水の手坂・歩道整備景観

 

水の手見晴台 →jump

 

※歩道整備 第5弾完了

7月下旬着工以来 5ヶ月 歩道整備が終わり 工事一方通行も ようやく解除

段丘下への階段坂に通ずる鉄骨階段からの擁壁補強と歩道整備

左 鉄骨階段下り口 右は工事区間の上寄り

逆に下り方向の全体像

左が整備区間の始まり 右がわかりにくいが 鉄骨階段の下り口方向

(22021・12・19)

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歩道整備 擁壁補強

階段坂 降り口から見た 工事現場 手前の擁壁補強は前回工事で終了

工期は12月までで まずは擁壁の補強を行い 鉄骨で歩道を張り出して設ける予定のようだ

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工事は順調に進んで 東側半分は石垣の補強コンクリートが打設済 西側は型枠組立て完了

(2021・9・19)

 

飯田市中心市街地は丘の上の城下町

長野放送での特集番組で放映された空撮ショット 正面の飯田城址から背後に広がる中心市街地

段丘下の東から市街地に上る坂道は南と北に2本あり 左の斜面に沿っての屈曲する坂道が水の手坂である

下写真右の7階建て県営住宅のレベルから 左端の橋南公民館まで長さ約1km 標高差約70m

やや離れた中学校への通学路でもあり 交通量にたいして貧弱な歩道には危険性が指摘されていた

なお城址に建つ小学校への通学路は そのため段丘下の道路になっているようだ

2016年末より坂の下部分から歩道整備がはじまり 断続的に上に向かって進められている

これによって歩行者の安全性が高まること 同時に歩道からの段丘パノラマが楽しめる景観性の向上

逆に段丘を望む場所からは白いガードレールが坂道を強調し 飯田市の段丘景観が演出されそうだ

そのあたりの経過などを記録しておきたい

 

坂の始まりは右の7階建て県営住宅

右に城址の斜面を見ながら少し行くと 段丘下の道路と合流

手前の建物は廃業空き家のモーテル

展望は視点がまだ低く 松川対岸の住宅地

崖屋作りの4戸長屋までが2期目の歩道整備

手前の水田と正面は水の手橋 その真上の奥に矢高神社

飯田城址二の丸に建つ原広司先生設計の飯田美術博物館

法面補強と跳ねだし歩道

既存の間知石積みに鉄筋コンクリートで全面補強 そこから方杖を出してH形鋼の梁を支え

デッキプレートにコンクリート舗装 外側にブラウンのタテ格子手スリ 車道側はガードレール

小道が取り付くところまでは整備完了 ここからは以前のまま

右の竹やぶ斜面の前後に空き家が計6軒

なかには所有者不明のものもあり どうにも手がつかない状態

とりあえず空き家群を通り越して 歩道整備工事がはじまった

まず斜面の竹やぶと杉の木の伐採 相当に見通しがよくなった

竹やぶが無くなって 松川対岸のパノラマ風景

今後も同じ方式で整備をおこなっていくようだが 今回はここまでか

小道が取り付くところにも廃屋 さらに愛宕坂車道との合流点

ここからもまた狭い歩道が公民館まで

ここまで上がると さすがにパノラマ感は圧巻

同じように正面の公民館で坂を上りきる

途中 水の手見晴台と称する展望台があるが荒れ放題

歩道整備とあわせて なんとか寛げるポケットパークにしたいもの

2018・6・3

 

水の手見晴台

水の手坂を上がりきると橋南公民館の建つ銀座5丁目交差点

その手前に水の手見晴台がある 30uほどの薄い二等辺三角形

公民館3階から見た三角地

いつのころか地元で整備されたようだが 今は荒れはてた雑草地で出入りもできない

現在の歩道自体も貧弱なものだが 展望のよさは抜群であり

歩道改修とともに もう一度ポケットパークとして整備されることを望みたい

ときどきこの附近で鼎方面のパノラマを眺めている人を見かける

繁華街に近いだけに 面白い都市施設になりそうだ

(2018・6・17)

 

以下の写真は 2008年2月に撮影した水の手坂

上部は左の橋南公民館から赤い屋根の追手町小学校講堂下まで

下部は講堂下から県営住宅上まで

右手に飯田城址を見上げながら上り始める 1km近くの長い坂だけに途中いくつもの小道が取り付く

城址の丘の形に添って右に左に曲がりながら 右写真の小道が古くからの本来の道らしい

さらに城址へ上る小道 ここは飯田城の空堀のあった場所

さらにもうひとつの空堀跡が前方右に見えてくる ここで左にカーブ

今度は右にカーブして さらに左カーブで愛宕坂のクルマ道と合流

左手に愛宕町の街並を見ながら左カーブ さらに右カーブして ようやく段丘上に上りきる

 

