智留彦 新刊読書日記 back 評点は、A=優 (感動) B=良 (想像) C=可 (知識) D=不可 (不満)
過去読書日記 2000年1月〜2016年12月
12月9(火) C
「名水と日本人 起源から百名水まで、文化
と科学でひもとく」 中公新書1150円。京産
大・鈴木康久教授と 立正大・河野忠教授の
共著。古事記から始まり和歌、空海・日蓮さ
に茶事。酒造りや、ミネラルウォーター販売
まで幅広く考察する。意外に面白く読めた。
12月8(月) C
よくわかる!「農林水産分野の知的財産権
入門」丸善出版 2800円。4人の弁理士に
よる。基礎知識とともに農林水産物の事例
や、地域ブランドの形成過程などの詳述だ
やはり県単位で構築していく 必要を理解。
12月7(日) C
「迷宮ホテル 異国の路地と宿の物語を彷徨
い歩く」 辰巳出版1800円。元ボクサーの写
真家・関根虎洸。第1章は客家土楼・ザンジ
バル・上海・香港。第2章はスリランカ・バワ
建築。第3章 マレーシア・タイ・インドネシア
のプラナカン建築と 濃密取材は重量級だ。
12月6(土) C
日経テクノロジー展望2026 「未来をつくる
100の技術」 日経BP 2500円。2016年
版発表から10年と自慢する。内容 はAI関
係が 多くを占める。その他 医療・建設・交
通などの技術成熟度を、検証はしている。
12月5(金) C
最新版 ビジネス図解「不動産評価のしくみが
わかる本」 同文館出版 2100円。公認会計
士で さらに税理士の資格も、という不動産鑑
定士・冨田健による、不動産評価の基礎知識
を豊富な実例で解説。計算方法のサワリも。
12月4(木) C
つながりがゼロでもマスコニに選ばれる「取
材案内書(プレスリリース)」 の書き方・送り
方』 井上千椿 同友館 1800円。報知新聞
出身のコンサルタントが その経験からのノ
ウハウを伝授する。まあ常識の範囲かな。
12月3(水) C
「構成 高橋正人の遺した造形教育」 武蔵
野美術大学出版会 3500円。東京教育大
デザイン専攻教授の教育遺産を武蔵美教
授・白尾隆太郎が まとめたもの。そういえ
ば中学校美術の時間に 思い当たる節が。
12月2(火) C
「アニメ聖地移住」 千葉郁太郎 集英社イン
ターナショナル新書 1000円。聖地巡礼か
ら移住へ、1982年秋田生まれの公認会計
士が、京都宇治への移住。ほかに9名の体
験談 そこからの町おこしの可能性を検討。
12月1(月) C
「まちづくりを仕事にする 事業と人を支え、
伝え、つなげるしくみ」 2000円 学芸出版
社。全国 タウンマネージャー協会・編著で
成功例の8人を、その成果とともに紹介す
る。空き店舗が、駐車場になるばかりの飯
田市の中心商店街も、なんとかしたいが。