飯田丘の上・街角景観/丘の上商店街

 

知久町1丁目昭和ファサードは改題し移動しました こちら

 

大正昭和 飯田むかし語り は別項目とします こちら

 

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2023年 飯田まつり

人形劇フェスタの週末は飯田まつり 知久町1丁目ではミニ公演

銀座通りを下り スクランブル交差点はダンス天国 折しも フラガールズの皆さんが登場

中央通り1丁目の露店風景

並木通りとの角は まつり本部のテント

(2023・9・3)

 

丘の上商店街

中央通り商店街

飯田駅を出ると真っ直ぐに下る中央通り4丁目

道路の傾斜は店舗1軒で間口にもよるが 15〜30cm

つまりこの街全体が東南の方向に下がっている

 

3丁目からはいくらか左にカーブして 2丁目に入ると今度は右にカーブ 

 

1丁目ではさらに右にカーブする

右がが最も低い部分 これから銀座とのスクランブル交差点へはいくらか上ることになる

つまりこの交差点は当初もっと低かったものと考えられるのだ

銀座通りが左方向の谷川の橋へ下がっていたのだ

ところが橋の高さを上げたために このように不自然な勾配となったのだろう

 

銀座商店街

スクランブル交差点を右に直角に曲がると東南方向の銀座商店街

2丁目までは上り勾配 左側には飯田城の堀があった

したがってほとんどの店舗に地下空間がある

3丁目は左右に再開発ビル 上層階は住宅

 

知久町商店街

銀座通りの4丁目を過ぎての交差点をさらに右に曲がると知久町商店街

中央通り・銀座通り・知久町とコの字を描く

右がりんご並木との交差点 ここから2丁目・3丁目と商店街が続く

中央通りと同じ様に緩やかに上る

 

橋北商店街

スクランブル交差点を北方向に向うと橋北商店街

この橋を境に橋北と橋南と称して 銀座通りから連続する伝馬町商店街は上りとなる

右は2丁目

 

さらに3丁目では左にカーブ

城下町時代 枡形があり 整形したため

右はそのまま続いて桜町商店街となり JR桜町駅に至る

 

伝馬町商店街の入り口から東方向に馬場町商店街 

さらに奥で左に曲がると江戸町の小さな商業集積 ここらは大火に遭わず古い町並み

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2008・9・10

 

平成28年申年飯田お練りまつり抄録

3月24日(木)

大宮諏訪神社式年大祭・神輿渡御

数えで七年に一度だから 諏訪の御柱と同じく 6年毎の式年大祭に神輿が市内を巡行

神職を先頭に街中の様子をご覧になるという ここはJR桜町駅前

青の法被姿は飯田風越高校の生徒で 一日かけて ほぼ全て18kmを歩くのだそうだ

 

3月25日(金)

3日間の初日は大名行列と東野大獅子だけが出演

知久町4丁目に勢揃いした大名行列

こちらは錦町裏通りで演舞中の東野大獅子

中央公園プール跡のテント村も無人 中央広場も同様

 

3月26日(土)

桜通りからりんご並木方向 交差点の手前にまつり本部

祭り本部前はすべての団体が演舞をおこなうので もっとも混雑

プール跡のテント村にも人出

中央広場にも活気

右は知久町3丁目の東野大獅子

 

3月27日(日)

日曜日の最終日も城下グランドの仮設駐車場からシャトルバスにて長野県合庁前に続々と見物客

本部前で上山獅子の演舞が始まった

長野県合庁から中心部に向かう主税町の屋台獅子2基 左 駄科南平 右 羽場の獅子

今回この駄科南平の獅子は18年ぶりの登場だという

(2016・4・12)

 

