智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)
過去読書日記 2000年1月〜2016年12月
5月13日(水) C
社会の価値の測り方 ―「見える化」で地域
を豊かにする』 枝廣淳子 岩波新書940円
まちづくりや環境問題でのデータ化の方法
論の最前線。経済などの関連評価や 最後
は海士町などでの 幸福指数を測る提案。
5月12日(火) C
皇室の茶坊主 下級役人が見た明治・大正
の「宮廷」 小川金男 創元社2400円。仕人
(つこうど)として、皇室で見聞きした問わず
語り。元は昭和26年に刊行、を復刻。明治
の元勲や華族が出てきて、面白く読んだ。
5月11日(月) C
「水中遺跡はそこにある」 佐々木ランディ
ちくまプリマー新書1200円。帝京大文化
財研究所准教授の著書を読むのは、2度
目。今回は 中高生向けだけあって、各地
の水中遺跡の概要が主。興味は尽きず。
5月10日(日) C
別冊ダ・ヴィンチ 本棚探偵 本棚を覗けば
「その人」が見えてくる』 月刊誌連載をムッ
ク化。作家をはじめ有名人の本棚をイラス
トで。おそろしく精密な描写は 松島由林に
よる。見事だ。KADOKAWA 1700円。
5月9日(土) C
「醤油大全」 金内 誠 3600円 東京堂出版。
宮城大食産業学部教授による。歴史から種
類まで、ほぼ完璧な内容。しっかりと勉強さ
せてもらった。意外にも 江戸中期からの普
及に驚き。もっと 古くからのものとの認識。
5月8日(金) C
「おでん学!」 紀文食品おでん研究所・編
祥伝社新書 1200円。おでん種販売の大手
会社の調査研究組織による。結果的に 東西
日本の傾向が主、それにくわえ 各地の特長
ある おでん文化に カラフル写真で言及だ。
5月7日(木) C
「個性を輝かせる子育て、つぶす子育て」
辻 秀一 フォレスト出版1700円。スポーツ
ドクターでメンタルコーチの持論展開。自己
肯定感より ここに居るだけで いいんだよと
自己存在感という 概念の重視を提唱する。
5月6日(水) C
「うたい、おどり、建てる 蟻鱒鳶ルのつくり方」
木村奈緒 青土社 3400円。港区聖坂で、20
年 ほぼ完成のセルフビルドの建物。岡啓輔・
建設主と仲間たちの記録。文集みたいなもの
で 読むには少々しんどかったが おめでとう。
5月5日(火) C
「経済は地理から学べ! 全面改訂版」 ダイヤ
モンド社1700円。ときどきTVで見かける ラグ
ビージャージ姿、代々木ゼミナール・宮地秀作
講師第1版から8年、これもすでに 4刷目と好
評だ。たしかに読みやすいし、勉強になった。
5月4日(月) C
「昆虫食の事典」 松井欣也 2800円 東京堂
出版。東大阪大短大教授による 昆虫食の現
在位置。いわゆる未開人の筋肉質の身体の
かなりの部分を、昆虫食が占めていることな
のだろうか。今後の昆虫食の将来を想像だ。
5月3日(日) C
「子どものSNS禁止より、大人のX規制が必
要な理由」 岡嶋裕史 光文社新書 900円。
Xの炎上や リンチなどAI社会のディストピア
を想像する中央大教授。そうならないための
SNS制限のはずだ。書名は まるで駄目男。
5月2日(土) C
「子どもたちによろしく」 長崎訓子。女子美の
先生で、イラストレーター だという。子どもが
中心の映画時評。イラストも秀逸だが、文章
も 瑞々しい感情が一杯で、なかなかのもの
rn press 2800円 A5判横開きの上製本。
5月1日(金) C
「まちづくりのための人流ビッグデータ活用
入門」 学芸出版社 2500円。三井物産と
KDDI の合弁会社で、GEOTRAの役員二
人による 初心者向けの解説本だ。内容的
には未だ発展途上のような印象を持った。