リニア関連 景観ファイル
リニア将来都市像 軌道通過地 リニア飯田駅前空間 松川工区 上郷国道4車線化 座光寺SIC 座光寺上郷道路 代替地
喬木村関連 竜坂県道拡幅 天竜川橋梁 高森GWY
上郷北条上の段
竜坂県道229号線(市場桜町線)拡幅準備は別項目とします こちら
新戸川上流部周辺
リニア本線の通過する山付けから 竜西一貫水路との交差部 サイフォン工事は完成に近づいている
南北の四角い竪抗は設置も 通水はまだ 切り廻した仮設水路にも水はなく 止めているようだ
同時に新戸川の流路変更部分 遊水池となる場所での遺跡調査
逆側から リニア本線は右の青いシート部分 新戸川は このあたりで本線下を横断する
(2024・10・20)
駅西賃貸マンション完成
そうして建物が完成 入居者募集の看板
(2024・3・17)
駅西賃貸マンション
北条地区上の段でのマンション建設が始まっている
敷地に高低差のある やや難しい場所で 全く予想していなかった
駅には近い場所だけに 今後あちこちで計画が進みそうだ
(2023・11・25)
西尾踏切 リニア通過地
JR飯田線 西尾踏切に至る道 この真下をリニアが通過する
撮影時には正面に2階屋が建っていて 右に振ると 右手に小さな神社 左手には民家が並んでいた
この時点で手前の2棟か解体 基礎のみとなっている
さらに建物解体は進み 白い防炎シートのアパート3棟が解体工事
そして竜東一貫水路のサイフォン工事が始まろうとしている 手前の赤白ポールが軌道中心
掘削のためにシートパイル打ち込み中 真ん中に1軒民家が残っているが
旧北条遊園地に大きな住宅が建設中 それが代替住宅かもしれない
(2024・2・6)
竜西一貫水路サイフォン工事準備
画面中央やや下を横切る 竜西一貫水路 そこをリニア軌道が直交する
そこで長さ 25m 深さ 12mの大きなサイフォンが必要となる
現在その準備として 水路の切り廻し作業が進んでいる 土木機械の先のコンクリートが水路部分
山側に仮設の水路が施工されている
問題は深さ 12mを どう掘削するのか どうも シートパイルを打ち込んで掘削するらしい
(2023・12・9)
駅西部リニア軌道通過地
北条上段からリニア駅方向 オレンジフェンス部分が軌道下部分か
西に移動し JR線との交差部から この真下を上の駅に向けて軌道が地上通過
したがって画面中央を横に走る 竜東一貫水路はサイフォンで軌道下をくぐる
逆側からJR線方向 防炎シートのアパート解体部分が軌道
(2023・8・8)
県道229号線 上の段 新設道路
下の図は今後の新道あるいは河川付替の概要
点線で囲った部分は現在休耕地 あるいは古い賃貸アパート・貸家が建ち並んでいて
将来的には3階建てのアパートや賃貸マンションの出現が予想される場所でもある
リニア軌道によって上の段地区は完全に分断されることになる
軌道を越える新道や歩道橋が計画されているが
土曽川寄りの新道2本が完成し同時供用となった
計画よりも かなり遅れて完成した 南上り坂
これは昨年10月の末の工事現場
右写真のように奥の墓地までの新設だが 途中から南方面への既存道路(左写真)もあわせて改修
その部分から県道方向 セキスイのアパートと駐車場が県道
これも昨年の工事現場を西側から
右写真の軽トラの脇が墓地 左写真は そこから県道方向
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手前が もう1本の北新設道路 奥に上記南道路入り口の擁壁ブロックが見える
右のように田圃の赤線部分を拡幅しての新設道路
これは上の方から県道方向 一部用地買収に支障が生じたのか 3角形の狭窄部がある
夜間のクルマの通行は注意する必要がある
左写真が下水管敷設時の道路工事現場(上の写真と対照) その部分を南側から撮影(電柱は同じもの)
*
北条上の段にとって この2本の道路の開通は大きなイメージアップになりそうだ
下段からの隔絶感は かなり解消された印象だ リニア駅にもっとも近い場所として注目されるだろう
(2021・9・7)
***
リニア中央新幹線は喬木村から高架で天竜川を越え 上郷北条に飯田駅が予定されている
そこから風越山トンネルで飯田市街地の地下を進むことになる
高架のリニア駅から 上の段では地上を走り トンネルに入っていく
リニア駅周辺に次いで 今後の変貌が予想される地区 それらを記録しておきたい
県道229号は上郷上部の中心部 高松通りから 竜坂をくだり 飯沼諏訪神社の石段を左に見て
