各駅停車=飯田線

時又駅新駅舎 →jump  おまけ 追憶のオリオン →jump

雪の飯田駅追加 →jump 飯田線踏切少考 →jump

 

JR飯田駅開業100周年

飯田駅開業100年記念式典 (NBS 午後6時ニュースより)

(2023・8・24)

  

知久町踏切拡幅完了

昨年の3月18日以来 1年と5ヶ月 通行止めで迂回を余儀なくされていた 時間が来て 通行開始

左が切石方面 右が飯田駅方面

白山町側からの踏切

 

知久町踏切

交通量は多く 歩道もないため危険 現在 拡幅に向け用地確保中 その昔は小屋があって 遮断機を操作していた記憶

大平街道につづく道路で 地籍は白山町一丁目ながら 知久町四丁目から すぐということで わかりやすさからか

(2022・9・15)

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山吹〜元善光寺

山吹駅には古い駅舎があったのだが いつのまにか味気ない待合室だけに

近くの変電所は今のところ健在 高森町山吹

下平駅も待合室のみだが

市田駅はモダンデザイン風

下市田の待合室もサイディング張り

飯田市域に入って 元善光寺駅もサイディング張りに改装 内部はそのまま

座光寺駅前の元ラーメン屋・オリオン 廃業してしばらく経つが屋根テントの右上にかすかに残るオリオンの字形 

ともかくここのお母さんは愛想がなくて有名で 家族で行ったおりには 「ラーメン4つ」と注文したものの返事もなく

そのうちリンゴを食べ終わって無言のまま やっと厨房へ そして一切しゃべることなく ラーメンが出てきた

と今でも語り草

 

伊那上郷〜下山村

ここからは飯田オメガカーブ

 

左は伊那上郷駅のホームと待合室

右は桜町駅のホーム 内部の木構造は風情があるのだが

桜町駅外観 これも無粋なサイディング張り

飯田駅の駅舎は古い駅舎を改装したもの 跨線橋も当時のまま

屋根はリンゴのイメージだという これについても賛否両論があったが

赤という色はそもそも褪色しやすい色であるにもかかわらず

すでに17年の年月が経っても意外に鮮やかなのが不思議

切石駅 待合室の隣りは羽目板張りのWC 雰囲気満点

鼎の駅舎もサイディング張り

下山村駅はホームに待合室のみ

 

伊那八幡〜時又

 

伊那八幡駅はモルタル仕上げながら多少の装飾があり

屋根の形もそれなり 右は近くの変電所

毛賀駅から 右は駄科駅 なかなかの珍名駅とも言えよう

駄科駅舎はしばらく前に火災で建替え

左 駄科駅の羽目板張りのWC 右は時又の新駅舎 それなりにまとまったデザインではあるが

これは在りし日の時又駅木造駅舎

 

川路〜金野

 

川路駅周辺は天竜川が天竜峡で窄まっての水害常襲地帯だったが

区画整理事業により地盤を4mかさ上げ 線路も付け替えて位置も移動

なかなか現代的な駅舎が出現

右の天竜峡駅は昭和の香りのする駅舎

 

これから天竜川は長野県境の山岳地帯へ入っていく

線路風景も一変してトンネルの連続となる

千代駅も県道からは かなり下った位置にある

左が金野方面 右が天竜峡方面

飯田線屈指の秘境駅として有名な金野駅は飯田市域の最南端

泰阜(やすおか)村の金野集落から大きく迂回して3km

一本道を200m下っていく

下に見える天竜川 唐笠駅方面を見る 水面に近いところに線路が見え隠れ

よくもまあここに鉄道を通したもの

川村カネトの物語はグーグルで検索してください

一本道の突き当たりに金野駅ホームと待合室

左 千代方面へトンネル 右 唐笠方面にトンネル

人の気配はもちろん 音もない不思議な空間

帰りの上り坂で 青いBMWに乗った青年とスレ違い

一瞬目が会ったが ナンバーは確認できなかった

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2009・4・24

 

雪の飯田駅

建築士の更新講習のため伊那市へ出張 あいにくのカミ雪でクルマをやめ 急遽電車にて

改札の右のさらに手前のアルコーブに発券機 伊那市までは950円

跨線橋を渡って2番ホームへ

午前6時49分発の岡谷経由長野行きに乗車 このあとしばらく雪景色を楽しんだ電車旅も

倒竹処理のため伊那大島駅にて1時間停車 伊那市には70分遅れの到着となった

ただ長野からの講師陣も中央道大雪のため遅れ 開始時間が大幅に繰り下げられたため事なきをえた

(2012・3・10)

 