飯田まつり歩行者天国追加

8月の第一土曜は飯田まつり 主要商店街は歩行者天国となり 各町内で催し物を競った

ここは中央通り3丁目

別名「飯田りんごん」 これは「長野びんずる」「松本ぼんぼん」などに倣い昭和50年代から始まった都市祭りで

今年は30周年だという 中央通り2丁目

夜には「りんごん踊り」で各連が練り歩くことは他都市と同じ

中央通り1丁目

長野県下ほぼ全部の都市で行われている

ここスクランブル交差点は今年もダンスグループが踊っている

伝馬町1丁目でもなにかやっているようだ 今回パス

銀座通り2丁目では大道芸

3丁目は氷出店

続いて知久町1丁目

さらにりんご並木を越えて2丁目

*

第37回 飯田りんごん追加

「飯田りんごん」 とは 「長野びんずる」 や 「松本ぼんぼん」 と同じく 昭和50年代半ばに始まった都市踊り

上記 飯田まつりの一環として 同日夕方から繁華街を 踊り連が練り歩く

新人形時計塔の周辺は格好の休憩処

 

中央通り3丁目ろうきん の駐車場も露店が盛況

猛烈な夕立に遭う年もあったが 今年は最高気温37度越えの8月第1週

(2018・8・9)

 

中央通り4丁目映画ロケ

たまたま通りかかったら ロケバスほか大勢の人だかり

どうも映画の撮影らしい 近くの関係者に聞いたら ラフ ラフ ダイ(仮)という映画で

沢城湖の施設に泊り込んで 全編を飯田でロケするという

これは3テイク目 若者たちが横断歩道を走って逃げる というシーン

それを追いかける黒づくめアタックスーツの2人

(2021・12・30)

 

それから1年 ようやく飯田・トキワ劇場にて先行封切

どこで撮影しているのか 景観的に興味があって 数年ぶりに映画館へ

初日には関係者による舞台挨拶があったというが 平日の午後とあって 全34席のうち 観客は2人のみ

主として 笠松山麓の温水ため池・沢城湖と保養管理施設・沢城荘で合宿しつつ撮影したようだ

(その後 建物は老朽化により解体された)

左は湖畔の牧場 右は飯田駅前のアイパークが舞台

さらに こちらは知久町の裏界線

映画自体の感想は とくにありません

(2023・1・15)

 

令和4年寅歳飯田お練りまつり

3月24日 大宮諏訪神社式年大祭 神輿渡御 3人の神官を先頭に旧市内を巡覧

中央図書館前を神輿が通過

翌25日からが 飯田お練りまつりの始まり

ただこの日は出演団体の演舞は大名行列と東野の大獅子のみ

この2団体は 6年毎(数えで7年と言われている)にしか見られない

26日は生憎の曇り空 午後には低気圧通過で雨の予報

中央公園のステーションも閑散

それでも谷川橋の西の広場にはキッチンカーが並んでいた

中央通り4丁目 やはり人通りは少なめ

空き店舗での民俗芸能サロン 長野から ゆるきゃらの「あるくま」も法被着て参加

いよいよ最終日の日曜日 天候にも恵まれて 大勢の人出

車椅子で家族に押されての高齢者も あちこちで見られた

「今年は見れたが次はどうかな」 というのが お年寄りの定番の挨拶だ

諏訪の御柱もそうだが 群集のなかで 大名行列と東野大獅子をチラッと見れば満足

大げさにいえば 年寄りにとって6年間生きてきた年月を確かめる行事ともいえるのだ

コロナ禍での開催にも賛否あり その後の感染者の増加も予想どおりの展開で

医療関係者には負担を強いることにはなったが やはり挙行すべきものと思えた

(2022・4・7)

 

 

裏町文庫閉店

市役所から知久町3丁目に抜ける横丁に 古書店・裏町文庫 知人が いいネーミングだと感心していた

ある時 福祉車両が止まっていた そんな訳で閉店となってしまったか

店主は詩人でもあり 時折地元紙に軽妙なエッセイを綴っていた 郷土資料も広く収集し販売

数あった市街地の古書店も ついにこれで ゼロとなってしまった

カーテンの隙間から  うず高く積まれた平台の書籍類は姿を消したが 棚にはまだ本が残っている

(2022・10・27)

 

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