右折道路は御柱街道とよなれる 大型店イオン上郷店への近道
いわゆる上郷旧道として北条振興センターと薬師堂の下を通り ここで3差路を右折すると
北条花の道と呼ばれる歩道のある道路で 北条交差点で国道153号に接続するため 通行量は多い
直進すると JR飯田線の座光寺踏切から元善光寺にいたる すでに拡幅が計画されていて
振興センター手前にあった民家3軒は更地になっている さらに手前の民家も解体中
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まずは端から端までを歩いてみることにする
竜坂の中ほどから左に入る道路 そのまま進むと ところどころに県道から左に上る小道がある
小道に入って進むと 県道へ下りる道路との辻 右に進み そこから少し南に戻ると 北条振興センター
手前に薬師堂があり 廻り込むと振興センター玄関に至る なお左折して坂を上ると JR飯田線飯沼踏切
石段下から見上げる振興センター 右が薬師堂
2階が会議スペースになっていて リニア関連の工事説明会もここで開かれている
県道の3差路を見下ろす 右が竜坂方面 左上が国道方面
元に戻って 進むと突き当りが貸家群に入る私道 この先でリニア線路とぶつかる ここを左折し上り勾配
真っ直ぐ行くと突き当たりで ここを右折 目の前をリニアが横断する
少し行くと田園神社 石段を上がると JR飯田線の線路の上に小さな社
田園神社前から真っ直ぐ行くと 土曽川にぶつかる 目の前は座光寺上原遺跡
座光寺SICからの座光寺上郷道路敷地で 発掘作業が終わったところ
土曽川上流には すぐ目の前に JR飯田線の鉄橋 右方向の土曽川沿いの小道を下ると 橋が県道
県道から上段への上り坂
北条交差点への県道3差路から すぐのところに上り坂
真っ直ぐ西に向かって 左にカーブ ここから さらに左に入る道があり そこから突き当たると北条振興センター
今度は右にカーブして 本道との辻 そこを突き抜けて さらに上ると JR飯田線の飯沼踏切にいたる
古くからの黒田高台への道 なのかも知れない
県道からは もう1本上り坂がある
県道は上り勾配のため 相対的に坂道は長くない 上りきって右折して進むと 田園神社の北側に出る
高台からの俯瞰
上に同じく 南から北へ 集落を眺め下ろす高台から 地区を俯瞰してみる
集落中心部から 上郷黒田に上る坂道がある
座光寺駅から段丘上部へ高度を上げる JR飯田線の飯沼踏切に至る小道で その手前からの眺望
赤白のガードパイプのある コンクリート舗装部分は竜西一貫水路
その竜西一貫水路を北に移動していくと
中央にイオン上郷店の屋上広告 その左やや下に 2階建ての北条振興センターの大きな屋根
やはりJR飯田線の西尾踏切に至る坂道からも 眺望が開ける
上の場所よりも 左(北側)に振った風景で この下に まさにリニアが通る場所
同じ位置から さらに左に振ると 山際から土曽川方向
そこから坂道を下り 北側に平行移動すると 田園神社への石段がある
その途中から冬の木々を通しての 集落 手前に運動広場 右上にイオンの広告塔
線路を越えて 祠 まで上ると リニア駅周辺は良く見えるが 樹木で集落は見えない
リニア中心杭
今度は土曽川方面から リニア敷地の中心杭までを歩いてみる
曇天のしかも逆光状態のため 不鮮明な写真となっている
正面の山の右手が風越山トンネルの入り口
ほぼ右写真の目の前を リニアが走ることになる
*
地区内を歩いてみると ところどころに住宅の基礎がそのまま残っているのを目撃する
建物は解体しても 基礎だけは残っているのだ
調べてみると ほぼリニアの軌道敷きに該当しているようだ ここでは貸家の3軒分
ここでも2軒 手前については施工状況からは わりと新しい基礎のように見受ける
さらにその東側の道路際 ここも3軒分の住宅の解体現場
一般的には基礎も取り除き更地にするのだが それが残っているというのは ある種 異様な風景といえる
2021・3・9
エリア特性
北条は旧上郷町飯沼の一番北に位置している さらにその上の段は
西に上郷台地の山地に面していて 東は県道229号(通称・市場桜町線)からの高低差
北は土曽川 南は禅寺・迦葉山鶏足院の境内と墓地により 他地区とは隔絶感がある
*
さらに この地区の特徴として アパートというよりも 平屋の貸家が多く見受けられる
いずれも建設から かなり年数が経っており 建て替えが計画されてもおかしくない
それと農地や未利用地が意外に住宅の背後に そのまま残っている
上郷飯沼の他地域とくらべての気象条件については 標高 と 西側の段丘による日照条件が気になるが
