飯田上り坂

 

愛宕町坂道長屋解体

段丘の町・飯田を象徴する愛宕坂の長屋 その一部が解体されようとしている

赤いトタン屋根2つとその向こうの灰色の屋根 13年前の坂道と長屋風景は →jump

1階部分が道路下の崖屋造りで おそらく昭和前期の長屋住宅

下からの現場見上げ 右側の空き地はすでに数年前に解体された住宅の更地

この一帯はすでに空き家が多く いずれは全て無くなってしまいそうだ

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そして きれいに解体された現場 道路の崖際には手スリがすでに設けられている

(2021・8・15)

 

その1 水の手・愛宕坂

 

さて段丘の上の城下町・飯田だが中心市街地に入るには坂道を上らなくてはならない

ほぼ以下の4つのアプローチがある

1 東からの坂道 高松台地より一旦野底川に下ってからの坂道 小伝馬町・浜井町坂・大王路

2 東南方向からの坂道 いわゆる城東方面から真っ直ぐに上る比較的新しい坂道 柳通り・谷川線・水の手

3 南方面からの坂道 鼎方面から市街地に上る古くからの坂道 愛宕坂

4 西からの坂道 伊賀良・山本方面からの坂道 羽場坂・羽場坂バイパス

その1 水の手・愛宕坂

愛宕坂 →jump

 

水の手坂

城東方面から飯田城址の台地の斜面に沿って飯田市街地へ上る坂道

 

右手に飯田城址を見上げながら上り始める

1km近くの長い坂だけに途中いくつもの小道が取り付く

 

城址の丘の形に添って右に左に曲がりながら

右写真の小道が古くからの本来の道らしい

 

さらに城址へ上る小道 ここは飯田城の空堀のあった場所

さらにもうひとつの空堀跡が前方右に見えてくる ここで左にカーブ

 

今度は右にカーブして

さらに左カーブで愛宕坂のクルマ道と合流

左手に愛宕町の街並を見ながら左カーブ

さらに右カーブして ようやく段丘上に上りきる

 

下りの風景は クルマの場合 対向車が恐くて景色をみる余裕はない

歩けば松川を挟んでの鼎段丘の眺めは良い

 

水の手坂歩道整備については別項目とします こちら

 

城下新道 (2015・5・10)

旧飯田城の真下の水の手坂の上り口から谷川線に抜ける新道

クルマの出てきたところを右折して上り坂

旧飯田城の崖下にそってアパートの脇を左に曲がりながら上ると谷川を右手に

今度は谷川を右下に見て進み 二の丸坂に合流 右に谷川を渡れば谷川線に出る

交通量はほとんどない というか知っている人が少ないようだが それだけに自転車で

市街地から丘を下る際にはクルマを気にする必要がないので よく利用している

なお二の丸坂および谷川線については こちら

 

愛宕坂

鼎橋から市街地に上がる坂でもっとも古い坂道

橋を渡ると左にカーブして

 

加藤酒店の大きな酒蔵が道路右側に2軒

つづいて左側には戦時中の37の酒蔵合同で 旧喜久水酒蔵となった愛宕蔵

現在市が所有しているが未利用 合同以前の酒の銘柄は「愛の誉」だそうだ

 

このあたりは大火に遭わなかったため 風情のある街並

続いてヘアピンカーブ

ここで歩行専用道が左に別れ クルマは急カーブして右に上っていく

細いため車両の通過待ちが起こる さらに上って水の手線に合流

朝は上り専用 夕は下りの一方通行

 

一方人は急坂を登って 右写真の階段 あるいは近所のクルマは右手の急坂

 

左は上からみた鼎橋方面 右は階段からみたヘアピンカーブ方向

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2008・9・12

 

その2 谷川線・柳通り

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