新緑薫風
(新緑絵具BOX改題・花木編は別項に→こちら)
枝垂れ青葉重ね
サクラの季節が終われば 眼に鮮やかな新緑 とくに枝垂れの青葉は重苦しいほど
検察庁飯田支部の枝垂れ 大きく成長してきた
こちらは専照寺の枝垂れ 釈迦如来坐像の天蓋となっている
江戸町正永寺の2代目枝垂れ あと10年もすれば見られるようにはなりそう
同じく江戸町正永寺の東隣 黄梅院の枝垂れ
仲ノ町普門院の糸桜 これも大きく成長して見栄えがよくなった
(2022・5・26)
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山笑ふ…という俳句の表現があるというが
4月中旬から5月にかけて 様々な緑の色が山を彩る 4月28日の虚空蔵山
同じく 5月9日
さらに 5月18日 微妙な色の違い
紅葉は上から下へと場所を移すが 新緑は反対に下から上へと進んでいく
4月28日の風越山
それから11日目 5月9日の風景 緑の色が濃さを増していく
晴天の太陽の下では鮮やかさがひとしお
左の安富桜も若葉 右は名古熊神社境内 枝垂れの場合はより鮮やかなような気がする
大宮から続く桜通りの青葉風景 これだけの量の緑が街の中にあるというのは貴重
左は樹種不明 ともかく白っぽい若葉 あちこち調べてみたあげく
街路樹として使われる トウカエデ=唐楓 という樹のようだ (2020・5・15)
右は松川上河原橋近くの柳の若葉 まだ桜の花は残っている
柳通り 若葉から青葉へ 太陽を逆光気味に透かすと 透明感
透明感といえば白樺の若葉 左は伊那市西春近の広域農道の並木
右はアップッロード際 白樺も大きくなって幹の白さが目立つほどになると
甘い樹液からアリが巣食って樹勢が衰える傾向
この頃の温暖化で飯田周辺では苦しいところ
あの厚ぼったくて濃い緑の柿の若葉が これほどまでに透明感があるとは初めて知った
新緑は雨に濡れても鮮やか
左は愛宕神社石段脇のイロハモミジ 右は中央通りのカツラの並木
市役所の大ケヤキも新緑
蔦も元気
銀杏並木の若葉
ハナノキ並木の若葉
伊那市広域農道の唐松林 芽吹きの鮮やかさには少し遅い
塩尻善知鳥峠の唐松若葉 右はそれから4日後の芽吹き風景
戦後の植林で量が多いだけに芽吹きの美しさは絵になる
周辺はまだ山桜が残っている
2009・5・22