竜坂&御殿山

その4 旧坂決定版 2011・2・20

先日 上郷支所にクルマを置き プリンターのインクを求め通学路を下ってヤマデンまで歩きました

帰路 運動量を確保するため少し大廻りをしてみたところ 別の道をみつけました

どうもこちらの方が古い竜坂と思われます

赤い線が今回辿った道 青い線の上の部分が前回の道

新竜坂の途中 薬屋の横を鶏足院の墓地方向へ

道は途中から左に曲がって 飯沼神社の石段を突っ切る

その先が開けていて天竜川方向の眺望

さらに竹薮の中の坂道を上る 途中折り返して

民家の脇から飯田線の陸橋へ出る

いかにも自然な道筋で 古道を確信 1年ぶりにスッキリした気分

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上り坂はもう1本あり 上郷小・高稜中通学路として重要

竜坂を使わずに高台へ上る通学路は 竜坂を地下道で横断

高稜中学校へは出口を右に戻り 下記の飯田線方面に

上郷小学校方面はそのまま林間を上る

上りきったところが 火の見のある上郷支所附近

その曲がりからみる天竜川方向

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その3 旧竜坂追補 2010・2・17

日を改めて旧竜坂を上ってみた

前にも述べているように 坂道の上部がよくわからない

飯沼神社を通り過ぎたあたりに 旧坂と思われる上り坂

途中逆に上ってくる道と合流

林を抜けたところで丘に沿って道なりに右折

さらに山を巻いて上っていくのだが これが戻るかたちになって非常に不自然

しばらく北方向に上って飯田線を越える橋

右写真は飯田線の座光寺方向 この先にトンネルがある

橋から逆に飯田方向の線路を見る

旧坂はこの左を上っていた様に思えるのだが

飯沼神社下のトンネルは意外に短い 座光寺側から見たところ

墓地の上のトンネル入り口を電車が通過

墓地からは天竜川を望む なかなか眺めの良い風景

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その1 竜坂

座光寺方面から飯田市街地へ出るにはいったん高松台地へ上り

そこから野底川を渡って小伝馬町・浜井町・大王路の坂を上ることになる

逆に飯田市街地から上郷R153や座光寺方面の主要ルートで交通量も多い

一部ネット記事では立坂という表記があるが道路は明治32年開通したもので

それ以前は急坂で高松台地の真ん中へ登っていて当時はそう呼ばれていた模様

そこから先は津出橋(都出橋)から大王路へ出ていたようだ

ことによる現在の飯田線の線形がそれかも知れない

さらに飯田駅以北の旧伊那電気鉄道区間では唯一のトンネルを出てから

伊那上郷駅までの掘割工事の土の処理がどうなされたのかも興味のあるところ

国道153号線北条の信号を右折 突き当たって旧道に出る

その右の石段を登ると小さな薬師堂 だんだんと上り坂となって

突き当り2差路 左が旧道の細道

さらに上ると右に禅寺 鶏足院 草葺の山門は珍しい

さらに上ると今度は諏訪神社 石段は300余 近くの学校の運動クラブ員の鍛錬場

この山の下を飯田線がトンネルで抜けている ここも中世の山城 飯沼城があったという

鳥居の前あたりが旧道のようだ 春は桜で有名(右写真) 来年は建て御柱祭り

細い道が平行して昔の姿を物語る

そして通学路の横断地下道

このあたりは左手の東方面にはパノラマ風景

ただしクルマでは見とれている余裕はない

少し南側に振って上郷153号方面

右に曲がって高松台地に上りきる 通称「高松通り」

 

母校の県立飯田高校 戦後しばらくは「飯田高松高校」と言っていた だから通称は「タカマツ」

高松通りを飯田市街方面に下り二手に分かれ 野底川を渡る小伝馬町と浜井町の坂道(こちら)

 

その2 御殿山

高松台地の先端をとくに御殿山と呼んでいる

古くには山城風の館があったのか ただし記録はないようだから

形からきた名前かも知れない

ここはクヌギ林で昔はカブト虫の採集場所として知られていた

ちょうど飯田高校の裏手にあたり現在は斜面以外は宅地として利用

なお高松台地を含む上郷台地については こちら を参照

先端部分がクヌギ林 緑の常緑は桧の植林

御殿山の真下には上郷南保育園

保育園の脇を山裾に沿って西方面に行くと 山への登り口に小さな祠

東へ登って 今度は折り返して上の段の住宅地へ

住宅地の東側からは林を通して天竜川方面

 

今度は国道方面から御殿山に向ってみる

左が御殿山下信号 しばらく行くと左に経蔵寺 正面に御殿山

山裾の東側 保育園からの高松台地への坂道 現在工事中

飯田高校の校舎の脇から左折すると さきほどの住宅地へ

そして飯田高校の昇降口への裏門

突き当たりが竜坂を上りきった高松通り

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2010・1・2

 

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