里山三角点登山

 

迷い道・二ツ山編 →jump ヤブこぎ・水晶山編 →jump 小野子・卯月山編 →jump 下中村・牧山編 →jump  

龍江・高森山編 →jump 千代・野池山 →jump 古道・笠松山編 →jump 上飯田・正永寺山編 →jump

三つ山・林間散歩 →jump

 

※三穂・夜明山&三峰山 →jump

 

朝登山・座光寺富士

通称・座光寺富士 正式には猪の山というらしい 座光寺方面からはたしかに富士の形をしているが

我が家から見える姿は屏風のような幅の広い連峰 左の切れ目が林道部分のようだ

朝 8時前に家を出て 電動自転車で林道を登り さらに背丈を越えるススキをかき分け ゲートにいたる

倒木の下をくぐって  わかりにくいが小さな看板があり自転車を置いて林道から登山道へ入る ここまで55分

基本的には尾根道だが 右写真のように眺望はほとんどない

ところどころ急登部分があるが 登りきれば尾根伝いで

1270mの頂上に到達 登山口から ここまで46分 さらにこの奥にピークがあるらしく 一旦下ると

舗装された林道があり その裏から15分登ったところが このあたり 眺望はここも何もなし

林道からは奥の本高森山や念丈岳方面

東方向は高森方面が霞んで見える

さらに林道を野底方面に下りかけたところから 飯田市街方面

ピンポイントで枝を刈れば展望が開けそうだが 残念ながら逆光

そうして下山 自転車のところまで戻ってきた 約2時間 ここからは下りばかりの自転車でスイスイ

途中 果樹園の中から上郷・上段の逆光風景 ウチについたのは11時ちょい過ぎの朝の登山だった

2013・12・8

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三つ山・林間散歩

箕瀬坂肩口から見た左が二つ山 右が三つ山 旧三州街道はその間を抜けていく

眺望はほとんどなく 三角点もないが やはり一度は登っておきたかった

地形図から判断して 比高の一番少ない山本アイパックス工場のグランドから

小尾根に取り付いて 尾根伝いに15分 頂上(746m)に達した

標高差120mでは とても登山とはいえず 散歩としておきたい

よく見ると それらしい山道がついていて 帰りはそれを下った

例によって写真は振り返りながらの逆順写真を再編集したもの

入り口ははっきりしなくて 左のあたり すぐヒノキの林間に入り

一度も空を見ることなく 登っていくと 案内板があり

大岩の下に石仏が鎮座 中央道を隔てた二つ山にも 2体の石仏があったが

これを見られたのが唯一の収穫

さらに道らしきところを登ると

まったく展望はなく 中央道の騒音がかなり響いてくる 頂上の平らだった

2013・11・19

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上飯田・正永寺山編

風越山麓の一角の正永寺山 遠くからは風越山に同化して はっきりわからないが

晩秋の夕方の横からの太陽光線で ようやくそれと認識できる

江戸町に移る前に古刹・正永寺があったという このあたりの正永町からは里山の雰囲気

当初 地図上から別ルートを割り出し登っていったが 途中から案の定 道がなくなり山斜面を急登することになった

しばらくして山道に合流し頂上に至ったが 帰路は山道をスイスイ下り 例によって振り返りながら撮影した

果樹園の中の林道を上り

終点の竹ヤブの手前から竹林に入り

抜けると 沢筋らしい山道に出る

標識はないが わりとわかりやすい道で

尾根の高いところへ出て 左手の高みに三角点

三等三角点・正永寺山(821m) クルマを置いてから約200mの上りで30分

下りは快適に20分で林道に

ここからは上飯田から鼎方面 さらに右に振ると中央道から伊賀良・北方方面の展望

2012・12・10

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古道・笠松山編 補足/梅ヶ久保ルート →jump

R153号通称アップルロード(500m)を西上するとき真正面に見えるのが笠松山である

伊賀良方面の人々にとっては親しみのある里山といってよい 登山ルートは二つあり

今回写真真ん中の尖がり屋根 日本トレッキング(720m)の奥からの尾根道をたどってみた

三和農園の脇を上って林道の広くなった場所にクルマをおいて歩き出したのだが

山作業のオジさんに道を聞いたら 親切にも案内してくれたのはクルマの横の山道

かなり急登して本来の登山道と合流 まもなく五番観音

さらに十番観音と登り なぜか十八番は道脇の奥まったところ

二十六番から約10分で小峠に

ここは中村・山本方面に見晴らしが利き 右端には飯田高原

さらに登って三十一番 汗びっしょりで笠松峠に到着 三十三番観音ほか石碑多数

