育良保育園新園舎

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大阪市立大・倉方准教授来園

若手建築史家の論客として名高い倉方准教授 東京からJPさんも駆けつけ ご案内

昼寝時間を避けたので 園児は帰宅準備中 お迎えの父兄も ちらほら

2階では 小学校から下校した学童たちの お勉強時間が始まった

園舎裏手からは夕陽をあびた段丘上の飯田市街地を遠望

 

昼寝風景

1年検査は ちょうど昼寝の時間

年少クラス

年中クラス

年長クラス

 

4月1日 建築雑誌「新建築」掲載

新建築4月号 全国18の新増築保育園・幼稚園とともに8頁にわたって掲載

 

3月5日 建築雑誌「新建築」写真取材

4月発売の保育園・幼稚園特集号の取材は写真部の山森部長直々の撮影

園児の様子を中心に登園から夕刻まで まる一日お付き合い

ランチルームでの食事風景

2階から1階の年中保育室俯瞰撮影と園庭での休み時間

 

平成27年1月 建築雑誌掲載

日経アーキテクチュア12月25日号には9頁にわたって掲載

同じく12月25日発売のGA・JAPANでは10頁の掲載

 

11月24・25・27日 建築雑誌写真撮影

育良神社参道のモミジの紅葉は最盛期

今回 助手に藝大生3名が屋根の枯葉の掃除や 室内家具移動などのお手伝い

GA・JAPANの田中さん

竣工補足写真の撮影で再び太田さん

日経アーキテクチュアの吉田さん

3者3様の撮影意図によるアングルで 各社の個性比較ができて面白かった

 

11月14日 童美展開催

年中保育室の高さを生かしての園児の作品展示は なかなかの迫力

こちらは年長保育室 これだけ大きな作品を展示 新園舎をうまく使っていた

2階のランチルームにもカラフルな作品 インテリアがニュートラルだけに美術館のような雰囲気

先生方が総出で まだ準備中

ここは最上部の床スペース さすがにカーテンを閉めて眺めのいい外の景色はシャットアウト

上のスペースを逆から

 

10月7日 運動会

台風18号の通過で2日延期の運動会

縁側部分を園児席 大階段下を本部席にあてると 園庭は前園舎よりも広くなり使い勝手もよくなったと思う

 

8月21日 OPEN-HOUSE

JP事務所のHPにてオープンハウスの案内がなされ

東京をはじめ関西からも設計関係の来場者は100人を超えた

 

8月13・14日 竣工写真撮影

竣工写真を東京の建築写真家・太田拓実さんに依頼

盆休みの2日間 まるまる使っての撮影

最後は夕刻の園舎を

 

8月11日 保護者見学会

午前中に社会福祉法人理事 午後3時から保護者の見学会

保育室の使われ方など案内・説明

 

8月5日 サイン取り付け

暮れなずむ中 園舎の照明を点灯

エントランス門柱のサイン 取り付けは東京の業者 園のテーマカラーは「イクラ」色 というか

視認性がもっとも良いといわれ 航空標識に使われる インターナショナルオレンジ

9個の円形は不揃いで 9つのクラスを表現 大階段にも段板が取り付けられた

 

7月31日 消防検査

大階段下の職員室と2階最上部の年長保育室

 

7月29日 家具設置

1階の年長保育室に園児の個人棚設置 右は2階の年長保育室

 

7月26日 大階段下地工事

大階段は手スリ設置中

 

7月22日 2階床仕上げ

左は東側最上部から 右は逆側を子ども目線で

 

7月19日 各階床組み

大階段は段板の下地配置 未満児室の床組・床下地

さらに保育室も床組みは ほぼ終了 1段低い北側保育室から園庭方向を子供目線で

右は2階最上段の手スリ取り付け状況

 

7月15日 内部造作中

ようやく屋根工事は完了 右の大階段部分も段板設置を待つ状況

内装は木工事が大詰め 右写真は子供目線での2階ランチルーム

 

7月8日 内部足場解体

建物裏側 外部足場も解体 内部足場も解体して年少保育室より2階の見上げ

その2階 ランチルーム兼多目的ルーム 実際は丈の低い可動収納で3つに仕切る予定

右はそこから1段高い年長の保育室

 

7月2日 天井クロス貼り

天井のクロス貼りがほぼ終わり 内部足場の解体へ

 

6月17日 内部足場

2週間経っても屋根工事は終わらず 天窓廻りの納まりで苦労しているようだ

一方内部は足場だらけ

吹抜が多いために これだけの足場量 ここまでの内部足場を眼にするのは初めて

右の大階段部分も芸術的ともいえる足場組み 記憶とともに記録にとどめておきたい

 

6月3日 屋根天窓サッシ

2階北側サッシ取り付け 鉄骨耐火被覆工事

 

5月20日 続屋根下地工事

右は外部大階段部分

 

