運動公園通り/久米街道

現在は三穂方面への主要道路となっていて 交通量も多いが

知久町中村下瀬線として全通したのは昭和の終わりである 飯田市中央道という呼び名もあった

もともと沢が連続する地形で旧道が久米街道として細々と通じていた

三穂(伊豆木・立石・下瀬)からは むしろ遠州街道(R151)に出る方が楽で

高松峠を越えて川路駅にいたる道が多用されたようだ

峠道は今なお寂しい雰囲気 当時の高校生はここを通学していたのか と感慨深いものがある

それだけに高松峠に対しては特別な思い抱いている人が多い

三穂・中村間は昭和45年に農免道路として整備され 乗合バスも走った時期もあった

ただ下中村から新久米路橋をへて国道に接続する いわゆる運動公園通りは

運動公園や飯田バイパスとして呼ばれたアップルロードの完成以降に整備されたもので

今は三穂はもちろん川路・天龍峡や下条方面への近道として利用する人も多い

なお古の東山道については上段・中段・下段の諸説があるが 中段ルートとすれば

伊賀良駅が殿岡あたりとして下中村から山本方面から駒場に抜ける道筋が有力

運動公園通りは羽場坂バイパスから新久米路橋で松川を渡って鼎一色の段丘を上っていく

結婚式場平安閣の前から新久米路橋

八十二銀行鼎支店前からJR飯田線を陸橋で越えて

一色への坂道 右折すると旧坂

北斜面なので冬は雪の溶けるのが遅い 上りきると一色交差点

坂の途中からは市街地の上に仙丈岳

一色の交差点から殿岡交差点でアップルロードを突っ切って 毛賀沢川を渡る

今度は上殿岡神明神社前から 下っていく

一旦上って また下り 新川を渡りまた上り

現在はほぼ直線で抜けているが 旧道では川上方面に曲がって川を渡り 元に戻るパターン

三日市場の交差点

振り返ると遠くに飯田市街 運動公園通りでもっとも眺めのいい場所

それを見ながら下るのは気持ちがいいが 勾配はかなり急

運動公園前を通過して 茂都計川(もっけがわ)への下り

下中村交差点 国道151川路方面へは左折 右折は国道153・256方面

 

ここからはアップダウンの山道をクネクネ 久米にいたる

久米周辺 ここものんびりした空気

丘陵部を上り下りして三遠南信道をくぐって伊豆木に入っていく

小笠原書院の入り口 伊豆木の平へ

右の小山下に小笠原書院 (こちら)

道路左手 弟川に沿った田園風景

右の丘には三穂小学校 高松峠はこれを左折

その向こうには もう一つの平

弟川に沿って渓谷沿いに下りていき 下瀬の変電所の下で国道151号に合流

 

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