標高は1260mくらいで ここまで約1時間

飯田方面の眺めはいいが 想像通り前山が邪魔している

この日は霞んでいるが この時期しょうがないか

少し左に振ると これは大休方面 グランドが飯田風越高校

さらに林道を歩き出すと同年代の夫婦と出会った なんでも山頂が分からず引き返したという

たしかに林道はどんどん下がっていってしまう 引き返してみると赤いテープの山道をみつけ

逆方向から急登すると 赤く塗られた標石 だが記憶の三角点位置とは明らかに違っている

どうもここが山頂といっていいのかも知れない(約1320m)

これがその林道を逆の峠から見た山道の入り口 これじゃ見過ごしても無理はない

あとで調べたら この手前右側に三角点はあるという これはもう一度登ってみる必要がある 

秋の空気の澄んだ日に今度は梅ヶ久保からのルートで登るつもり

(2012・9・3)

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補足・笠松峠梅ヶ久保ルート

梅ヶ久保の神社脇の林道を行けるところまで この先 前日の雨でぬかるんだ赤土道にスタック寸前

そのままバックで引き返してクルマを置き歩き始めた

林道のほぼ終点 右手の登山道入り口標識から ずんずんと登っていく

二十四番観音の手前で日本トレッキングからの本道に合流

さすがに前回よりも空気は澄んでいて こちらは山本方面

約45分で峠の展望台に到着 地図通り本道にくらべると やはり距離は短いようだ

逆光を避けて午後から登ったので 予想通りの見事なパノラマ

前山の左に飯田中心市街地

右には鼎から伊賀良・北方とアップルロードまで

しばし眺望を愉しんだあと 風越山を横から眺めて 次の目的の三角点探索に出発

林道右側の小高い部分にありました

いつも通り三等三角点の頭をなぜて 下山を開始した

2012・11・8

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千代・野池山編

千代・野池集落の北側 (898m) 右端の高圧線鉄塔の脇から尾根伝いに 2番目の鉄塔の左が頂上

なおこの鉄塔は尾根より奥に建っている

野池の集落奥の橋の袂にクルマを置いて 中電の管理道路へ入っていく ここが標高約700m

今回 飯田在住の里山研究家 「展望台の住人」さんのHPを参考にしたので気楽にアプローチ

左の山道を進むと 沢道に出て 管理道整備の作業中の二人に道を聞き

水の流れる足場の悪さに難渋したが 斜面を登って尾根道に

ここからはかなりの急登だが 樹脂製の階段が整備されている 尾根道を少し行き

高圧線鉄塔の足元を登る

また尾根をほぼ水平に移動しようとしたところ 動物の黒い影 ヤバイかなと思って立ち止まること しばし

イノシシの子供 いわゆるウリンボが3匹ほど親の方へ駆けていった 少しウナリ声が聞こえたが ようやく

立ち去った気配に進んだところ 今度はシカ とまともに遭遇 気がつけば足元に 子鹿がうずくまっていた

いずれも咄嗟のことで撮影はのがした (なお帰路には子鹿の姿は消えていた) さらに急登すると

ちょっとした平に三角点 ここまで約20分 周囲の見通しはほとんど利かず

帰り道 鉄塔の足元からは 隣の山筋だけが見えた

2012・8・6

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龍江・高森山編

龍江の里山・高森山(684m) 龍江地区からは意外に見えなくて

これは市街地の愛宕坂途中から遠望したところ 右の杜は矢高神社

地図によればクルマの通れる道はなかったので左の山道を登ってみた

かなり荒れた山道で15分ほど登って頂上の社の裏側に出たのだが

なんと正面には立派な参道が整備されていて 帰路はそっちを降りた

で写真は振り返りながら撮ったもの

とくに無理しなくても通過できる道路が山を巻いて鳥居下を通っている

鳥居からは一部階段で かなりの傾斜の参道 頂上の社は八坂神社と富士浅間神社となっている

社前に三等三角点 周囲は展望なし

2012・7・21

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下中村・牧山編

三つ峰の右端が目標の山らしい 草刈作業のオジさんに聞いても名前はない とのこと

勝手に三角点の名称の「牧山」とした タバコ蔵の上が頂上のようだ

右地点に電動自転車を置いて果樹園方向に歩き出す

林を抜けて さらに山を目指す

この先の2差路でとりあえず左の道を進み周辺を探索したが 見つからず

今度は2差路手前の高地点を探してみたが これも空振り 最後に2差路を右に進んで

途中なんとなく行けそうだったので斜面を登ると 頂上に三等三角点(565m)