5月13日 屋根下地工事

屋根下地材の搬入と敷き込み

2階保育室レベルU 左が西側から 右手が園庭方向

右写真が逆の南側から

 

5月9日 仮設足場完了

鉄骨工事が ほぼまとまりつつある

縁側通路を西から 右手が園庭 左手に年長の保育室 奥へ年中・年少と並ぶ

右写真は2階のレベルV 年長のスペースから園庭方向

 

4月22日 鉄骨建方

柱・梁の架構が進み 屋根の母屋の組み立て

ここは年少の保育室への入り口

 

4月11日 鉄骨製品検査

高森町国道沿いの岡本鐡工所 東京の構造設計事務所・オーノジャパンも所長以下2名も立会い

探傷検査とともに 製品を確認

 

4月7日 土間コンクリート打設

1階床のレベルがスキップしているので 打設も気を使ったようだ

手前が年長室 奥が厨房になる 右写真は年中保育室 右手の1段高いところが縁側通路

 

4月4日 土間配筋

雨あがり 断熱材を敷き込んで土間コンクリートの配筋

 

3月26日 基礎埋め戻し完了

型枠解体して埋め戻しが ほぼ完了

*

3月12日 基礎コンクリート打設

朝7時半より打設開始

130立米のコンクリート ほぼ1日かかって打設を完了した

 

3月10日 型枠検査

基礎梁の型枠工事がほぼ完了

背の高い地中梁のため 昇り降りが大変

 

2月25日 鉄筋工事ほぼ完了

主要な部分の配筋が終わり

構造事務所による配筋検査

 

2月21日 基礎配筋工事

14日朝から1昼夜の積雪は観測史上最高の81cm

雪の残る中での鉄筋工事

 

2月13日 基礎梁・捨コンクリート

前日は30cmほどの積雪

基礎梁部分の根伐を終え 梁下の捨コンクリート打ちが終了

 

1月14日 地盤改良工事

地盤面下6m近くまで現場打ちの地盤改良杭作業

直径80cmのオーガーで掘削しつつセメントを注入

 

1月10日 起工式

年が明けて 工事・保育園関係者と宗教法人理事の参加を得て 仏式により挙行

 

12月24日 遺跡発掘作業

計画にあたり敷地の拡充が決定されが 杉の大木19本の伐採が必要となり 神社本庁に申請 許可までに3ヶ月

その後 遺跡指定地区のため試掘を行ったが その結果本格調査が要求され発掘作業 予定していた工期は

大幅に遅れることとなった

*

敷地および旧園舎

敷地は飯田市の西南部 伊賀良・北方の段丘際に位置しており 育良神社の境内地である

国道256号から左折して神社に入っていく 神社の参道の一段上が敷地

昭和50年の竣工以来 急傾斜の赤い屋根は杜の中の保育園として それなりに認知されていたが

耐震診断の結果 改築が要求されたものである

これは2階 もともとは多目的のホールだったが 手狭となり年長の保育室として使っていた

 

アイキッズいくら

敷地に道路を挟んで隣接する多目的施設 ここを未満児クラスの仮園舎として利用

現在 児童館としても利用されており さらに乳幼児学級にも時間を限って使用している

これは2階ホールから見た 未満児のお昼寝風景

 

ましゅ&Kei・アイキッズ JAZZ

(2018・8・)

飯田市上久堅在住の音楽・クラウンユニットの ましゅ&Kei ミニジャズコンサート

北方の育良保育園の道路挟んで向いの多目的児童福祉施設・アイキッズは17年前に設計

現在は主として子育て支援施設として利用されている 

当時から こんな利用も想定されていたので 様子を見に訪れた ステージ右手にはドリンクコーナー 

エアコンは舞台だけ 照明の熱もあり 天井扇はあっても かなり暑く 売れ行きは上々

バンジョーとボーカルのデュオに ゲストのピアノ

和気藹々といった雰囲気でのオールドジャズ

*

仮園舎

中央道を挟んで大きな精密工場が空き家となっていたので 一部を仮園舎として利用させてもらうことになった

南側のパーティションを取り外し 右写真は逆側から

 

仮設の間仕切りを天井裏まで施工 天井の配線ラックはそのままで

左奥がWCと洗面・玄関 工場の既設女子用WCをそのまま使用

シナ合板により家具を製作 孔の開いた棚は昼寝フトンの収納棚

間仕切り棚で年少・年中・年長の3つの部分に大きく分割

奥が仮設の調理室で工場搬入口に2重の壁で部屋をつくった なおこの棚類は新園舎でも そのまま使用する予定

 

ここは年少の部屋 この手前にトイレ・洗面 なお一番奥の年長室からは工場WC・洗面を使用

現在出入り口を この左手前にとって 当初予定した玄関は職員の休憩室として使っている

真ん中の年中の部屋では 読み聞かせ中

年長の部屋から帰り支度の年長組の子どもたち

2014・5・18

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