飯田上り坂

その2 谷川線・柳通り

 

※追加・二の丸坂 →jump

 

 

柳通り

城東方面から飯田市街地へ上る比較的新しい坂道

城東地区は準工業地域で景観的にはみるべきものはない

右にカーブしながら野底川を渡る加賀沢橋 ここからが柳の並木

右方向の道路は高松台地に上る方向

 

新しい道路らしくほぼ直線で上っていく

 

左は別の日 ちょうど朝の陽を浴びながら下る風景 柳は刈り込まれている

朝日は脳内物質メラトニンの分泌を促すとか

家を出る時朝日を浴びたいから玄関を東に という施主にも出会ったことがある

家相で玄関を東に というのも あながち迷信とも言えないものがある

しかも何故か遠くの伊那山地が 望遠で見たように大きく感じられ

気持の良い朝の下りの道路

 

右は加賀沢橋から分岐 並行する旧道 昔はこれしかなかった記憶

旧道を上ると正面に旧飯田測候所のあった 橋北台地の突端

台地の側面に沿って 遠く馬場町にいたる

当然この旧道は南方向に眺望がきき 旧飯田城址の長姫台地を谷川線をはさんで望むことになる

 

谷川線

柳通りと並行して谷川沿いに飯田市街へ上る坂が通称谷川線

現在は国道151号と256号の重複区間となっていて これもほぼ直線

資料によれば飯田線の飯田駅より南進に際し 掘割で生じた土を

関東大震災の復旧工事で使用した12台のトラックを貰い受けて運搬し谷川線を作ったという

関連事項 飯田オメガカーブの掘割についてはこちら

おなじく長姫橋附近の様子についてはこちら

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右の道路は柳通り旧道を結ぶ坂道

 

さらに上って 左写真は右方向に同じく柳通り旧道の測候所の馬場町よりに取り付く急な坂道

右写真は同じ地点から旧飯田城址へ上る坂道

 

谷川線に戻ってさらに上っていく

右が橋北台地馬場町附近

 

そして奥にスクランブル交差点で市街地に上りきる 右に中央公園の南端

右写真はスクランブル交差点から下り方向 なんとなく雑然とした雰囲気

架空電線はなんとかならないものか

同時に柳通りの緑の景観的効果の大きさを あらためて感じる

2008・9・25

 

まむし坂

谷川線から下馬場町へ上る坂

追手町から下る坂は谷川線を横断して通称・まむし坂となる

ほぼ同じ急勾配で直線的に上っていく 右は左側の崖下に廃屋2軒 向こうの道路が谷川線

段丘崖に沿って いくらかカーブしながら上の下馬場町にいたる

下馬場町はここからさらに下り 旧飯田測候所から段丘下に下りて行く

正面に見える風越山に注目したい

(2015・3・17)

 

二の丸坂

近所の人にきいても名前を知らないということで 勝手に二の丸坂とした

まむし坂の反対側で谷川線から旧飯田城址の追手町に上る坂である

温泉施設「天空の城」を正面に見て 崖に沿って上がっていく

なかなか見事な法面補強だが 交通量はそれなりにある

上がりきると飯田美術博物館敷地の西の端 すぐ右に追手町小学校

 

その3 浜井町・小伝馬町・大王路

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