智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)
過去読書日記 2000年1月〜2016年12月
1月14日(火) C
「ロボット倫理学 ソーシャルロボットから
軍事ドローンまで」 青土社 2000円。著
者はウィーン大学で、哲学を講じるという
M・クーケルバーグ教授。産業用、家庭
用、自動運転などの問題点 および有識
者の論点など整理 最後は環境倫理学。
1月13日(月) C
がんばらないで生きる がんになった緩和
ケア医が伝える 「40歳からの健康の考え
方」 廣崎 健 KADOKAWA1400円。40
代で甲状腺がん、全摘出手術を受けての
闘病記。その体験をもとに健康論を開陳。
1月12日(日) C
「ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕
事はじめかたBOOK」ゆらり 技術評論社
1600円。1992年生まれ経験4年、そん
なウマい話があるものか。実際は 焦って
内職詐欺のような悪徳業者の餌食かな。
1月11日(土) C
「藤森照信現代住宅探訪記」 世界文化社
2200円。PR誌「TOTO通信」連載加筆。
古今の現存する、当時話題の住宅を訪ね
る企画。例によって、藤森流のストーリー
展開は一部をのぞいてわかりやすい話。
1月10日(金) C
「日帰りで登れる 温泉百名山」 飯出敏夫
集英社インターナショナル 2000円。前作
「温泉百名山」に続き、今回はリフトやロー
プウェイを使った初心者向けコースを紹介
北海道から九州まで網羅 山岳ライター。
1月9日(木) C
「カゴと器と古道具」 安部智穂 婦人之友社
1600円。桶職人の夫と早池峰山麓に移住
し、好きなものに囲まれた優雅な暮らし。自
身もカゴを編んだり 自然派料理を楽しんだ
りのクラフト作家 でもあるらしい。56歳だ。
1月8日(水) C
「画材の博物誌」 森田恒之 中央公論美術
出版2000円。保存科学を専門とする国立
民族博物館教授。発行年は なんと1994
年だ。30年前の本がなぜ新刊コーナーに
あるのか不明。まあ勉強にはなりました。
1月7日(火) C
「上司がAIになりました 10年後の世界が
見える未来社会学」 橋爪大三郎1700円
KADOKAWA。AIのさらなる発達で社会
がどう変わるか?と社会学の大家 バラ色
の未来は 多言語の克服と核融合技術で
実現すべき、という提言には納得できる。
1月6日(月) C
「図解まるわかり VR・AR・MRのしくみ」
翔泳社 1680円。monoAItechnology
(株)による、近未来的な体験を実現させ
る XRの技術について。脳内視覚システ
ムを後追いの 仮想現実の技術を解説。
1月5日(日) C
「ファンは少ないほうが稼げます」 藤あや
WAVE出版 1500円。著者はライフコン
サルタントを自称の1986年生 女性のプ
チ起業にアドバイス。コアな ファンを作る
べきはわかるが、その逆の書名は無理。
1月4日(土) C
「フェイクニュースを哲学する ―何を信じ
るべきか」 山田圭一 岩波新書 900円。
千葉大院教授による フェイクニュースや
陰謀論のメカニズム解説。要はウマすぎ
る話、出来すぎた話は怪しいということ。
1月3日(金) C
「他人の目が気になる・こわい」から抜け
出す』 翔泳社 1500円。対人恐怖症へ
の療法を 鹿児島大・松本一記准教授と
宮崎大・吉永尚紀教授が詳説 つまりは
過剰な自意識からの、開放というわけ。
1月2日(木) C
すぐに試せるぐっすり睡眠法 「♯スリトレ」
ヒラノマリ 虹有社1800円。日本で一人だ
けという アスリート専門睡眠パーソナルト
レーナー帰国子女。呼吸法、熱さまシート
やアロマ吸引などは利くかも知れないナ。
1月1日元旦 (水) C
あめましておめでとうございます
「人類の祖先に会いに行く―15人のヒトが
伝える進化の物語」G・バルブイアーニ 河
出書房新社2250円 伊のDNA解析が専
門大学教授。300万年前のルーシーから
から ダーウィンまでの壮大なストーリー。