正味時間は自転車から15分くらい

山を下って集落方向 右手の台地の上が運動公園 左の山塊が風越山

2012・6・25

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小野子・卯月山

上久堅小野子集落 クラインガルテンの上に卯月山 頭に高圧線の鉄塔が聳えていて やや無粋

今回予備の電池を借りて 橋南公民館から電動自転車により出かけてみた

左が登山道入り口

古くから親しまれていた地元の山らしく 要所に石仏が配置されている

またところどころに留め山テープが張られていて マツタケ産地の雰囲気濃厚

しばらく登ると高圧線鉄塔が近くに見えてきて 小峠にいたる ここから右の小道を急登する

地形図を見ると越久保の観音堂上からの道路が通じていて ここまではクルマで来られそうだ

鉄塔を背景にした頂上 ここには二等三角点 標高1101.5m 所要時間は30分

道を聞いたオジサンによれば 今年の正月も百人以上は登ったようで

ここから伊那山地に昇る初日の出を拝むらしい 昨年は卯年でとくに多かったとか

逆側の飯田方面のパノラマ この日はやや霞んでいて 左の山塊が神ノ峯 中央上に風越山

(風越山については こちら 神ノ峯については こちら

なお電動自転車の走行距離は 30.5km 心配だったので下りや緩い上りは小まめにスイッチオフ

予備電池を使いきり なんとか愛宕坂を上がって橋南公民館にたどり着くことができた

2012・6・7

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ヤブこぎ・水晶山編

中央道山本IC附近から見た 右が水晶山(標高798m) 左は城山(733m)

頂上には2本のモバイル鉄塔が建っており クルマでも行けるのだが かなり大廻りの道路で

今回色気を出して 途中から山道に入っていった

しばらくは道があったのだが やがて消えて この斜面を登ることに

頂上真下では 目標の鉄塔まで約10分の猛烈なヤブこぎ

別のところから登る山道に出て 頂上の平に

山本側に 二等三角点を確認

こちらは逆側の天竜川と南アルプス方面の眺望

2012・5・19

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迷い道・二ツ山編

飯田市からは南西方向の大きなランドマークで標高は772m

市役所の電動自転車を借り受け 二ツ山を正面に見て中央道側道

中村から山本へ

中央道と国道153号が併走するあたりで山道に入った このあたりが標高600m

しばらくは道らしきものはあったのだが

そのうち道がなくなり 植林地を急登する羽目になった

ただその分見晴らしは良く これは大瀬木から三尋石方面 近くに旭ヶ丘中学校 遠くに風越山

さらにもう少し登った先からは大明神原のパノラマ

やっと植林道をみつけ ようやく本来の登山道に戻った

登りはじめて20分 頂上に到着 といっても見通しも悪く

三角点をしばらく探したが見つからず

尾根を移動していくと 石仏があり

さらにその先の右手の高みに三等三角点 背景は山本側だが逆側も見通し悪し

下山を開始し尾根道を移動 またも石仏 その先は道がはっきりせず

結局 急斜面を降りて沢道に出た

そして集落の脇を通り 中央道の側道を戻った

どうもこれが本来の登山道らしい ようやく電動自転車にたどり着き 側道づたいに飯田方面へ

2012・5・6

 

三穂・夜明山&三峰山

三穂の伊豆木から立石方面に向かい 立石峠から東に向かうと正面に夜明山

小高い丘を登ると太子信仰の聖徳太子の石碑

もときた道を戻って 今度はそのさらに東側の三峰山(左の高まり)

同じように登ると今度は三峰信仰の石碑 もともと伊豆木村と下瀬村との境界になる

弟川方面の眺めはよくて 三遠南信道が横に走るのを俯瞰する

今は削り取られて飼料用トウモロコシ畑になってしまったが

古い地図によれば このあたりは小さな丘になっていて四等三角点・三峰山があったようだ

三角点マップによれば中央右寄りの画面の下側 黒い部分あたりが その位置らしい

2019・3・21

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