智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)
過去読書日記 2000年1月〜2016年12月
11月14(金) C
「自家製はエンタメだ。」 浜竹睦子 サンクチュ
アリ出版 2200円。岡山県玉野市在住のイラ
ストレーター。調味料から市販のさまざまな加
工食品まで自家製を目指す試み レシピととも
に得意のイラストでの説明。金はかかるかな。
11月13(木) C
「とんでもないサバイバルの科学 恐竜絶滅か
ら、ポンペイ、黒死病、タイタニックまで、史上
最悪レベルの大事件をどう生きのびる?」 河
出書房新社1700円。米の科学ライター コー
ディ・キャシディ 最新の科学で想像 夢物語。
11月12(水) C
「アウトドアの危険事典」1400円 成美堂出版
キャンプ・登山・山歩き・川・海のレジャー、さま
ざまな場面で遭遇するかもしれないヤバい状
況や生物について写真とイラストで解説 監修
1951年 飯田市生まれの登山家・大蔵喜福、
11月11(火) C
「怖くて美しい能の女たち 日本人の美意識の
究極のかたち」 林 望 草思社 1900円。能入
門書でもある。葵上、野宮、紅葉狩、巴、隅田
川、道成寺、砧、姥捨と八曲の解説は大変勉
強になった。これで 知ったかぶりができそう。
11月10(月) C
「漢方」を仕事にしたいと思ったら読む本」 翔
泳社 2400円。薬剤師 として勤務のあと 実
家の薬局を 漢方専門に育てあげ、SNSを駆
使して 漢方・中医学コンサルタントとして活躍
の杉山卓也が その経験を惜しげもなく公開。
11月9(日) C
「家庭料理の窓」 木村衣有子 1800円 平凡
社。食文化と書評を守備範囲とする ライター
のようだ。日々の食卓を中心にしたエッセイ集
デザイン方面にも強いらしく 柳宗理の調理器
具なども登場する とくに感想もなく読み終え。
11月8(土) C
「瞬発力で最強のパフォーマンスを手に入れ
る 運動センスを呼び起こす科学的メソッド」
中島宏典 KADOKAWA 1700円。元ハー
ドル選手のパーソナルトレーナーが、そのト
レーニング法を 自身の連続写真で公開だ。
11月7(金) C+
肥満の科学 ヒトはなぜ太るのか」NHK出版
2300円。コロラド大 リチャード・J・ジョンソン
教授による ラット実験からの 肥満メカニズム
の解明は説得力すこぶる大。脂肪が いかに
して貯まるのか また運動が ミトコンドリアの
増大に 寄与するのか。ダイエット法も紹介。
11月6(木) C
「なぜ日本製の服は着心地がいいのか」 リオ
彩国社1500円。アパレル商社勤務のデザイ
ナー兼パターナーだという。生地・型紙・縫製・
ボタンなど、中国と対比して 日本の職人魂を
賞賛するのだ。その分、お値段も という話に。
11月5(水) C
「続 使い切れない農地活用読本もっと 小さ
く始める、楽しく稼ぐ」 農文協 1800円。農地
取得の下限面積が撤廃された 有休農地を活
用しての小規模農法のアイデア。作物の品目
や栽培の ノウハウ、あるいは 新たな就農者。
11月4(火) C
「なぜ、リスク意識が高い会社は落雷対策を
するのか?」 松本理恵 講談社1500円。落
雷抑制システムという会社の宣伝本 避雷針
とは発想を変えた被雷球によって 直撃や雷
サージによる機器の損傷を防ぐ方式らしい。
11月3(月) C
「世界一やさしい脳科学入門 やる気が出
ない理由は脳に聞いてください」 毛内 拡
河出書房新社 1540円。1984年 生まれ
の、お茶の水大助教。同社の14歳の世渡
り術シリーズで わかりやすい。中学生向。
11月2(日) C
「感じる人々」 二宮敦人 soyogo books
1800円。ルポが得意な1985年生まれの
作家。臭気判定士・香水クリエーター・色彩
設計・写真家・細片技術者・整体師・料理人
野食ハンター・舞台音響家・サウンドエンジ
ニア 嗅覚・視覚・触覚・味覚・聴覚の生業。
11月1(土) C
「叱らない時代の指導術 主体性を伸ばス
ポーツ現場の実践」 島沢優子 NHK出版
新書930円。スポーツジャーナリストで 筑
波大を出身。現在その方面で 定評のある
18人の指導者を取材 その方向性を探る。