積雪後に訪れた限りでは とくに他地域に対し 雪解けが遅い という印象はなく ほぼ同じと考えてよさそうだ
田園神社から見た リニア駅中心部 青い屋根のパチンコ店から右下に向かって 線路が横切ることになる
つまりは地区と隣り合わせの位置 徒歩 5分で駅に到達する絶好の場所である
現在 近くを通過するバス路線は阿島線が飯田市街地とを結んでいるが バス停は やや離れた位置にある
リニア駅とJR飯田線の接続新駅については 現市長は消極的で バスなどによる座光寺駅との連絡を考えているようだ
中央道へは このほど座光寺PAにスマートインターが供用開始になり
リニア駅との連絡には座光寺上郷道路が計画されていて この地区との結びつきは強くなる
上郷小学校・高稜中学校ともに高台の上にあるが 専用通学路を使うことになる
飯沼地区全体からは もっとも近い位置にあり 国道や県道の横断なく 通学が可能だ
高台の上郷小学校と 隣の飯田女子高の南側には 上郷支所
また統合された 上郷なかよし保育園はへはクルマで3・4分の距離
商業施設は イオン上郷店が主として利用されよう
そのほか 国道沿いには飲食店の集積や 家電量販店 書店や百均店など 一通りの施設が整っている
注目したいのは 国道から東に集積する 医療関係の施設の集積で
国道西側の歯科・内科医院を加えると ほぼ全科にわたっており 安心感がある
以上の点から 住居地としてのポテンシャルは 他地区と較べて高いとみてよい
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なお建築基準法上の用途地域は一部をのぞいて 無指定ではあるが 上郷地区計画での居住エリア
となっていて 実質的に 第1種中高層住居専用地域に準じた用途制限と12mの高さ限度制限がある
とりあえず 市としては3階建てまでの中低層住宅地を想定しているようだ
(2021・4・27)
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西浦遺跡調査開始
段丘下の豊富な水が出る場所だけに この北条上の段は古くから 土地利用がなされていたらしく
そのほぼ全域が西浦遺跡として指定されている
竜坂を下ると 中込商店が解体中 東側に店舗と自宅が完成し移転 その50m先では すでに民家が解体
さらに県道229号を進み この上空をリニア軌道が通る位置 左の理髪店が解体更地となった
その道路左の崖上からの リニア駅前用地 中心の廃業したパチンコ店まで見通せるようになった
さらに崖上部分では遺跡調査が始まった 崖の突端部分ではトレンチを掘っての調査
結局 めぼしいものは発見されなかったようで つづいて東側の平地部分のトレンチ調査
一時上郷国道の遺跡調査が進んでいたが なぜか調査チームはこちらに移動
上の場所から道路を挟んで東側 すでに住宅の基礎部分は撤去され 重機がトレンチを掘っている
まさにリニア軌道の通過位置だが まだ居住している住宅も ちらほら見受けられる
そんな居住者に 移転のプレッシャーをかける 政策的な遺跡調査のような匂いを感じた
(2022・7・28)
北条上の段から国道を横断し飯沼方面に流れる新戸川
その新戸川が県道229号と交差する附近で大規模な河川改修が今後行なわれる
段丘下から流れ出た水は北条上の段から ここで大きく屈曲する 当面は この部分の護岸工事
さらに上流では リニアの軌道と交差することになり
現在の流路を変えて できるだけ直角に横断する形に変更する予定のようだ
上流から下流方面 橋は県道229号
(2023・4・18)
新戸川改修竣工
県道からの上流部で行われていた改修工事が とりあえず終了
屈曲する両側の擁壁を改修し 川底には丸石を配置
改修はここまで このあとは右に曲がり リニア軌道をくぐる 流路の変更となる
逆側から下流方向 道路関係は新しく設けられた
(2023・3・19)
新戸川上流部
新戸川の流路も リニア軌道に影響を受け 河川改修の予定
とりあえず現況を記録しておきたい
新戸川源流に近い部分 上がJR飯田線 その下側から流れ出てくる
東に向かう流路は オレンジコーンの近くで 竜西一貫水路と交差する
左に少し見えているのがサイフォンで 河川の下側を横断している
やや曲がりくねりながら流れつづけ
上記 工事部分に向かっている 計画によれば このあたりをリニア軌道が地面上を通過するため
流路を左に振って 上記のように直角に近いかたちで 交差するように変更を行なうという
(2022・4・18)