智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)
過去読書日記 2000年1月〜2016年12月
7月15日(水) C
子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と
地域の子育て』 前田正子1900円 岩波
書店 。書名も内容もネガティブで読むの
が辛い甲南大教授。最終章の幼保施設
の成功例は 唐突すぎて違和感ばかり。
7月14日(火) C
「文化財に泊まる」 偏愛はな子 エクスナ
レッジ1800円。国の重要文化財の旅館
2軒のほか登録有形文化財建築 あるい
は重伝建内の 著名な旅館を、グルメとと
もにビジュアルに紹介 これは贅沢体験。
7月13日(月) C
「自動販売機マニア!」 石田健三郎 イカ
ロス出版 1800円。この出版社得意のマ
ニアムック本。1987年生まれが 全国の
珍しい自販機を訪問 多様な販売品に驚く
当然有名な レトロ自販機も 最後に登場。
7月12日(日) C
もっと知りたい「天下人の美術」 東京美術
2300円。いわゆる三英傑の信長・秀吉・
家康が所持した あるいは下賜した銘品を
東京国立博物館の学芸員4名が、解説す
る 刀剣・具足・絵画・茶器など目の保養。
7月11日(土) C
スクールカウンセラーは何を見ているのか
薮下 遊 ちくまプリマー新書 1000円。高
校生の進路先として石川・福井での 現役
経験から。大学院を要求も経済的には不
安定で、強靭な精神が必要。ただ内容的
には素晴らしい仕事であるように思えた。
7月10日(金) C
日本人の死生観を問う 「やまと言葉」の倫
理学』 NHK BOOKS 1700円。東京医療
保健大・山本伸裕准教授による、和語の語
源からの、四苦(生・老・病・死)の解釈。必
ずしも 書名に答えている、とは思えない。
7月9日(木) C
明治・昭和・平成の大合併で激変した日本地
図 「市町村名のつくり方」 今尾恵介 日本加
除出版 1700円。合併の度に名前を変えた
自治体、その経緯や歴史を詳細に記述する
地図好きには 相変わらず楽しめる内容だ。
7月8日(水) C
「世界でものすごく小さな国」 日経ナショナル
ジオグラフィック 3000円。セルビア出身で
オーストリア在住のゾラン・ニコリッチ。現在
認められている国家、あるいは 歴史の狭間
で 過去に存在した国の事情や社会を詳述。
7月7日(火) C
積極的な投資ができる 「デイトレチャート大
全」 池田書店1900円。個人投資家のため
の各種株価チャートの読み方を戸松信博の
監修で わかりやすく図示。あの日経平均株
価の裏で、こういうことが起こっているわけ。
7月6日(月) C
「限りある時間の使い方」 1700円 かんき出
版。仏教思想的にあるがままに 無為の時間
を楽しめ というのだが、最後に希望をも捨て
ろ というのは あまりに過激ではないか。NY
在住 ジャーナリスト オリバー・バークマン。
7月4日(土) C
「理不尽な進化 増補新版 遺伝子と運の間」
吉川浩満 ちくま文庫1100円。思想家と言っ
てよい文筆家。グールドと ドーキンスの論争
を軸に進化論を考える、難しい話だ。448頁
初刊2014年、文庫化2021年すでに4刷。
7月3日(金) C
「往来物」の挿絵 絵でひらく江戸の知と学び』
綿抜豊昭 樹林房 3600円。往来物とは江戸
の寺子屋の一般的な教科書。そのほか 今川
状、古本状など そこに描かれた絵を、筑波大
名誉教授が解説。江戸文化の一端を覗いた。
7月2日(木) C
ロンジェビティ「老いを仕上げる」生き方』メディ
カルレビュー2000円。医学博士で環境相・厚
労相を務めた鴨下一郎著。いかに健康で長寿
を全うするか という話。栄養・運動・睡眠・繋が
り の必要性は理解。私的には後2者が問題。
7月1日(水) C
「ヒトは変なサル わたしたちは進化の頂点な
のか」 中村克樹 くもん出版1500円。京大ヒ
ト行動進化センター長だったらすべての出発
点 2足歩行の獲得状況に 明快に答えてほし
いところだが、ここでも はっきり言えてない。