水の手坂歩道整備 (2017・3・12)

水の手坂は飯田城下から城下町に上る明治10年代にできた主要道路

歩道整備が進み いよいよ最後の段階

左が6階建ての県営住宅 右の丘の上に城跡 坂はここから始まる

同時に坂から段丘下への接続道路も整備

続・水の手坂歩道整備 (2017・11・23)

歩道整備工事を断続的に施工

ここは古い石積みの擁壁の外側を鉄筋コンクリートで補強して 歩道部分を広げるようだ

そんなわけで大掛かりな足場を組んでの作業 もうしばらくかかりそうだ

工期は11月一杯 鉄骨で歩道部分を はね出しにして拡幅

水の手坂歩道改修再開

前回に引き続き 歩道改修工事が再開

やはり同じように石垣擁壁の補強から始まった

こちらはそれ以前の改修を終えた部分

 

水の手坂擁壁一部補強工事

すでに整備を終えた擁壁部分で樹木の伐採

その後 残っていた石垣部分の補強工事がはじまった

なぜか ここまでで終了

スッキリと見通しの良くなった歩道

(2019・1・1)

それから4ヶ月 また工事再開 擁壁補強の上半分に着手

そして完了 いろいろな事情があったのだろう

(2019・5・9)

 

それにしても見事な坂道だ これは さらに上部の市街地への入り口

(2018・3・8)

 

続々・水の手坂歩道整備工事

整備工事は第3期 竹やぶを伐採しさらにヒノキの伐採

すっきりした斜面が現れてきた

正面奥が以前のヒノキ林の状況

きれいサッパり無くなって笠松山も見えるようになった 鼎下段方面の眺望も復活

フェンス越しに松川方面

その後 工事は進んで鉄筋コンクリートによる擁壁の補強

ただ最上部と歩道部分は まだ大分先になるようだ

(2018・9・6)

 

4月下旬から始まった 歩道整備工事の第3弾が年末に完了

歩行者の安全性も格段に向上

高所恐怖の人には気の毒なほど 松川流域と鼎段丘の眺めは良くなった

あとは空き家部分の未整備区間の早期着工と見晴台の整備をお願いしたい

(2019・1・17)

水の手坂空き家2軒解体

中間部に6軒の空き家があって その部分は歩道整備が進んでいない

今回北側の2軒の解体工事がはじまった

つづいて崖屋造りの下側部分も終了 ただ重機は まだ残っている

今後さらに隣家の解体がすすむのか

それにしても この部分の土地利用は どうなるのか気がかり

(2019・2・10)

空き家解体部分歩道整備

またまた水の手坂で工事 片側交互通行がはじまった

前に解体した空き家部分の歩道整備工事

解体した建物敷地に

間知ブロックでの新しい擁壁をつくる工事

擁壁が完成し 鉄骨で床版を組み 舗装をコンクリート打ち 手スリをつけて整備終了

東側にはまだ空き家が残っていて 今回はここまで

南には竹やぶが茂っていて 眺望はよくない

(2019・8・4)

階段道路改修

上記歩道整備に伴って 今度はその上の階段坂降り口の改修

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これは2008年の写真 粗末な踊り場が鉄骨で設けてある

この階段道路は追手町小学校への通学路でもあった

工事が始まる直前の階段道路 完全通行止めにして上部を解体した

9月末 手前までの歩道整備とともに完成させるという

階段への入り口の基礎が打設された 上部は鉄骨で既存部と連続させるようだ

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そうして鉄骨階段の取り付け

まだ段板は1段置きに仕上げている段階 つづいて擁壁補強の済んだ分まで歩道整備が進みそう

(2019・9・12)

 

水の手竹やぶ伐採

2019年の師走 飯伊森林組合下の水の手坂に面する竹やぶにチェンソーの響

下部の方から伐採されて 右側の廃屋2軒が姿を現した

さらに上部へと進み 左側からも伐採が進む

以前は森林組合駐車場からの鼎方面の眺めは定評があったが

次第に竹やぶが成長し 景観を阻害していた

伐採開始から約1週間 すっかり竹やぶが姿を消し 水の手坂に合流する坂道も確認できる

森林組合駐車場から水の手坂の奥に広がる松川・鼎・段丘の景観

(2020・1・19)

 

水の手坂枯れ木伐採

2月1日 雪氷花の咲いていた樹木に 作業員が登っている

すでに枯れ木となっていたらしく 道路上への枝の落下を防ぐため 伐採作業

電柱左に切り倒された切り株

(2019・2・28)

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