冬

社1600円。精神科医・樺沢紫苑が若者に

ゲームに例えてアドバイス。7つとは 整える

力、レジリエンス、ロントロール力、つながる

力、読解力、好奇心、アウトプット力 まずは

スマホを抑制して、すべてが始まるのだ。 


10月17(金) C

「懐石新書 革命と継承の日本料理」 淡交

社 2300円。1977年生 遠山記念館学芸

課長・依田徹による。懐石料理の変遷につ

いて。素人にもわかりやすく、その歴史をま

とめたもの 月刊誌「淡交」連載単行本化。


10月16(木) C

「今こそ学びたい日本のこと 知っているよう

知らない 日本人の心、食文化、職文化、信仰、

地域の魅力など」 地球の歩き方1600円。イン

バウンド外国人を案内するマジックトリップ社の

蜂谷翔音・松本まさ が執筆 内容はほぼ満足。


10月15(水) C

「きみに冷笑は似合わない SNSの荒波を

乗り越え、AI時代を生きるコツ」 山田尚史

日経BP1500円。1989年生まれ、起業

て相当な財産を築いたという自慢話にお付

き合い。小説家としてミステリー大賞受賞。


10月14(火) C

「60歳からの暮らしがラクになる住まいの

り方」 田中ナオミ 主婦と生活社 1600円。

その方面では 有名な住宅設計家らしい。

回は自宅を大公開、家事と収納の知恵を中

心に その優雅な生活ぶりを披露するのだ。


10月13(月) C

仏教1500年の流れが劇的にわかる「日本

の仏教史年表」 大角 修 1700円 朝日新

聞出版。監修は民博・山折哲雄名誉教授。

かなり詳しく 出来事を追った年表に、テー

マ別に、図版などで 解説を加えたものだ。


10月12(日) C

行って眺めて撮る!「巨大工場探訪ガイド」

小林哲朗 玄光社 2500円。北海道から九

州まで工場専門写真家が案内のムック本。

夜景満載で 迫力満点写真ばかり。場所取

りや撮影の注意点も併記して、親切至極。


10月11(土) C

1万人の才能を引き出してきた脳科学者が

教える「やりたいこと」の見つけ方』 西 剛志

PHP 1650円。脳科学者というより ライフ

コンサルタント。自己肯定感 のための感動

をどこで見つけるか。仕事、趣味、それとも

社会貢献?自分探しのための 方法各種。


10月10(金) C

GIS入門 この1冊で「統計マップ」が自在

に作れる』 中島 円 ベレ出版 2600円。対

象は 高校の地理クラブの生徒なのか。

なり細かく手順を記述する。ただし 当方に

は それほ必要性を感じない 読んだだけ。


10月9日(木) C

「なぜ週刊誌だけがスクープを連発できるの

か 元文春記者が煮るスキャンダルの裏側」

赤石普一郎 平凡社新書 1000円。内容は

ジャニーズ・松本人志・中居正弘事件深堀り

ほかに現役文春記者へのインタビューなど。


10月8日(水) C

「50歳からのごきげんひとり旅」 だいわ文

840円。ひとり旅に目覚めた 料理研究

家・山脇りこ。国内や海外へ出かけた話だ

さすがに グルメやスイーツ紹介もぬかりな

く、女性ひとり旅の注意点も 上手な文章。


10月7日(火) C

「ビジネス教養としての競馬」 日本能率協

会 1600円。競馬学初級編 というところか

都立大経営学部の渡辺隆信教授が監修。

営業担当者が知っておくべき教養というの

が、このシリーズの目的というところかな


10月6日(月) C

「コロナ後遺症 〜治らない“慢性不調”の

正体」 平畑光一 扶桑社新書 900円。コ

ロナ後遺症専門外来クリニックを開設

怠感などの症状に対し、漢方など東洋医

学を駆使しての治療に方向性を見出す。


10月5日(日) C

フランス人ママ記者、東京で子育てする」

西村・ペペ・カリン 大和書房1400円。

画家の日本人と結婚し AFP東京支局記

者として来日、40歳で出産。日仏の子育

て事情の今をを発信し続けているらしい。


10月4日(土) C

「江戸吉原 解剖図鑑」 菊地ひと美 エクス

ナレッジ 1700円。前作「江戸の衣装と暮

らし 解剖図鑑」につづき 独特の自筆水彩

イラストで遊里の風習を解説だ。折からの

重ドラマを、補完するものになっている。


10月3日(金) C

「幕末維新 解剖図鑑」 山村竜也 エクス

ナレッジ 1800円。歴史作家が当時の人

物から100人に注目しその生涯を語るの

だ。例によって すべてイラスト。知ってい

る人物から初めての人を思い浮かべた。


10月2日(木) C

「サイクルツーリズムの進め方 自転車で

つくる豊かな地域」 藤本芳一 学芸出版社

2300円。びわこ一周 サイクリングロード

の仕掛け人。しまなみ海道など 成功例を

海外の事例も参考に詳述だ 2019年刊。


10月1日(水) C

「新版 大工道具・砥石と研ぎの技法」 誠文

堂新光社 3800円。2011年刊で6刷まで

合成砥石など 新しい情報を加えた第2版。

古いのも読んだが これもなかなかの立派

な体裁。大工さんだけでなく 一般人にも。


 

 

先月の読書日記

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