飯田線踏切少考

最近読んだ地理研究家・今尾恵介さんの「ゆかいな珍名踏切」は面白かった

散歩コースに 「桶屋前踏切」 もある それら名前を確認しつつ踏切風景を記録しておきたい

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なお 2017年に飯田在住・佐古新一郎さんによる 「ルポ飯田線の踏切」 として小冊子がある

飯田市・本町踏切 から 天龍村・鶯巣第一踏切 まで 周辺での丹念な聞きとり取材から 解説している

ここでは そこで書かれている由来については 反映させていない(追記 2020・7・29)

 

山吹駅〜下平駅

 

竜の口踏切

国道153号から山吹交差点から山吹駅にいたる道路の踏切

竜の口は むしろ国道より東側の地区の名称

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変電所踏切

山吹駅の南側の踏切で 近くの大型店アピタ高森店にいたる道路

線路左側に2棟の古めかしい建物が見える 外壁を塗りなおしたようだ

右写真では奥に山吹駅ホームが見える

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上平踏切

1段高い上平地区へ上る踏切 奥が山吹駅方向

(2020・8・11)

 

下平駅〜市田駅

 

昇降場線踏切

下平駅のすぐ南側 この道路が当時から昇降場線と呼ばれていたのだろうか

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下平北部踏切

高森町下平集落に向かっていく

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下平踏切

国道153号は線路を陸橋で越える 狭い道路も橋の下を下平集落方面へ

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胡麻目踏切

右が下平駅方面 線路は胡麻目川を鉄橋で越える

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吉田河原踏切

奥が国道 天竜川と同じレベルで出砂原から較べると 新しい施設が集積

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大島川踏切

国道から天竜川を渡る明神橋方面へ 線路を陸橋で越える

大島川の鉄橋と陸橋方面 右が吉田河原方向

(2020・7・21)

 

市田踏切

市田駅の北側 奥が出砂原商店街を上り 国道153号へ

手前は天竜川を明神橋で渡り 豊丘村へ

左は市田駅方面 右は下平駅方面

市田駅は対面ホームであり 構内踏切もある

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市田駅〜下市田駅

 

塚踏切

市田駅の手前 右が市田駅方向 どうして塚というのかは不明

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金野踏切

線路際を平行して市田駅までの道路があり ここはクルマ通行不能で警報機もない

右が市田駅方向

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下市田踏切

市田駅を出た列車が下市田駅に到着寸前 このあたりやたらと踏切が多い

右写真は下市田方向 地元スーパーのパースが見える

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竜西寺踏切

上の下市田踏切から 50mほど下市田駅寄り 右が市田駅方向

近くに寺もなく 名前の由来は不明

(2020・7・16)

 

塩沢第一踏切

下市田駅のすぐ北側 奥が国道153号で 右手には地元スーパーのパースなど下市田の中心部

真ん中の黄色い石垣が下市田駅のホーム なお塩沢第二踏切はない

 

下市田駅〜元善光寺駅

 

鯉屋踏切

国道153号の石材店から 東の段丘下にいたる道路 その昔 養魚場でもあったのだろうか

右写真は市田駅方向

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新井原踏切

南大島川の手前 飯田線の線路を越える国道と旧道との3差路から 下段に下りる道

右写真は やはり市田駅方向

(2020・7・5)

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ここからは飯田市になる

清水踏切

これも耕運機までという第4種踏切 右方向が高岡方面 陸橋は線路を跨ぐ国道151号

この ど真ん中に古墳があったらしく その部分を掘割で通っている

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木綿(もくめ)踏切

なぜモメンと読まないのかは わからない 右写真が座光寺駅方向だが 少し見通しが悪く

事故現場の注意標識

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高岡踏切

座光寺駅の北側 林が県史跡の高岡古墳 右写真の先が座光寺駅

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元善光寺駅〜伊那上郷駅

 

河原(かわら)踏切

座光寺駅の南側 右写真が座光寺駅方向 ここにも事故注意標識

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市場踏切

座光寺の中心部が市場地区 国道から旧道へ出て さらに座光寺駅方向に向かう

左が次の座光寺踏切方面 右が河原踏切をへて座光寺駅方面

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座光寺踏切

座光寺南市場地区の旧道踏切 全面通行止めにして改修工事が終了

左が湯沢踏切方面 右が市場踏切方面

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湯沢踏切

警報機も遮断機もない農耕車用の踏切だが 数年前事故が起きている

手前左手が湯沢さんの宅地

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唐沢踏切

座光寺旧道の唐沢地区 これもクルマは通れないが遮断機・警報機はある

(2020・6・2)

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田薗神社参道石段

JR飯田線は元善光寺駅から段丘上に向けて昇り勾配 鳥居の上の光っているのが たまたま通過中の車輌

鳥居からは石段 途中 線路を渡るとさらに急な石段で神社 踏切ではないので注意が必要

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西尾踏切

前に上の段の黒田側から小道を下ろうとしたが 雑草繁茂で近づけず

別の目的で下の段から西尾さんの宅地脇を上ったところ 意外にもスンナリと踏切に至った

細い道で もちろんクルマは通行不能だが 立派な遮断機があるのには驚いた

踏切から北条の集落を見下ろすと ここは まさにリニアの風越山トンネルの入り口部分

このあたりの風景は一変するにちがいない ただそれがいつになるのかは不明

(2021・1・10)

 

飯沼踏切

田薗神社から段丘を平行移動 竜西一貫水路に登り さらに上ると遮断機付きの踏切 奥がトンネル方向

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鶏足院 墓地上細道

高松通り竜坂を下ったところの曹洞宗の禅寺・鶏足院 裏の墓地を登ると

小道は線路を横断しているが白いフェンスで進入禁止 左には飯沼神社下のトンネル入り口

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宮上踏切

上郷トンネルを出ての南側に宮上踏切 高稜中学校のプール脇の小道を下る 警報機付き

奥が伊那上郷駅に上る掘割 元善光寺方面へはトンネルを通って下り勾配

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高稜踏切

線路は しばらく掘割を進んで 伊那上郷駅の手前に連続する踏切

東側が高稜踏切 右手が掘割方向

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高松踏切

高稜踏切につづいて高松踏切 すぐ伊那上郷駅のホーム

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別府踏切

線路は今度は盛り土の上を走り 野底川鉄橋の近くに別府踏切

手前側には3本の道路が合流しているので 注意が必要

(2020・4・21)

 

桜町駅〜飯田駅〜切石駅

桜町踏切

桜町駅のすぐ西側 通称・上街道(うわかいどう)の県道飯島飯田線との踏切

遮断機の腕木(遮断桿)は歩道もふくめ 8本

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大宮踏切

大宮桜通りで中央に桜並木のある4車線道路だけに 歩道をふくめると遮断桿は なんと10本にもなる

桜町駅に近いので 上りが駅に停車し発車通過するまで かなり待たされることがある

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本町踏切

飯田駅からは もっとも近い南側 丸山小学校方面へのわかりやすい道のため 交通量は多い

地籍は白山町であるが 本町四丁目のつづきということで名付けられた模様

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知久町踏切

交通量は多く 歩道もないため危険 現在 拡幅に向け用地確保中 その昔は小屋があって 遮断機を操作していた記憶

大平街道につづく道路で 地籍は白山町一丁目ながら 知久町四丁目から すぐということで わかりやすさからか

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王竜寺踏切

普通車では無理か というほど狭いものの 奥に信南バスの職員駐車場があり 遮断機がついているようだ

名前は市街地河川・王竜寺川からと思われるが 王竜寺川は上記・本町踏切と知久町踏切の間にあり

すぐそばを流れる川は源長川のはずで よくわからないところだ ここから列車は掘割部分に入っていく

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掘割踏切

飯田駅を出た列車は切石駅に向かって 掘割の中を下っていく 右が飯田駅方面

掘割部のカーブがキツく見通しが悪いので 列車の進行に とくに注意する必要がある

過去にも事故が発生しており 列車は掘割で警笛を鳴らすようになっているようだ

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桶屋前踏切

これも何もない第四種踏切 左の階段坂から 線路を渡り羽場坂にでる

黒い民家が その昔 桶屋だったかどうかは わからない

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羽場坂踏切

切石へ向かう いわゆるオメガカーブの最深部近く

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切石踏切

羽場坂踏切から松川を鉄橋で渡って 切石駅へ 左は駅ホームに接している 右方向が松川鉄橋

(2020・3・3)

 

切石駅〜鼎駅

奥村踏切

北側は未舗装走路ながら遮断機はある 個人名のようだが 40年前の住宅地図でも不明

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上山第二踏切

奥が上山方面 右が切石駅方向 上りの名古屋方面から数えると第二ということになる

線路は しばらく直線がつづくところ

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上山第一踏切

手前が上山方面 右が鼎駅方向 ずっと直線がつづいている

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小西踏切

住宅地図によれば 線路を渡った西側に小西さんのお宅があるようだ

奥が松川方面 右写真は切石駅方向

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寺前踏切

法蔵寺の石垣の手前だから名付けた模様 右写真がやはり切石駅方向

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鼎踏切

鼎駅の西側で鼎中平の中心部 手前に文化会館や体育館 近くに健和会病院など

右写真ではホームが見える

(2020・3・22)

鼎駅〜下山村駅

神道(しんどう)踏切

鼎駅の140mほど東側 奥が下茶屋を通って水の手橋 さらに坂道を上ると水の手坂

そこを少し上って道路を横切ると旧飯田城の水の手門から図書館に出る

逆に手前を南に進むと 矢高神社の石段に出る そんなところから付けた名前か

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八幡街道踏切

飯田市街から市立病院や大型商業施設の並ぶ 八幡台方面への主要道路

幅員12mの道路だから遮断機の竿も いわゆる屈折形が4本

左は鼎駅方面 右が下山村駅方面 八幡街道というよりも飯田下山線の方が通りがいい

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田中踏切

古い住宅地図によれば 付近は小字で田中と呼ばれていたようだ

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弥次兵踏切

出ました珍名踏切 奥に進むと西友ストアで意外にクルマの通行はある

左が八幡街道踏切方向 右には5階建てのアパート 遠くに下山村駅が見える

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下山踏切

下山村駅のホームの西の端に接している(右) 駅方向に右折すると

JAの本部や産直施設およりてふぁーむ などの裏手に出るので通行量は多い

(2020・3・29)

 

下山村駅〜伊那八幡駅

旧上溝踏切

八幡旧街道の踏切 右手が国道方面

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上溝(あげみぞ)踏切

旧道から 50mほど東の国道151号との踏切 右写真は旧道方向

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島田井踏切

さらに国道から 110mほど東 左写真は国道方面 線路は右へカーブしながら伊那八幡駅に向かう

たしかに名前の様に 近くには井水が通っている

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富田線踏切

段丘を下りて弁天橋で天竜川を下り 喬木村富田方面に向かう主要道路

通過した列車は 伊那八幡駅に入った 伊那八幡駅は対向式ホームのため構内踏切が設置されている

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伊那八幡駅〜毛賀駅

 

八幡下踏切

伊那八幡駅の南側 右写真が駅方向で線路は分岐して対向式ホームに向かっている

下の神前前踏切の手前で線路や国道151号と平行に走る道路があり 混雑時には右折して

ここから国道へ出るクルマもいる

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神前町(しんぜんちょう)踏切

151号と併用していた国道256号が八幡中心部で分岐し 水神橋方向へ向かう 昔の秋葉街道

通行量は多い 写真の奥に鳩ヶ嶺八幡宮がある

左写真は毛賀駅方向 右写真は伊那八幡駅方面

(2020・5・3)

 

桐ノ木踏切

クルマ1台やっと という踏切 その昔 近くに桐の大木でもあったのか 地籍では松尾代田・松尾城と毛賀との境界

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上毛賀踏切

JR伊那八幡駅からカーブして毛賀駅方向の中間

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毛賀踏切

JR毛賀駅ホームに隣接 国道から 近くの緑ヶ丘中学校方面へ

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毛賀駅〜駄科駅

 

下毛賀踏切

国道151号から段丘下の松尾清水方向への坂道に通ずる市道

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花畠踏切

国道151号から輝山会記念病院方向への近道で 意外に通行量はある

花畠の名前由来は不明

(2020・5・19)

 

伊豆木踏切

クルマは通行できない小道だが 遮断機・警報機はある 

地籍は駄科ではなく毛賀となっている 伊豆木という名前は不明

おそらく国道の掘割ができる前の毛賀から駄科に抜ける旧道ではないか

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南原(みなみはら)踏切

人が通れるだけの 警報機もない踏切 これも駄科から南原(みなばら)橋への古い道なのかも知れない

ちなみに上の駄科と毛賀との境界は この道路上にある 左が駄科で 右が毛賀

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知久街道踏切

駄科交差点から 南原橋を渡っての県道247号線で千代に向かう

近くの輝山会病院への主要アプローチで通行量はある

線路を南側に向かうと駄科駅 北側方向の線路は大きくカーブして毛賀沢川を鉄橋で越える

(2020・5・26)

 

駄科駅〜時又駅

 

遠州街道踏切

駄科から時又方面に向かう道路 写真は奥が駄科方向 風越山が見える

線路は長野原の下をトンネルで抜け時又駅へ 右は逆側 駄科方向

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新川踏切

トンネルを出た線路は新川沿いに直線を描いて 時又方向へ

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桐林踏切

新川踏切から100mほど時又寄りに桐林踏切 遠くに時又駅

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時又駅〜川路駅〜天竜峡駅

 

西村街道踏切

時又駅の南側の西村街道踏切 そのまま進むと時又商店街

左が川路駅方向 右にカーブして時又駅

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天竜峡踏切

時又から川路 さらに天竜峡駅までは踏切はなく

この天竜峡駅南側に天竜峡踏切 奥が姑射橋方向 手前が天竜峡商店街

すぐ左に天竜峡駅 構内踏切がある 右が千代駅方向

右へカーブしながらトンネルに入っていく 飯田市の踏切はこれが最後

(2020・6・21)

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